紙の本
女性にオススメ
2012/01/23 23:51
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カフェラテヲ - この投稿者のレビュー一覧を見る
老後をどう過ごすかと言うハウツー本ではなく、
読み物として、こういった考え方もあるか、
という印象です。
また女性について書かれているため、
男性より女性向け100%という感じです。
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生きてりゃいつかは必ずやってくる老後。
結婚しててもしてなくても、子供がいてもいなくても、ひとりを噛みしめなきゃならない老後がやってくるかもしれない。
その日のために…ある程度の覚悟と準備が必要でしょう。
お金はもちろんだけど、お金だけじゃあ寂しさはまぎれない。
曰く、自分の居場所を見つけなさいと。それも孤独を寂しいと感じない場所ね。家族と一緒にいたって寂しさを感じることだってあるんだから。それならいっそ一人の方が潔いし、迷惑も負けないですむ。
つらいとき、困ったとき、痛いとき、弱音をはける友達を、「助けて」と言える友達を確保しておきなさいと。そして友達関係も時々メンテナンスしなさいと。長い間ほったらかしで、いきなり連絡とって「助けて」なんてダメ。…そりゃそうだ。友達を、それも年下の友達を大切にしよう。
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自宅のほか山荘を所有する著名な社会学者の方が「しっかり計算してみれば老後のお金は怖くない」と言ったところでそんなに説得力はない。
でも、それ以外の「ひとりで生きること、老いること、死ぬこと」についての考察はさすが。
若いうちは結婚しているかいないか、子どもがいるかいないか、そういったことに振り回されがち。よく考えてみれば60歳を過ぎたらパートナーと死別する人も増えるし子どもが近くにいる人も稀だろう。そんなことはとても小さな問題で、周りの多くがおひとりさま。そう思うととても気が楽になる。
結婚や出産にとらわれることなく、なるようになっていけば何とかなりそう。そう思える。
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2012.7.26読了。
今仮に二人であっても、ゆくゆくは一人になってしまう可能性があるのだから、周りに迷惑のかからない終わり方をするために、周りの整理をしようと思った。
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誰でも最期はひとり、あらゆる人に開かれた本。老後のあらゆる選択肢を与えてくれる。友人インフラを大切にせななと
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30代から読む本ではない印象。老後を見据えて行動を起こす年代になったらでもいいかもしれない。結婚、出産、家庭を築くことがあたりまえ、でも、それを実現できず、今後おひとりさまでいることへ不安を持っている人には、気が楽になる内容かはよくわからなかった。何事もひらきなおり。そして、人それぞれ望むことも、さみしいと思うこと、耐えられること、耐えられないことも違うので、万人に参考になる本ではないという印象です。
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エッセイにすべきか、ノンフィクションにすべきかw
2011年発行。
実は上野先生の著作をひとつも読んでいないので手に取ってみた。もっと概念論みたいなものかと思っていたが、さすが社会学者、データや参考文献、有名も無名も含んだ数々のおひとりさまエピソードなどなどがこれでもかとばかりに詰め込んである。だが、さらっと書いているのでとても読みやすい。おひとりさまができる人は当時快哉を叫んだだろうし、いつまでもぐずぐずとしている人には「私には無理」と思わせただけかもしれない。
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おひとりさまの最期を見据えた計画、行動の仕方、心得。現在独身の自分も可能性がある。コミュニティに属し、いざという時に対応してくれる仲間を見つけておくとよいことがわかった。
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おひとり様の老後
他人事じゃないなぁ・・・
でも どちらかと言うと女性のおひとり様は年をとってもそれなりに楽しく過ごせる気がします^_^
しかしながら・・・男性のおひとり様は??
やっぱり「女性脳」と「男性脳」の違いなのかなぁ
楽しい老後を過ごすために??今から先輩たちの話をよ~く聞いておかなくっちゃ!!
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結婚したひとも、しなかったひとも、長生きすればするほど、みんな最後はひとりになる。
そんなおひとりさまの老後に必要なハード面とソフト面を解説している本書は、必要以上に読者の不安を煽ることもなければ無責任に安心させることもなく、現役おひとりさまやベテランおひとりさまの例や専門家の意見などを挙げつつ、今の日本の現状とそれに対する作者の疑問点や提案が述べられている。
老後の暮らしと死に対し漠然とした不安を抱いているおひとりさま予備軍は一読の価値あり。
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10年前くらいの本なのでなんとも言えないし 筆者の生活水準を想定して考えればうなずけるのだろうけど...
世の中はもっと生活水準が低い人達の方が多いのでないかと思ってしまう。
自分の思いは間違ってるのかなぁと感じたことが1つありました。今の自分は認知症になってわからなくなってまで長生きしたくないと強く思っています。けれど歳をとってその立場になった時 死にたくない生きていたいとやっぱり思うのかなぁ...と...
その頃の自分もやはり自分なのだし...
でもやっぱり子供達にだけは迷惑かけたくないなぁ...と思ってしまうのよのね。自分の親がどんどん歳を取っていくのを見ていると 将来を悲観的に考えてしまう。
楽しみがなく愚痴ばかりの毎日...そんな老後は過ごしたくないと 楽しみを増やしていきたいと思いながら 日々を過ごしているけど...
今の私は孤独死でいいかな?とも考えている。それが寂しいことだとかあまり思わないかなぁ。ひとりでいるのが1番楽だしホッとする。その次に家族といる時...
自分は冷たい人間なのかなぁ...と考える時がたまにある。
けれど、もうムリ!と思うことに対して スルーすることに決めたらちょっと楽になったんだよね。
スルーする自分に対しての周りの目は全く気にならないと言えば嘘になるけど どう思われているかなんて考えてもわからないことを気にして病むより 心穏やかに過ごしたいかな...
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10年前の本。
死は自身の孤独の成果であり、とくに孤独死について同情や憐れみえを持たれるのは、心外だ。って書いてあった気がする。そのとおりだと思う。
施設で死ぬのではなく、個人宅で一人の状態で死ぬ場合を考えて、すぐに発見されるようにする努力が必要とも。
財産についての処分についても書いてあった。要は後に残されたものは遺体であれ、本であれ、処分がめんどくさいという事がわかった。
http://booklog.jp/item/1/4594058086
この本は読んでみたいと思った。。
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女性が1人で生きる上で必要な、介護の知識と現実を学ぶことができる。ただ不安がるのではなく、正面から向き合って、冷静に現状把握することで、漠然とした不安が現実に変わるのだ。結局、最期はみんな1人。ただ不安がるのではなく、将来に備えつつ、今できることをしていこう、と前向きになれた。
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まさにいま「おひとりさまの老後」を生きている義母のために読みましたが、見守る側としてだけでなく、自分自身のこととしても参考になる部分が多くありました。手元に置いて、折に触れ読み返したいと思います。
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なるほど、の一言である。誰かと一緒にいても、ずっとひとりでも、結局みんな、最後はひとりなんだな。どうやって最期を迎えるか、ちゃんと考えていきたいと思った。