電子書籍
何度読んでも
2019/10/04 03:13
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投稿者:pichi - この投稿者のレビュー一覧を見る
何度読んでも胸がギューっとして目と鼻の奥が痛くなります。続編のラジオを読む前に、おさらいとして再読しました。完全ファンタジーなBLもいいけど、こう言う現実感があるのもじっくりゆっくり読むにはいいですね。
電子書籍
大丈夫
2018/08/25 21:12
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投稿者:かなぶん - この投稿者のレビュー一覧を見る
大丈夫、この作品の終わり方はこうですが、
「ラジオ」という続編があります!!
ただ、続編がなくても、
とてもリアリティがあり、朝丘先生らしさを感じる
素晴らしい物語だと思います。
私は続編があり、ほっとした一人ですが、
ないほうがよかった!と思われる人もいそうですね。
紙の本
シリーズ1巻
2017/10/31 20:37
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝丘さんは作品に流れる空気がいつも同じで感心しますね。
芸能人だからと2人の関係が制約されちゃって、別れなければならないのがとても悲しくて辛かったけど、続編のラジオでどうか二人が二人で幸せになってほしいですね。
これもうすぐ続編出るそうで。楽しみです。
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切り付けるような恋をする作品だなあと思う。
好きで好きで、ちゃんと思い合っているのに、思い合っているからこそ二人の事だけを考えられない。そんなお話。
とてもいとおしいと思いました。
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すごく好き。切なくて何度も涙腺刺激された。同性愛ドラマを演じることで演者二人の恋が進行していく運びがとても良かった。海を演じる拓人の感情が海の岡崎への恋情にシンクロして、岡崎を演じる裕次に惹かれていく。それは役にはまり込むゆえの疑似恋愛ともいえるけれど、やがてそれが海の感情から離れて拓人として裕次を愛し始める。役を通じて役を超えて紡がれる二人の心理描写がとても胸に響いてたまらなかった。拓人が選んだ結末は切ないけれど納得もできる。でも、やはり続編「ラジオ」ではハピエンを願う。続きが早く読みたい!
二人が演じた「白の傷跡」、今のBLでは難しいエンドだけれど読みたい気持ちが大きい。商業出版が無理なら全サ小冊子で読ませてくれないかしら。
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書き忘れ。。。
何度も何度も読み返した作品。
高校生でモデルの拓人が憧れの俳優恵裕二に名指しで指名されたドラマ。
それが同性愛だと知って難色を示しながらも恵が何故自分を選んだのか知りたくてアポもなしに尋ねていく拓人。
そんな拓人を優しく受け入れる裕二。
二人の距離の縮まり方が愛おしいほどにゆっくりと優しくて、そしていつも切なかったです。
裕二の立場を考て守る為に離れるという拓人の決断は強い想いがあるからだと思いました。
胸が痛くなるけれど、春先の日差しみたいな優しい雰囲気の作品でした。
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え、こんな終わりなの……!?
って愕然としたけど、続きがあるのですね。いや、まさか、別れて終わりとかそんなバッドエンドありえないと思ったので、あとがきで続きがあると知ってホッとした。
とは言え、中で演じられているドラマがマジでバッドエンドだったので、ありえなくもないだろうと最初は思った。
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読んでいて終盤イヤな予感はしていたけれど、まさかのバッドエンドです・・・。
誰かを想って心が揺れる、きゅーんと切ないお話ではあるのだけど・・・。
なんか不納得だった。
17歳の売れっ子モデル拓人は、同性愛をテーマにしたドラマに抜擢される。恋人役はかねてから憧れていた俳優の恵裕次。
最初は役柄に不満も不安も抱いていた拓人だけど、裕次の熱意にほだされて、相手役を引き受ける。
初めてのドラマ撮影。初めての演技。憧れの人との疑似恋愛。
拓人の気持ちは次第に役柄とシンクロしていく。
ドラマが進むにつれて、プライベートでも気持ちを募らせていく拓人。
自然にふたりはプライベートでも恋人同士になる。
裕次を好きになればなるほど、自分たちの関係が家族やファンやお互いのキャリアを傷つけるのではないかと悩み始める拓人。
他人を犠牲にして成り立つ幸せなんて続かない。周りに迷惑をかけてる関係なんて耐えられない。
いつしかそれが今のこの想いさえ汚してしまうと思いつめる。
だから拓人が下したのは、『好きだから、別れる』という選択。
ゴメン・・・全然共感できなかった。何も別れなくてもよかったんじゃないかな。だって、まだ何も失っていないのに・・・。
『好きでいること以外、全部終わりにした』っていうんだけど、WHY?
そんなのきれいごとだ。
誰かを好きになるなんて、もっと汚くていいのに。他人に譲れる想いなんて本物じゃない。
そう思うのは、私のBL脳がただれてるせいなのだろうか。
百歩譲って、拓人はまだ17才だから、子供だから、白か黒かしかないのかな・・・と思うことにした。
果たして大人の裕次さんはそれでよかったのだろうか。
でも、大好きな子から、しかも将来これからっていう子どもから周りやお互いの将来のことを考えて別れようって言われたら、すごい嫌だけど、うんって言ってしまうかも。大人だから。例えそれがピュア過ぎる身勝手な自己完結だと思っても。
子どもの決断を尊重するしかない大人・・・すごく切なかった。
たぶん本来の意図とは別のところでわたしは切なくて身悶えしそうだった。
続編の発売予定があるらしい。お願いだから、今度はHappy Endにしてください。
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BLで初めて買った本
初めてでこの本をかってよかったな~と思える一冊。
エロでなく、二人の心情重視のこのお話がわりと自分の中のBLの基盤になってるように思う。
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最後がHAPPY ENDじゃないものは苦手なのに、こんなに惹かれたお話は初めてです。心がキュンとなってせつなくて・・・。
続編があるらしいので楽しみにしてます。
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まさかのバッドエンド…。別れて終わり、という商業BLを初めて読んだので驚きました。
拓人のほうは祐次さんを大好きで大好きで色々思い悩んだ結果、
ああいう選択をしたのだろうということは共感できましたが
祐次さんのほうはそれでいいの?という疑問が読者には残ったまま…。
拓人の気持ちはよーーくわかるんですが、イマイチ祐次さんの想いの熱というものが伝わりませんでした。
ほんとに祐次さんって拓人のこと好きだったのかなー?
大事に想っていたのはわかるし本人も明確に想いは拓人に伝えているのですが
その感情が愛だったのか恋だったのか…。
相手の迷惑にならないように別れる、って「それでも好きだから一緒にいたい!」と安易なテンプレート通りにならないところは好きですし、
朝丘さんらしくお話全体に漂う透明感とか静寂、切なさが読んでいてとても心地よかったです。
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読み進めて終わりが近づくにつれまさか…とは思ってたけど…。まさかのバットエンド。俳優・恵裕次×現役高校生モデル・榊拓人。同性愛を題材にしたドラマで共演して裕次への恋心に気付く拓人。
うーん…別れる必要なかったんじゃないかな〜って思ってしまった。だって二人まだ始まってもなかったんだから…。続編が出るって話しだから続編に期待。このままではスッキリしないので(^^;;
しかし、朝丘先生の作品は毎回泣かされます。今回も後半は涙がボロボロでしたから
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ここのところ片っ端から読んでる朝丘さんの作品。もう何冊目か数えるのも辞めちゃったんですが、今回は間に読み挟んだ本に業界ものがあったので、書かれていない背景とかを勝手に想像して楽しく読めました。
最近の作品を読んでから作家さん買いを始めると古い作品で違和感を覚えたりということも多く、朝丘さんの作品にも確かにそういう作品もあったのですがこのお話はわりと安心して読めました。
ただ、淡々とした日常に潜む心の変化、葛藤を、読み手の共感を誘い出しながら紡ぎ上げていくというスタイルに達する一歩手前なのか、少し物足りなさも感じた1冊。
そのままだと評価も★3つくらいかと思ったのですが、主人公の強さがとても好きなので1ポイントアップです。
商業BLでバッドエンドは異色らしいのですが、バッドエンドなのかなぁ?
お互い想いあってるのであれば、ハッピーエンドなんじゃないかなと。
この辺りは、解釈の違いかもしれませんが、これ続編があるらしいので、また探しにいかなきゃです。
追記
ネットで検索して気がつきました。続編まだ出てないんですね。
この終わり方だと納得できない!ってファンも多いと思うので、待ち遠しいことです。
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有名俳優とモデルの恋。お互い相手のことを真剣に思っているからこそ出した答え。 続編『ラジオ』でこれから二人がどのような道をたどっていくのか、見守っていきたいです。
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モデルの拓人は憧れの俳優、恵裕次からの指名で彼と恋人同士を演じるドラマに出ることになり……。
演技初経験の拓人が役を掴むために≪海≫を知ろうとするところは真摯でいい子だなぁと。
役が抜け切らず……はあることだと思うので、≪海≫と拓人の間で揺れながら、裕次に惹かれていく心情がとても丁寧でリアルでした。
海として生き、海として想いを告げることなら許される。それでも伝えたい言葉は拓人から裕次への物でしかない。お互いそれを知っているのに、互いの立場や未来、支えてくれる人たちのことを思えばそれは願ってはいけないことで。
通常のスキャンダル以上の意味を持ってしまう同性を愛する苦しさ、本当に好きで大切な相手の幸福を、自分を支えてくれる人たちを守るためにできること。
朝丘さんならではの幸福感、恋愛観はこの時から息づいているんだなぁと。
思い悩む拓人が恭子から告げられる言葉がとても好きです。
心を通じ合わせながら、互いの幸せのためなら共にいるべきではない、と引いてしまう拓人は若くて瑞々しくて純粋で、そんな拓人を推し切らずに受け入れる裕次の気持ちもわからなくもないかな…。
個人的にはそこまでモヤモヤはしないけれど、続編で二人の結末が見られるのなら見届けたいです。
劇中劇の「白の傷跡」はサイトと同人誌で発行されたそうですが、続刊と合わせて15周年記念サイトで過去のサイトから消えた作品も読めるようになるといいな。
しかしいかにも2000年代初頭のドラマっぽいお話ではありますね。