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紙の本
だれのための仕事 労働vs余暇を超えて (講談社学術文庫)
著者 鷲田 清一 (著)
たのしい仕事もあればつらい遊びもある。仕事/遊び、労働/余暇という従来の二分法が意味を消失した現代社会にあって、わたしたちが生きることを支えているものはなにか、それは「働...
だれのための仕事 労働vs余暇を超えて (講談社学術文庫)
だれのための仕事 労働vs余暇を超えて
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商品説明
たのしい仕事もあればつらい遊びもある。仕事/遊び、労働/余暇という従来の二分法が意味を消失した現代社会にあって、わたしたちが生きることを支えているものはなにか、それは「働く」ことと「遊ぶ」こととどのようなかかわりがあるのか――。人間性の深みまで掘り下げて労働観・余暇観の歴史にせまり、人間活動の未来像をさぐる、清新な労働論。(講談社学術文庫)
「働く」ことと「遊ぶ」こと
われわれの日々の活動とその価値はどこへ向かい、どのように変化してゆくのか
たのしい仕事もあればつらい遊びもある。仕事/遊び、労働/余暇という従来の二分法が意味を消失した現代社会にあって、わたしたちが生きることを支えているものはなにか、それは「働く」ことと「遊ぶ」こととどのようなかかわりがあるのか――。人間性の深みまで掘り下げて労働観・余暇観の歴史にせまり、人間活動の未来像をさぐる、清新な労働論。
わたしたちが仕事のなかにもとめる移行の感覚とは、未来のために現在を犠牲にする<前のめり>のものではなく、むしろ同時的なものであろう。それは他者との関係のなかで<わたし>の変容を、そして<わたしたち>の変容を、期するものであるから。「希望はつねに帰郷であるとともに、何かある新鮮な新しいものである」。<希望>という、この美しいことばで、「途上にある」という移行の感覚を表現したのが、ガブリエル・マルセルであった。――<本書第四章より>
※本書の原本は、1996年、岩波書店より刊行されました。【商品解説】
目次
- 第一章 前のめりの生活
- 第二章 インダストリアスな人間
- 第三章 深い遊び
- 第四章 <労働>vs<余暇>のかなたへ
- 補章 いまひとたび、働くことの意味について
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労働観、余暇観の変遷を見ながら、私たちが生きていく上での支えは何かについて考えていきます!
2020/03/26 11:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、現代社会における労働観及び余暇観とそれを巡る歴史を丁寧に解説しながら、私たち人間の活動の未来像を探る画期的な一冊です。同書の著者によれば、従来は、「仕事はつらく、遊びは楽しい」というように、「仕事」と「遊び」は明確に二分されていましたが、現在は、その境界が非常にあいまいになってきていると主張されています。では、私たちの人生を支えているもの、楽しみとは一体何なのでしょうか?何を楽しみとして生きているのでしょうか?同書では、こうしたことを労働観と余暇観の変遷などを通して究明していきます。