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用もないのに (文春文庫)
著者 奥田 英朗 (著)
職業:小説家。年齢:とりあえず中年。じきに五十路の身である。〆切のある旅なんて真っ平御晩。自慢じゃないが、おやじの腰は重いのである。と、胸を張ったはどこへやら。編集者の甘...
用もないのに (文春文庫)
用もないのに
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商品説明
職業:小説家。年齢:とりあえず中年。じきに五十路の身である。〆切のある旅なんて真っ平御晩。自慢じゃないが、おやじの腰は重いのである。と、胸を張ったはどこへやら。編集者の甘言につられて、北京、NY、あっちこっちの野球場、果てはお遍路まで…。人気作家がしぶしぶ物した、脱力紀行エッセイ集。【「BOOK」データベースの商品解説】
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著者/著名人のレビュー
大きく「野球篇」と「遠足篇」に分かれた作家の旅行エッセイ
ジュンク堂
大きく「野球篇」と「遠足篇」に分かれた作家の旅行エッセイ。というと「どうせ出版社持ちで大名旅行なんでしょ、フン」と思いがちですが、
なぜかいつも著者は何かしら痛い目にあわされています。
「野球篇」の「松坂にも勝っちゃいました」も、寒い仙台で震えながら楽天イーグルスの本拠地開幕戦を見る羽目に。
ですが長くプロ野球を見続けてきた著者ならではの野球への愛、野球を愛する人への愛があふれています。
「遠足篇」の「おやじフジロックに行く。しかも雨・・・・・・。」は、タイトルどおり苗場で各出版社の編集者と大雨に降られながらロックした記録。
図らずも(?)出版社ごとのカラーがちらちら見えてちょっとニヤニヤしながら読んでしまいました。
おもしろいから時々旅に出てちょっと痛い目にあって来てください、奥田さん!(すみません)
紙の本
意外に楽しむ
2017/10/22 06:11
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
編集者に連れ出されて、渋々旅に出る著者が笑いを誘います。ロックフェスティバルや野球観戦で、年甲斐もなくはしゃいでいるのが微笑ましかったです。