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国家と革命 (講談社学術文庫)
「民主主義を徹底せよ。それが死滅するまで!」世界を震撼させたロシア十月革命。その指導者レーニンによる革命権力マニフェスト。論争と実践の書でありながら国家とは階級支配機関だ...
国家と革命 (講談社学術文庫)
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商品説明
「民主主義を徹底せよ。それが死滅するまで!」
世界を震撼させたロシア十月革命。
その指導者レーニンによる革命権力マニフェスト。
論争と実践の書でありながら国家とは階級支配機関だという一線を譲らず、代議制の欺瞞を暴き立て、直接民主主義の徹底を訴えてあらゆる妥協論を弾劾する。
理論と実践が完全に統一されているかのような口ぶりは、原則を忘れたい我々をおびやかす。
歴史的挑発の書。
【商品解説】
目次
- 「マルクス主義の国家学説と革命におけるプロレタリアートの諸任務」(副題)
- 第一版のまえがき
- 第二版のまえがき
- 【1章 階級と国家】
- 1.階級間の抜きがたい対立の産物としての国家
- 2.武装した人間の特殊部隊、監獄、その他
- 3.抑圧された階級を搾取する道具としての国家
- 4.国家の「死滅」と暴力革命
- 【2章 国家と革命 一八四八-一八五一年の経験】
- 1.革命前夜
著者紹介
レーニン
- 略歴
- 1870年~1924年。本名はウラジミール・イリイッチ・ウリヤノフ(Владимир Ильич Ульянов)。ロシア社会民主労働党の分派・ボリシェビキの指導者として独自の国家論と党組織論を展開した。第一次大戦に際して自国を支持した社会主義者たちを論難し、戦争を内乱に転化することを唱える。1917年にはロシア10月革命を指導して、ソビエト政権を樹立した。著書に『唯物論と経験批判論』『帝国主義論』『何をなすべきか?』など。
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世界初の社会主義国家ソビエト共和国を樹立したレーニンによる歴史に残る権力マニフェストです!
2020/03/26 11:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ロシアの革命家、政治家であり、ロシア社会民主労働党ボリシェヴィキ派の指導者として活動し、1917年に十月革命を成功させ、史上初の社会主義国家であるロシア・ソビエト共和国を樹立したレーニンが著した書の邦訳版です。同書は、レーニンが2月革命後のボリシェヴィキ弾圧から逃れるため、1917年8月から9月にかけてペトログラードの郊外ラーズリフ湖畔に潜伏していた時期に書かれたもので、自らの国家観を提示しながら、プロレタリア革命後の社会主義国家が発展することでいずれ国家が消滅し、純粋な共産主義社会を残すのみとなる過程について論じられています。歴史に残る権力マニフェストの書と言えるのではないでしょうか。
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裏切り者の支離滅裂なマニフェスト
2022/05/23 00:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
臨時政府が戦争から離脱しないので、ドイツ軍と手を組んで「社会主義者の反戦運動」などかなぐり捨ててドイツ領内を「封印列車」で通過してロシアに帰国した売国奴ウリヤーノフが「死滅する国家」という観念を書き散らした「国禁の書」。「軍隊、警察、官僚の廃絶」などどこへ行ったのか、虚心にロシア史を見ると分かるのに、ウリヤーノフを偶像化すると分からないようだ。
何故、ヴラーソフ将軍が売国奴でウリヤーノフが「メシア」なのか、さっぱり分からない。