- カテゴリ:一般
- 発売日:2011/12/01
- 出版社: 国書刊行会
- サイズ:23cm/541p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-336-05377-0
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紙の本
張り出し窓の街 (カイロ三部作)
旧市街に住む一家の長、アフマドの壮年期の物語。彼は家の外では酒色を楽しむが、家庭では厳格な独裁者。妻のアミーナは夫の留守の間に禁じられた外出をしたことがばれて、一時実家に...
張り出し窓の街 (カイロ三部作)
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商品説明
旧市街に住む一家の長、アフマドの壮年期の物語。彼は家の外では酒色を楽しむが、家庭では厳格な独裁者。妻のアミーナは夫の留守の間に禁じられた外出をしたことがばれて、一時実家に帰される。美貌の次女アーイシャは資産家シャウカト家のハリールに嫁ぎ、それが縁で長女のハディーガもハリールの兄イブラーヒームと結婚。アフマドの長男で身持ちの悪いヤーシーンは父の親友の娘ザイナブと結婚させられるが、性的醜聞が原因で、身重な妻が家出をして離婚。時代は1917年から1919年までで、この時期英国からの独立運動が活発となり、指導者のザグルールがマルタに追放されると、エジプトはデモで騒然となり、愛国青年の次男ファフミーは親に内緒で活動。やがてザグルールが釈放され、民衆が平和的デモで喜びを表現したが、英兵が発砲し、一家の希望の星ファフミーが、あたら19歳で落命。【「BOOK」データベースの商品解説】
【日本翻訳出版文化賞(第48回)】カイロ旧市街に住む一家の長、アフマドの壮年期の物語。個性的な人間群像と彼らの運命を生き生きと描く。1900年代前半の激動のエジプトを舞台に、中産階級の商人一家3代の人生模様を描いた「カイロ3部作」の第1部。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ナギーブ・マフフーズ
- 略歴
- 〈ナギーブ・マフフーズ〉1911〜2006年。エジプト生まれ。カイロ大学哲学科卒業。アラブ社会の代表的作家。88年ノーベル文学賞受賞。
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