紙の本
私も貴女も然り。
2016/03/25 13:18
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ローズピンク - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝、出かける前に、本を読み、読みが止まらず、電車の中でも本を読み、人目、はばからず、涙を流し、読み終わりは、何だか、心が温かく、何かに照らされてる気分でした。登場人物1人1人がかけがえのない存在。人は、気付かず、人を照らして、照らされているのかもしれませんね。私も然り、貴女も然り。
紙の本
疲れた心に効く清涼剤。
2016/05/28 20:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画は見ていない状態で読んだが、脳内スクリーンに月浦の映像が浮かんだ。
東京から逃げ出した人々、死の直前でためらう老夫婦、崩壊する家庭を止められずに立ちすくむ女の子。
それらを包み込むマーニのさらりとしたやさしい空気感。
誰もがどこかから逃げ出したいと思っているおかもしれない。
紙の本
マーニさんに行ってみたい
2022/08/25 21:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:moi - この投稿者のレビュー一覧を見る
四季折々の月浦の美しい自然、おいしそうなパン、とても優しい物語に癒されます。映画を先に観ましたが、映画では語られていなかった、水縞くんとりえさんがどうしてお店を始めたのかの部分が知れて良かったです。
紙の本
しあわせのパン
2022/08/13 11:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
優しい良いお話だと思いました。
実際にこんなカフェがあって、りえさんと水縞君みたいに迎えてくれたら良いなぁ、と思いました。
ただ、現実的には資産家じゃないとやっていくのは難しいだろうと考えてしまいます。
紙の本
ほっこりする話です。
2015/09/03 14:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
突っ走る感じの、パワフルな話もいいですが、こちらもまた、元気の出るお話だと思いました。丁寧に料理がしたくなりました。
紙の本
面白くない
2015/09/24 19:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夫はオジサン - この投稿者のレビュー一覧を見る
感覚の違いですかね。オジサンには心に残るものが全くありませんでした。
投稿元:
レビューを見る
映画ではまるで聖人君子のような水縞くんの、悩みや苦しみ、そして欲求がいとおしかった。読み終わった直後に、また映画を見たくなる。
投稿元:
レビューを見る
映画鑑賞後に読了。
映画は☆☆☆☆★
思いがけず、書き下ろしというこちらの1冊の方に、結果的にはさらに感動させられ、それがまた映画の余韻を引き立たせてくれました。
本書では、映画では深く描かれていない水縞くんの日記形式で二人の出逢いから一連の出来事が水縞くん目線で綴られているが、これがりえさんを知る上でも、とっても重要で、これを読むことでさらに作品作品の理解が深まり、良さが広がった。
基本原作読了からの映画鑑賞が好きな方ですが、これについては映画観てから読んで、もっと言ったら読んだ後もう一度映画観たくなる。
映画で大切な1冊として登場する絵本「月とマーニ」が巻末で読めたのも味わい深い。
こっち来て6年。今までそんなこと思ったことなかったのに、はじめて北海道に帰りたいと思ってしまった。
季節の移り変わりとか、夜空に浮かぶ月とか。
なんだかとても懐かしくて。
色んな思いで涙が溢れる作品。
投稿元:
レビューを見る
11月の試写会で一度映画を観てますがそれ以上の感動が(/_;)
ああ、このシーンはこういうことを思ってこんな表情だったのかぁと、いろいろ思い出します。
読んでるだけで美しい光景が広がってくる。
早く映画が公開されてまた観たい!
投稿元:
レビューを見る
パンが美味しそうでパンを食べたくなる本です。
訪れた人を癒して行くカフェ?と思いつつ、
三組のストーリーを読んでいましたが
脇役の皆様は本当に脇役で深くふれないものの
それぞれの人生色々を示唆させる事によって
人間関係を描いているんだな、と認識させられ
ただのフィクションよりも共感しながら読めたと思います。
いくつかフレーズ登録しましたが
そうだったら良いなと思うちょっと良い台詞、
なんとなく言われてみればそうかも、な雑学、←乾杯の件
普段気が付かない当たり前の事を気付かされる文章が所々に散りばめられていて
色々思い返したり反省したりと思ったより「考える本」でした。
(あたたかい話を推薦してもらって読んだのですが想像とは違いました。)
知らない土地でカフェを始めるという思い切った決断はほとんどの人には無理だろうし
現実はそんな上手く行く筈なんてないのでそこは「創作」だし…と冷めた感想しかないのですが
こんな暮らしが出来たら…
いやむしろうっかり水縞君が現れてくれたら最高ですよ。なんという突拍子もない出会いと行動か。
1人では動けなくても2人なら。
ん?あれ?
ああ、だからそういう事なのか?と。
読後1人が切なくなりまくるorz
月とマーニですが、
これ、私はストレートなアホなので
月が太陽をとって(とってもまぶしいから)と言った事に対して
マーニが困ると言い、その理由を語っていて
他の人が困ってしまうから、というものですが
※いなくなっちゃうからの件はよく分かりません。太陽がなくなっても月はいなくなりませんよね…光を受けられないだけで…ここは絵本だからこの例えなだけか?
「自分は辛くても他人の為に耐えろって事?」と思えてなりませんでした。
でも何回か読み返してようやく
あー…。と;
光ってなくても月は月とかでなく言葉通り素直に読めば良かったのか;
いなくなったらいやですよね;
「大切なのは
君が、照らされていて
君が、照らしている
という事なんだよ。」
より良い人生を歩みたいと思うのならまさにこうあるべき、という言葉ですね。
これって子供が読んだらどう受け取って何を思うんだろうと興味があります。感受性にもよるでしょうが。
子供の頃からアホ全開だったので
今思うと絵本を作った側が伝えようとしていた何かを大きく取りこぼして来た気がしてなりません…。
投稿元:
レビューを見る
大人のためのおとぎ話。
だって水縞君みたいな人いないでしょー。
いないもの。いるわけないもの。
突っ込みどころは多々あるけれども、
あえてツッコまず、素直に、ただただ素直に、
どっぷりつかりたい世界。
投稿元:
レビューを見る
心に傷を持った人々を迎える、カフェ・マーニの温かなパンと手料理、一杯の珈琲。温かい物語。『スキナトキニ スキナコトヲ』。
投稿元:
レビューを見る
公開中の映画~夏,東京のデパートで派遣社員として働く香織は出入りの広告代理店社員の岡田と沖縄旅行を計画したが羽田ですっぽかされ,真逆の千歳に飛んできた。観光案内所でアイルランドみたいな光景を持つ宿を紹介して貰い,辿り着いたのは月浦のカフェ・マーニ。コーヒーと料理担当のりえはパン担当の亭主を水縞君と呼ぶ。トキオという同宿の男はストレスが溜まるとバイクでここに来るという。オーガニックのパンと料理とワインで少しずつ頑なな心が解れていく。秋,4年生の未久は母が家を出て行ってしまったため,山の上のホテルでコンシェルジュとして働く父と二人きりになってしまい,学校で気の毒がられたり同情されるのが嫌だ。学校に行くバスを何台か見送って,学校に出入りのパン屋さんが店に誘ってくれた。栗のポタージュを作っているりえに未久はカボチャのポタージュスープを作っているのかと思わず聞いてしまった。マーニから夕食の招待を受けおしゃれして出掛けたのは一人で食べるのが嫌だったからだが,父も呼ばれていて,しかも母の思い出のあるカボチャのポタージュが出てきて居たたまれず外に出た未久は常連の阿部さんの弾くアコーディオンに促されて室内に戻り,父とこれからの生活を話し始める。冬,神戸で銭湯を営む坂本は末期の肺ガンの年上の妻を連れて,思い出の月浦にやってきたのは,人生の幕を閉じるためだったが,無人駅の張り紙を見て電話を掛けた先のカフェが車で迎えに来てくれた。パンを好まない妻のためにパン屋は米を借りに近所の農家まで出掛けてくれたが,パンの焼ける匂いに反応した妻はパンを食べ始め,明日も食べたいと言い始めたのだ。月浦で大きな月を見つめていると,神戸でもこの月は見られるのだと気が付き,生きられるだけ生きようと神戸に帰って銭湯を再開するのだった。文房具の営業の僕は喫茶店の窓から眺めた隣のビルから紙吹雪を飛ばす女性を発見し,そのビルに営業に出掛けて,その事務員がりえという名だと知った。3度目に出会ったのはモノレールで,本を抱えて呆然として裸足で立つりえを見つけて,月浦で暮らそうと提案していた~僻地では学校へ行くバスを2台も見送ったら昼を過ぎちゃうだろう。学校給食に食い込むのは簡単じゃないだろうし,最近はごはん食が多いらしいし,素敵なお話ですが,そもそも生計が立たないと思うなあ。ま,良いか。真に受ける人がいても,若ければやり直しが利くから
投稿元:
レビューを見る
最後の章が素敵です。
映画で語られなかった、主人公二人のいきさつが分かってじんとした。
カラマツのように君を愛す。
投稿元:
レビューを見る
ノベライズということであんまり期待してなかったけど、美味しそうな料理がたくさんでてきて面白かったです。老夫婦の話が良かった。