紙の本
オースティン炸裂
2015/10/25 23:04
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投稿者:まりぽーさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔読んだオースティンの小説を所々で思い出しました。
アレクシアが紅茶が無いとやってられなくて「えー今?!」とばかりにとにかく紅茶がぶがぶ飲んでるところとか。(妊婦さんにカフェインはよくないと思うのだけど。(´・_・`))
妹たちの人生がアレクシアの不誠実で破滅したと大騒ぎされた事とか。
私も紅茶好きだから笑いを堪えつつも気持ちは分かる。w
それにしてもランゲ氏のワンコの末路は一瞬うげっと思っちゃった。
犬は好きだけどこのお話ではやたら小うるさくて邪魔臭そうに描かれてたなあ。
アレクシアがソウルレスだからそう見えてただけかしら?
しかしいくら不老不死でもライオールは老けちゃいそう。
上司のフォローが大変過ぎて。。。
無事にみんな英国に帰れるのかしら?
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アレクシア女史の英国パラソル奇譚3作目。
人狼団のトップであるマコン卿と結婚したアレクシア。
ラブラブだったのですが~前作の終わり、アレクシアの妊娠がわかり、人狼に子が出来るはずはないとショックを受けたマコン卿は、アレクシアをなじってしまう。
実家に戻ったアレクシアを襲う非難の嵐に、さすがのアレクシアもうんざり。
頼みのアケルダマ卿も突然行方不明に。何かが起こっている?!
異界族である人狼と反異界族ソウルレスとの結婚は、どうなるのか?
前例はあるのか?
アレクシアは「とんまな夫(笑)の疑いを晴らす」ため、友人達に協力を求めます。
駆け落ちした親友アイヴィも、意外に役に立つのでした。
アレクシアの父はイタリア人で、ソウルレス。
ソウルレスについて知るには、イタリアへ行くしかない。
アレクシアの実家の執事だったフルーテは、もともと父の従者でした。
フランス人の発明家マダム・ルフォーとフルーテを伴い、イタリアへ向けて出発します。
ロンドンでは、マコン卿が苦悩のあまりホルマリンを飲んで泥酔。
副官のライオール教授が執務を代行し、苦労していました。
正気に返ったマコン卿は、後悔しますが‥?
ライオールの冷静さが光ります。
マダム・ルフォーのつてをたどって、ソウルレスの歴史を探る3人。
吸血鬼に狙われているらしく、からくも危機を脱してはイタリアへ向かうアレクシア達ですが。
着いた所でも、囚われの身に。
イタリアでは、吸血鬼も人狼も公然と認められてはいない国情の違いもありました。
テンプル騎士団で、ソウルレスは悪魔の申し子と呼ばれていたのです。
異界族を退治するための切り札でもあるのですが。
スチームパンクの雰囲気たっぷりの発明品を利用した大冒険が、スピーディに派手に繰り広げられ、ハリウッド映画になりそう。
マコン卿はだめだめですが~何とか最後には再会。やや単純な熱血漢タイプってことですかね。
あまり感情を表さないアレクシアの心境がちらちらと語られて、ほろっとします。
面白かったです!
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2011/12/13:前巻とても気になるところで終わってしまっていたので届いてすぐに一気読みしてしまいました。
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2011年3月11日読了。
シリーズ3作目。
お気に入りのライオール教授が大活躍だったので、それはうれしかったけど、主人公二人がなぁ。
なんかイマイチ。
周りの登場人物が個性豊かだけに、二人の深みの無さがちょっとがっかり。
さて、アレクシアのおなかの中の子供…どんな感じで生まれてくるのでしょう。
それは楽しみではある。
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前作読んでから時間がたっていたので設定を思い出すのに時間がかかりました。
一言で言うとトワイライトの人狼との婚姻版て感じ。
とはいえこのシリーズは脇役がとてもいいです。
特に汚れたくない紳士ふたり(ライオールとフルーテ)が好き。
αのダメダメとβの有能と三番手の忠誠の巻。
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戦う!フルーテ!(笑)
日本の漫画で執事といえば戦闘能力があって当たり前なのだが(…)この控えめな老執事もそうだったようだ。
前回、不貞の疑惑をかけられ、身重の体でウールジー城を追い出されたアレクシアは、親友のアケルダマ卿のもとに身を寄せようとするが、当のアケルダマ卿が姿を消し、自分も吸血鬼に狙われている状態を悟る。フルーテとマダム・ルフォーと共に、アレクシアのヨーロッパ縦断逃亡劇がはじまる。
一方、ウールジー団では、腑抜けたマコン卿のかわりにβのライオール教授の受難がはじまる……。
アレクシアとは折り合いが悪いが、チャニング少佐が好き。青い目の白狼で人型の時は長身で金色の長髪なんて絵にしてしまえば最強の外見である…。
そもそもは本書の粗筋を見てアレクシア女史の奇譚を手に取ったのだった。日本のオタクが好きそうな要素がぎゅぎゅっと詰まったシリーズだが、なぜ私はこの存在を知らなかったのだろう…。
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前作のラストで衝撃の事態が起こり、夫に捨てられたアレクシアは、みずからの潔白を証明するためにイタリアへ。
ライオール教授大活躍でとても嬉しい!
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気になる状態で終了した前回、の続き。
不貞をこうあちらこちらから騒がれるのは、非常にむっとするものが。
確実に家族は信じてくれないだろうな、と思っていましたが
その通りというか…むしろ追い出し。
これはこの時代、ごく普通なのでしょうか?
結婚前なら修道院に入れられそうですが
結婚しているとなると…どうなるのでしょう?
妹に関しては、完全に自分が悪いわけなので
因果応報、かと。
あっちへこっちへと移動して、追い払って…。
一番すごいのは、あの集団。
確かに赤子を洗脳してしまった方が早いですが
それを思いっきり口にしてる人ってどうでしょう?w
いや、すでに出会った時から実験動物扱いはしてましたけど。
まさに学者馬鹿。
しかし、現実をきっちりと飲み込むのにこれほど時間がかかるとは。
こちらも大概馬鹿、なのがよく分かります。
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あっという間に読み終わってしまった。
単純に面白かった
あっさり、マコンを許しすぎじゃないか?
でも、新聞に謝罪文を載せたわけだしね!
テンプル騎士団も出てきて
いよいよアレクシアのお父様の謎も
少し開かされて、いい意味で話が広がってきてます
ちび迷惑も4巻では生まれるのかな?
翻訳はいつ出るのかなあ?
原典で5巻もあと数日で発売されるなら
4巻から英語で読んじゃおうかな
アマゾンの内容説明で原典のイントロを読むと
想像以上に英語が簡単で
翻訳がうまいことを実感!
アリタレーションと、ライムを
日本語とうまく融合されてて
近年まれにみる素晴らしい翻訳!!
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〈英国パラソル奇譚シリーズ 3〉魂なき者(反異界族)で陰の議会の(議長)ヒロインだったが解雇されちゃったらしい。人狼団アルファでBUR捜査官ヒーロー。マコン夫妻ただいま別居中。
ヒロイン妊娠で人狼ヒーロー軽くパニックでヒロイン追い出しちゃった。酔っぱらって醜態さらしてる間に ヒロイン暗殺計画が着々とすすんででるし ヒロインの親友老齢吸血鬼さま愛人行方不明なうえに失踪してるし もう大変。いったいどうなっちゃうの。
やっと事実を受け入れることにしたヒーローなんだが マコン夫妻は二人とも個性派すぎて周囲なんか更にそんな奴らの集団で 毎回笑わせてもらってるシリーズ。4作目にはチビ迷惑も登場するのかなー待ち遠しすぎるじゃないか困ったな。
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フルーテとライオール教授大活躍。そしてアイヴィも。
マコン卿はあまりいいところがなかったなぁ。
新たな登場人物はみんな変な人かひどい人ばかりな気がする。
でも変な技術者は見てて楽しいです。
話はこの巻で急展開。
アケルダマ卿が「宰相」に任命されたので、次巻がすごく楽しみです。
そして今回はライオール教授とビフィを見ていてすごくドキドキしたのですが、きっとこの先何もないに違いない。
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舞台はイタリアへ。知っている世界とは微妙に違うところを簡潔に書いてるとこがくどくなくていい。
4巻は本国では発売済。これも近いうちに読めるかな。
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フルーテ!ついに活躍ですね!ウッドハウスの影響大で執事が活躍しないなんてないだろうと個人的に思ってたので納得の展開です。
ライオール教授の母性本能的な何かがすごくドキドキでした。本来ならアルファの役割とのことでしたが、アルファは交代するから団の母親的恒久的支柱は実はベータなんじゃないかなーなどといろいろ妄想が楽しい巻でした。
マダム・ルフォーとフルーテはもちろん、アイビィとタンステル、アケルダマ卿とビフィなど、レギュラーキャラたちが立ち位置を変えつつ様々な活躍をしていくのが楽しいシリーズだなと再認識です。
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「理系・彼女」、「理系・嫁」に続き「理系・妊婦」!
寡黙な執事が武闘派だったり、おバカで天然な親友が実はかしこか?だったり、妊婦なのにがんがん暴れてるし・・・エンタメアドベンチャー映画のようです!インディー・ジョーンズみたい!
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このシリーズは面白い。この世界を堪能するには人類と異界族、反異界族、それに人狼(狼族)とヴァンパイアの関係について理解が必要になる。
半異界族のアレクシアと異界族人狼のリーダー子なるとの間に子供ができる。しかしその子供は魂盗人らしい。ヴァンパイアのアケルダマ卿は宰相となりそのドローンであったビフィは人狼に…。テンプル騎士団まで登場する。