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この胸に深々と突き刺さる矢を抜け 下 (講談社文庫)
著者 白石 一文 (著)
カワバタは胃ガンであった。手術の直後から、数年前に死んだ息子が自分をどこかに導こうとする囁きが聞こえ出す。格差社会、DV、売春—思索はどこまでも広がり、深まり、それが死の...
この胸に深々と突き刺さる矢を抜け 下 (講談社文庫)
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商品説明
カワバタは胃ガンであった。手術の直後から、数年前に死んだ息子が自分をどこかに導こうとする囁きが聞こえ出す。格差社会、DV、売春—思索はどこまでも広がり、深まり、それが死の準備などではなく、新たな生の発見へとつながってゆく。発表されるや各メディアから嵐のような絶賛を浴びた、衝撃の書。【「BOOK」データベースの商品解説】
【山本周五郎賞(第22回)】【「TRC MARC」の商品解説】
カワバタは胃ガンであった。手術の直後から、数年前に死んだ息子が自分をどこかに導こうとする囁きが聞こえ出す。格差社会、DV、売春――思索はどこまでも広がり、深まり、それが死の準備などではなく、新たな生の発見へとつながってゆく。発表されるや各メディアから嵐のような絶賛を浴びた、衝撃の書。(講談社文庫)
胸に刺さる矢とは? 山周賞受賞の渾身作。カワバタは癌に侵されていた。大物政治家Nの追及も、行く手が幾重も阻まれ、恐ろしい罠にはめられてしまう。そんななかカワバタはある運命的な出会いをする。【商品解説】
目次
- 不安
- ミッチェル
- EVA
- もの思う巨人
- 障害者白書
- 繁殖生物
- ショウダは煙草を吸わなかった
- 詩集
- ジュンナの智恵
- 小さないのち
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下巻では新たな生の発見へとつながっていく傑作です!
2016/08/27 11:54
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
下巻では、主人公カワバタが胃がんであることが明かされます。そして、手術の直後から数年前に死んだ息子が自分をどこかに導こうとするささやきが聞こえ出します。本書では、格差社会、家庭内暴力、売春など、現代社会ではびこる問題が出され、思索はどこまでも広がり、深まり、それが死の準備などではなく、新たな生への発見へとつながっていきます。ぜひ、続きは本書をお読みください。