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- カテゴリ:一般
- 発売日:2012/01/18
- 出版社: 緑風出版
- サイズ:21cm/271p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8461-1121-2
紙の本
原発閉鎖が子どもを救う 乳歯の放射能汚染とガン
著者 ジョセフ・ジェームズ・マンガーノ (著),戸田 清 (訳),竹野内 真理 (訳)
成人に比べて3倍〜10倍ほど放射線に敏感な胎児や子ども。核実験や原子力発電所からしか生成されない人工放射性物質であるストロンチウム90と小児ガンの関係を統計的に明らかにす...
原発閉鎖が子どもを救う 乳歯の放射能汚染とガン
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商品説明
成人に比べて3倍〜10倍ほど放射線に敏感な胎児や子ども。核実験や原子力発電所からしか生成されない人工放射性物質であるストロンチウム90と小児ガンの関係を統計的に明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
低線量放射線が子どもたちにガンを引き起こす。子どもは成人に比べて3倍から10倍ほど放射線に敏感で胎児はさらに敏感である。とくにストロンチウム90は核実験や原子力発電所からしか生成されない人工放射性物質で、半減期は28.79年と長く、骨に蓄積し骨髄に浸透し、骨のガンや白血病などを発生させる、生物学的毒性が極めて高い物質である。
本書は、平時においても原子炉の近くでストロンチウム90のレベルが上昇するときには、数年後に小児ガン発生率が増大すること、ストロンチウム90のレベルが減少するときには小児ガンも減少することを統計的に明らかにした衝撃の書。
そのストロンチウム90は重い物質なので遠くには飛散しないとの理由で、日本政府はろくな調査もしていないが、福島第一原発から100キロ圏外でも検出されている。水に溶けやすく海流によって運ばれ、食品や水から体内に蓄積され、排出されにくいストロンチウム90は、子どもたちをはじめ私たちの最大の脅威である。【商品解説】
目次
- 第Ⅰ部 序章
- 第1章 埋もれた宝─セントルイスの乳歯がみつかる
- 第2章 ガンの犠牲者は治療だけでなく原因究明を求めている
- 第Ⅱ部 核実験の放射性降下物
- 第3章 冷戦が市民と科学者を団結させた
- 第4章 初期における核実験からの死の灰とセントルイス乳歯調査
- 第5章 乳歯調査が冷戦さなかの政策に影響を及ぼす
- 第6章 セントルイス乳歯調査とその後の展開
著者紹介
ジョセフ・ジェームズ・マンガーノ
- 略歴
- 〈ジョセフ・ジェームズ・マンガーノ〉1956年生まれ。ノースカロライナ大学公衆衛生学修士号取得。「放射線と公衆衛生プロジェクト」現代表。
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