紙の本
ストーリーは乱雑だがオリジナル、文章はコピー臭い
2012/02/19 17:16
7人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
文章はそこそこ読めるのですが、キャラ同士のやり取りやモノローグがどうにも安っぽい
「どっかで読んだような、特にファミ通系で」と思わせるような感じ
そのせいでキャラクターが歪で一貫性がないように感じます
ストーリーも落ち着きがなく、とっ散らかった展開
正直言って、「くすり」と笑うシーンは一度もありませんでした
紙の本
謎の島、不思議道具、地縛霊
2015/09/10 15:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
先祖代々の仕事を継ぐのに嫌気がさしていた八真重護は、ついそれを父親に言ってしまい、即座に勘当されてしまった。それでもお情けで下された判決は、七重島という人工島の学園への島流しだ。わずかな仕送りで生活するため、家賃五千円の、だが美人管理人のいる怪しい物件に惹かれ、ほいほい契約してしまった重護は、その判断を悔やむことになる。その部屋には、龍ヶ嬢七々々という先住人がいたのだ。…ただし地縛霊の。
とにかくその七々々と同居生活を送ることになった重護だったが、甘い生活とは無縁だ。前の契約者である今生霞の残したノートから、プリンしか食べられない七々々が、七重島を開発した12年前の高校生たちである一鶴春秋、双葉才兎、黒須参差、真幌肆季、華鏡伍月、睦巳狛、通称GREAT7のリーダーであり、七々々コレクションという、世界中の遺跡からかき集めてきた不思議道具を七重島に隠した本人であることを知る。そして10年前、何者かに殺害され、その犯人は未だ捕まっていないことも。
特に何かをするつもりもなかったのだが、不義雪姫、椴松鷲という盗賊団≪祭≫のメンバーが盗んだ七々々コレクションの一つを手に入れ、それを追ってきた自称名探偵の壱級天災とメイド・星埜ダルクと知り合い、唯我一心、茨夕、徒然影虎が属す、七々々コレクションを探す探検部に誘われたことで、七重島の謎に迫っていくことになる。
天才学生が作った、学生と元学生により運営される特別な島を舞台に、地縛霊と勘当された少年、自称名探偵の少女、そして不思議道具と殺人事件の謎がミックスされた、盛りだくさんの物語。少年漫画の原作に良さそう。設定が盛りだくさんなので、アンケート次第で展開を変えられるから。
主人公が夢破れた熱血少年という、最近よくある設定ではあるが、先ほど述べたように如何様にも展開させられるので、柔軟に面白くなりそうな気はする。
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エンターブレインが全力でおしてます!
デビュー作にしてはかなりの完成度!
あんな作家やこんな作家の影響がみられますが些細な問題だっ!
宝探しと名探偵と怪盗義賊とメイドと地縛霊が入り乱れる
一大エンターテインメント!!!
まだよくなる可能性があるので★4つにしとく!
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「ダルク、グッジョブだ」
宝探しと謀略の青春エンターテイメント。読んでるだけでwktkwktkして冒険……はできないから、せめてアクションRPGでもやろうかと思ったほどw
また、キャラたちの歪みと真っ直ぐさが妙に刺さる。この、心の隅っこをチクチク刺される感じ、嫌いじゃないw
挿絵も可愛くポップな感じで素晴らしい。
ああはやくつづきよみたい。
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久々のえんため大賞大賞受賞作らしい。
地縛霊と同棲するハメになり、さらに彼女の宝を狙って繰り広げられるドタバタもの。
話が二度三度ひっくり返してきておもしろい。ちょっと強引なところもあった気がするけど、プリン好きの地縛霊や自称・名探偵の人が素敵キャラでよかった。
最近のブームみたいになってる変態要素を取り入れたコメディではあるが、まぁ、そこはいいかな。
あとはネタが明らかに万人受けしないぐらい濃くて少々不安だったことか。
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おもしろくなくはないんだけど入り込めなかったなあ。会話のテンポ悪いし、七々々影薄いし。巻を重ねておもしろくなるタイプ
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作者さんのデビュー作。
なかなか面白いし、話を膨らませていけそうな設定とキャラ達。
続刊も出たら買うと思う。
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大賞だったので思わず購入。大賞なので期待しましたが、絶賛するほどでもないですかね。買う価値はあるかと思います。ですが、"大賞"だからといって過度な期待はしない方がいいかと思います。期待せず、大賞ということも忘れて読んでください。
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人工学園島に眠る財宝、七々々コレクションを廻る地縛霊と冒険部の物語。
エンタメ大賞小説部門大賞作品。
初巻ということで世界観を説明する文体が多いことがあるのですが、この作品はそういった説明を上手く盛り込んで会話や小さいフラグのような形で上手く表わしていて非常に読みやすかった。
物語の構成も最後はこういう展開になるの!?とちょっとした面白い感じがあり、キャラもよくテンポもよく楽しめました!
若干、バカ成分がイマイチだったかなぁという印象があるもののこれからまだまだ広がりそうな感じがするので次回に期待でそうです。
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ファミ通文庫の推しである様で・・・あ、大賞受賞作か。
代々伝わる家業を継ぎたくないと意思を表明したことで父親から勘当され
学園都市と化している島に転校を余儀なくされた高校生の重護。
格安のアパートと即金で契約して入居するとそこにいたのは地縛霊となった少女・七々々。
彼女は島を立ち上げた7人の一人であり、生前はその才と行動力により島を改造発展させ
また度々世界を旅しては秘宝を収集していました。
彼女の死後それらは島の至る所に隠され七々々コレクションと呼ばれる事に。
秘宝の一つ一つは特殊な力を持つアイテムであり、それを巡って争奪戦が繰り広げられ、
重護はそれに巻き込まれ・・・と言うか自ら突っ込んで行っていますね。
と言うのも、七々々は殺されたので、その犯人を殺さないことには成仏できないと言っていたので
同情を抱いた重護が犯人捜し協力を決断しての流れ。
七々々は地縛霊であるので部屋からは出られないようです。
とまぁ、冒険譚といった所でしょうか。読んだ限りに於いては全体的には文章に破綻はないものの、
部分的には何となく読辛く感じられる箇所も無くはありませんでした。
名探偵を自負する少女を始め、メイド女装の少年等癖のある人物ばかりが登場。
また人物の名前がいちいち奇を衒ったものばかりでいかにもラノベ的な安っぽさを抱いてしまう。
壱級天災、唯我一心、不義雪姫等。他もレアものばかりですね。
こんなのばかりだとどうも読んでいてノイズが入ってしまい、物語に集中出来ません。
喜ぶ読者もいるのでしょうがね。奇が個性であると考えていると。。
物語も陶酔が過ぎて破綻を来すまでには至っていないものの、
終始場当たり的な展開に感じられる部分があり、感心するには至りませんでした。
コレクションを狙う組織、グループの区分けが曖昧であり、
突然与してみたり、裏切ったり。裏切られた後もそのまま行動を共にするとしたり、
何だか心理的葛藤も感じられない雰囲気が、物語の厚みを損ねているのかもしれません。
悪くはないのですが、絶賛するほどでもないかな。。。
続編はあるでしょうが、一寸微妙なものに陥りそうな作品かもしれません。
癖があることを正とするのであれば、高く評価出来るのでしょうが。。。
個人的にはバランス感がもうひとつかなと。
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主人公が反抗期のクソガキで言動が妙にリアルだ。逆上しかけて安っぽく饒舌になるあたりは実にそれらしい。女の子はかわいく描写できてるし主人公の出自や各勢力の関係など舞台設定はなかなかだが話はインパクトに欠ける。良くも悪くも第一巻って感じ。探偵ちゃんが便利すぎるので今後どうなるのか不安と期待が入り混じる。
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今まで積山の中に埋もれてて放置してたんだけど
何気に手に取ってみたら なかなかナカナカ。
感動もなく特に目立ったのはないけど、読みやすい。
久々のあたりの予感。
ってすでに2巻出てる!!
気付かず・・・次に期待!
それにしてもあの山・・・
後何冊読んでないんだろうか・・・
読んだ本と読んでない本を一緒に置くのはいけないね。
・・・ときどき同じ本が2冊あったりするのが悲しいね><
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親に追放され独立都市となっている島にやってきた高校生の主人公・重護が、部活の仲間と共に島に隠されたお宝を捜すお話。
無気力系主人公(ただし肝心のところでは熱い)、変態コメディ、
男の娘に他作品からとってきたパクリな会話と、
最近話題の要素を詰め込んでみました、って感じの作品。
肝心のアドベンチャーパートも、
「え?そんな答えなの?」
と納得いかなかったり、イマイチ情景を思い浮かべられなかったり・・・。
とまぁ否定的なことばっか書きましたが、デビュー作であることもあり、
もう少し読んでみてもいいかなと思えるくらいには満足しました。
2巻も買ってこよう。
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人気だと言うことで読んでみた。なかなかに面白かった。七々々(一発変換できない)という言う地縛霊の住む部屋にやってきた重護がコレクションを求めてトレジャーハントする内容。大賞になったのがうなずける出来だったと思う。
ヒロインは完全に天災な訳で。七々々はすでに死んでるし。まぁ、コレクションの中に蘇生系のものがあるかもしれないけど。
てか、天災がウザかわいいので他の要素はどうでもいいとか思ったり。
夢を本気で叶えようとしている登場人物に、諦めてしまってる自分は羨ましいと思って読んだ。重護藻そんな感じ何だと思ったり。
2巻買ってくる
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いやー、面白かったなあw
設定はありがちといえばありがちですし、
会話も若干ネタ元ありきのコメディが若干ありますが、
基本的な会話のセンスはイイ。
キャラも立ってる。
難を言えば敵がしょぼいとかですかねw
100%傑作とまでは思わないけども、
大賞にふさわしい快作でした!