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紙の本
英国の貴族 遅れてきた公爵 (ちくま文庫)
著者 森 護 (著)
血なまぐさい陰謀や権力闘争、男女の駆け引きの数々…。多くの試練を潜り抜け、栄枯盛衰を経て、今に伝わる主要な英国公爵10家を、さまざまなエピソードをまじえて詳しく紹介する。...
英国の貴族 遅れてきた公爵 (ちくま文庫)
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商品説明
血なまぐさい陰謀や権力闘争、男女の駆け引きの数々…。多くの試練を潜り抜け、栄枯盛衰を経て、今に伝わる主要な英国公爵10家を、さまざまなエピソードをまじえて詳しく紹介する。〔大修館書店 1987年刊の訂正〕【「TRC MARC」の商品解説】
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英国公爵家あれこれ
2017/12/31 00:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pinpoko - この投稿者のレビュー一覧を見る
家系図や評伝が好きなので、各公爵家の起こりから現在までの当主や奥方の行跡・不行跡を記した本作品、純粋に楽しめた。
どの家もお家騒動やら親子断絶やら不倫etcいろいろあるなぁと、となりの家を覗く感じで読ませてもらった。
ひとつ面白いなと思ったのが、英国貴族も他国と同様謀反による反逆罪の処刑は多いのだが、中国などでは九属皆殺しで家は断絶してしまう例が多いのに対し、英国ではどうやら処刑はあくまでその罪に直接関係したもののみにしか適用されないようなのだ。だから何代か前に反逆者を出している家でも、今の王に寵遇されれば家運をもりかえすことも可能なのである。エリザベス一世女王に寵愛されたロバート・ダドリーもそうした例のひとつだと思う。
東西の謀反に対する捉え方の違いも垣間見えて面白い。