紙の本
異星人からのメッセージ
2015/08/25 13:31
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
2019年、人類は遥か宇宙の彼方からのメッセージを受け取った。それは「2035年に火星で会おう」というもの。その会合を実現するため、人類は国家の枠を超え、火星に人類を送り込むための組織・ST&RSを立ち上げた。
そして2033年、約束の日を二年後に控え、メッセージの年に生まれた少年少女が宇宙を目指し、宇宙飛行士を養成するための宇宙学校に入学する。
メッセージが届いた日、生まれて初めてしゃべった言葉が「火星」だという少年・白舟真帆も、宇宙学校を目指すひとりだ。幼なじみの星原めぐる、そして転校生の宙地渡と共に、宇宙学校日本校の選抜試験に臨む。
日本校の校長は、メッセージの発見者であるフィフィー・コリンズだ。彼女はあらゆるところに宇宙飛行士としての資質を試す問題を仕込み、そして実践的な課題を課す。合格率わずか1%未満の難関に、彼らは合格することが出来るのか?
というわけで珍しく宇宙もの。宇宙学校の生徒を描いた漫画としては「ふたつのスピカ」が挙げられると思うが、あれとは少し違う。あちらは日本国産ロケットによる宇宙開発という部分にこだわりがあったが、こちらは国家の枠を超えたプロジェクトなのだ。その分、現実には達成困難な、理想的なプロジェクトでありすぎるきらいはあるが、しかし夢はでかい。
そして今巻では、真帆たちが、宇宙で必要とされる資質を試される、通常の試験にしては奇抜な、しかし宇宙で実際に必要とされる試験を課されることになる。
この試験のプロセスは、ストーリー展開上、若干、ご都合主義なところもある。例えば、最初の試験で真帆が作業者でなければ、彼らは脱落していた怖れもあっただろう。だからこの場合、事前に各々の役割が受験者に説明され、その上で彼らが自分たちに適した役割を選ぶという構成の方が、偶然性を排除できた気がする。しかしページ数やインパクト重視の演出の都合上、そうはしなかったのだろう。
また、宇宙という広大な場所で繰り広げられる物語なので、背景は細かいにしても、人物はもっと太い線で力強く表現して欲しいという個人的な望みもある。特に本誌で読むと、線が細すぎて読みづらいことも多い。繊細さとダイナミックさの両面をバランスよく使い分けてもらえたら、もっと嬉しいと思う。
紙の本
SFありの宇宙飛行士漫画
2015/05/08 19:57
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投稿者:華音 - この投稿者のレビュー一覧を見る
火星で宇宙人と会うために宇宙飛行士を目指す少年と、その友人たちの物語です。主人公はごくごく普通の宇宙好きですが、空間想像力がずば抜けて優れているのが特徴で、入学試験でもその力を発揮していきます。宇宙が大好きなのが伝わってくる、素敵な漫画です。
まだまだ登場人物は増えそうだし、今後の試験をどう乗り越えていくのか、火星人には会えるのか、これからが楽しみです。
コミックにはそれぞれのキャラが書いた履歴書が載っているので、それを読むのも楽しいです。
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全体的に画面が薄め(白め)かなーって感じでした。女の子たち可愛かったです。ストーリーは面白いかって言われるとうーん?って感じなので、次も買うかどうかは微妙なところです。
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一話を読んだ時、「これは凄い新連載が始まったな」と思ったのが記憶に新しい。
ジャンプの新連載で「これからなにが起こるんだ」とわくわくしたのは久しぶりだった。しかして、今本誌では掲載順がかなり後ろの方で打ち切りになりそうなのが寂しい。
開始当初から1つ気になっていることがあって、火星に行って未確認生命体と会ってゴールなのか、そこからが本格的なスタートなのかいまいちはっきりしなくて、もやもやしていた。
ストーリー展開の早さから見て、おそらく火星に行って出会ってからが本書の本筋のスタートなのだろう。すなわち、遠足に行く前の準備段階であって、これから更に面白くなるはずである。
ただ、遠足へのはやる気持ちのせいかどうにもストーリーが駆け足過ぎて1つ1つのシーンを描き切れていないきらいがある。
激しい展開が好まれる少年漫画だけに、厳しいとは思うがまだ終わらないでほしいという気持ちが強い。
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少年ジャンプで宇宙飛行士モノか~と帯を見て購入。面白かったです。が。正直ヒロインの女の子いらない気がしないでもありません。そんな可愛くないし。オトコが気になるだけで宇宙にも関心無い奴が宇宙飛行士試験受けにくるな、と言いたい。つまりそこが可愛くない。絵では無くて。(絵も他のデザインの方が可愛かった気がするんですけどね)
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ついに宇宙人からメッセージが、「2035年私達と火星で会いましょう」約束の日まで二年。火星へ行きたい真帆は宇宙学校を受験する。
う~ん。面白いんだけど…。
「これが週刊少年ジャンプの宇宙飛行士マンガ!!」って帯。
底抜けに明るい主人公と世話焼きヒロイン。そして知的な眼鏡…はかけてない…が美形。それはいい。それはいいが、たいして宇宙に興味無いかんじのヒロインはいやだぁ。あとその暑苦しさ余計ですってキャラがいる。それがジャンプか。
絵上手い。
宇宙人が気になるから次巻も買う。
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キャラ良し絵良し演出良し。面白い。
話としては火星人と会うまでの話なのか会ってからの話なのか。例えるなら告白イベントを成功させるまでのギャルゲなのか成功させてからのラブプラスなのか。まぁ会ってからだろう。と、すると大事なのは火星人の姿ではないだろうか。やはり人型なのかな?難しいと思うな。
それと主人公は空間把握能力、相棒は万能型という中で女の子が劣等感を抱いてそれで喧嘩になる流れくるな。「私は成り行きで、人数合わせで着いてきただけ!」→「君はこんな能力を持ってるじゃないか!」→深まる友情みたいなね。
あと一通目の手紙もなんだかな。さすがにわからん。
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正直微妙だった。
アイシールド村田先生の弟子と聞いてハードルあがってたかもしれないけど。
話の見せ場がよくわかりませんでした。
超人がですぎてるのかな?
売りがあるだろうに、うまく見せられていないというか…
あと絵の見せ方もあまり良くない。
なんて言えばいいのかわかんないけど、とりあえず何を見せたいのかが伝わらない!
ここに集約されるかな。
躍動感、キャラが動く立体感がなく、どうにも引き込まれないです。
うーん
今後もちょっと様子見…
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本誌で1話目読んでコミック買おうと決めました。
掲載順があまり良くなくてヒヤヒヤするけどスクエア移ってでもいいから続いてほしいなー。
全体的に線が細くてトーン数も少なめ、白が多くて薄い印象を受けるかも。良くいえば繊細なタッチ。
宇宙を題材にしてるからには星空とか宇宙の描写は頑張ってほしいところ…。
でも続きが楽しみでたまらん!
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1~2巻まで。
週刊少年ジャンプはこの歳になっても(^-^; 購読しているんですが、
ひさびさにスタートから楽しめた作品です。
宇宙ものが取り立てて好きというわけでもなく、
むしろ宇宙をテーマにした作品はあまり読んだことないくらいなのですが、
なぜかこの作品にはワクワクさせられました。
裏表がなく、前向きで、明るい主人公がいいですね。
主人公を取り巻く友人たちも同様。みんないいやつばっかり(^ ^
こういうド直球な登場人物たちに飢えていたのかもしれません。
今も好きなんですが、本誌のほうでは掲載順位が下がり気味・・・。
微力ながら応援せねばと、単行本は常に予約して買ってます(笑
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3巻
てっきり3巻の表紙は宙地だと思ってたら違った。でもりりしい真帆もいいね~。 マルカとか深海とかユリアとか土神とか、色々掘り下げたら面白そうなキャラがたくさんいるのに、主要3人でまとめに入ってしまっているように感じられる展開は残念。でも!それでも!やっぱり面白いと思う。
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物語は未来が舞台。ある時宇宙からのメッセージが届きそれは火星で会いましょうというものでした。それに向けて人々は動き出す。
主人公達のひたむきさ、謎や宇宙についての詳しい知識などが分かりとても面白かったのですが、打ち切りになってしまいました…残念です。個人的にはとても面白い作品でした。
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「火星で会いましょう」という宇宙からのメッセージを受け取った少年たちが力を合わせて宇宙人に会いに行く物語。
連載が始まったころはネットでも期待する読者は少なくなかったし、SFということもあって、自分もかなり期待したが、連載打ち切りにも納得。
「ふたつのスピカ」や「宇宙兄弟」とどう違うのか?
まず出てくるキャラクターの9割がいい人すぎる。そのため、いわゆるライバルキャラ的な存在がなく、ストーリーの主軸となる対立がない。
次に、あまりにも物事の都合がよすぎ。ライバルがいないのなら、宇宙進出への困難そのものを主人公たちにぶつければ面白いドラマが生まれるはずなのだが、あっさりと宇宙人とのコンタクトに成功してしまう。
最大の問題が、全体的に演出が読んでいて恥ずかしくなってくるレベル。
コロコロコミックあたりの小学校低学年向きなのではないか(むしろコロコロコミックのほうが大人でも楽しめる?)
画はよかったので、作画担当の方には期待したい。
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ジャンプで宇宙漫画が読めるなんて!昨今の宇宙ブームにまんまと乗せられている自分にとって、大変興味のある作品でした。
舞台は近未来。火星での会談準備が進む中、少年少女達が宇宙学校に通い、宇宙飛行士を目指す。設定に大変ワクワクします。
主人公は天才型のひらめき少年。すごい能力いろいろ持ってるらしいんだけど、能力以外の本人の魅力がいまひとつかなあ。
宇宙、近未来というテーマだからこそ、古臭いくらいの努力だとか夢を語って欲しい!
絵の線が細くて綺麗。
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ジャンプで1話を読んでわくわくドキドキが止まらなかったです!
ネタバレになるので、宇宙の話とだけ書いておきます。
単行本14ページで鳥肌が立ちました。
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空間把握能力という実在して分かりやすくも目新しい主人公の特性を軸に、障害をクリアしていく娯楽性と丁寧な作劇、読者の好感をつかむよう隙なく配置されたキャラ。なぜ連載がああなったのか、どうしてもわからない完璧な第1巻。今見返すとあちこちに先の長い伏線が張ってあって、連載後半はとにかく「回収」に努めていたようにも見える。南無。