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紙の本
辺境中毒! (集英社文庫)
著者 高野 秀行 (著)
ゾウにまたがり崖の上を行き、ブレーキの利かないバイクで山の斜面を駆け下りる。アヘン中毒を粉らわすための酒でアルコール中毒になり、幻の珍味、ヤマアラシの肝を食う。辺境探検作...
辺境中毒! (集英社文庫)
【カラー版】辺境中毒!
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商品説明
ゾウにまたがり崖の上を行き、ブレーキの利かないバイクで山の斜面を駆け下りる。アヘン中毒を粉らわすための酒でアルコール中毒になり、幻の珍味、ヤマアラシの肝を食う。辺境探検作家・高野秀行が、日本では味わえない興奮と感動と驚きを求め、ときには命懸けでまだ見ぬ世界へと飛び込む。各界の旅マニアたちとの対談、エンタメ・ノンフィクションのブックガイドも収録した充実の一冊。【「BOOK」データベースの商品解説】
〔「辺境の旅はゾウにかぎる」(本の雑誌社 2008年刊)の改題,編集〕【「TRC MARC」の商品解説】
辺境を旅するってこんなに楽しい!!
コンゴ、ミャンマー、インドなど、世界中を旅する著者による辺境探検のススメ。目を凝らせば辺境はいたるところに存在する! 角田光代や大槻ケンヂ、角幡唯介らとの対談も収録。(解説/杉江由次)
【商品解説】
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電子書籍
辺境中毒!
2021/01/09 02:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半はミャンマーなど東南アジアについて、後半は書評と対談がメイン。
高野さんはワ州にアヘンを作りにいったり、西南シルクロードに行ったりと、とても刺激的な行動をし、面白い体験を書いている。しかもただそのまま書くだけでなく、歴史や民族性などにも触れられていて、とても面白い。ゴールデントライアングルに中国国民党の残党が関わっていたり、ミャンマーのインド系や中国系の人など、面白かった。
紙の本
辺境のワクワク感を教えてくれるのみならず、著者のウイットの利いた文も楽しめる
2017/03/05 16:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:大阪の北国ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
『アへン王国潜入記』が面白かったため、その余韻を引きずったまま一気に本作に突入。こちらはハードボイルド感はなく、肩の凝らないエッセー的作品ながら、著者の考え方がよくわかる興味尽きない作品。
船戸与一、角幡唯介ほか“探検家”諸氏との対談も滅法面白い。
しかし人類学的知識を著者の作品から学び取ろうとする欲張りな私が本作で最も魅せられたのは、「ゾウ語の研究」というホンの4ページの小論。ネタばれを避けるために敢えて中身は書かないが、これには西南シルクロードと茶馬古道とインド-中国産物往来ルートを研究する私も、その方法論の卓見に唸らされた。この小論には小噺のようなオチまでついており、目から鱗が落ちた思いがした。ほかの部分も文句なく楽しめる作品である。
紙の本
作者の成長が垣間見える一冊
2016/05/15 23:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この人の本は近年の作品ほど面白い。若い頃のUMAモノは面白いが、文章からギラギラした野心というか、プライドの欠片が漏れてくる。近作は文体も確立され、自分の行動にプライドを持っている自信が感じられる。その点で本書の文章はやや固いが、面白そうな本を紹介してもらったので星は四つ。