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商品説明
誰もやりたがらない「嫌われ仕事」は宝の山だった! 典型的な嫌われ仕事のひとつである雨漏り修理を長年続ける著者が、嫌われ仕事の素晴らしさ、それに取り組むことの大切さを伝える。【「TRC MARC」の商品解説】
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望むと望まないとに関わらず。
2012/04/22 21:52
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヂャリや - この投稿者のレビュー一覧を見る
やりたくないことにこそ、チャンスがあり、価値があるという。
嫌いな仕事につくのは簡単だ。そもそもお金をもらえなくても今の仕事を続けるかを問えば、大方の人はノーなのだから。すでに嫌いな仕事についていることになる。
とすると、著者の言を借りるなら、みんなにチャンスありとなる。
たとえば「教育という名のリストラ」をしなければならない立場に立ったとき、はたして自分を磨くことになるだろうか。それとも禍根を残しつつ、その仕返しが将来にわたって、かえってくるようなことを選ぶだろうか。「見聞を広め、自分の枠を広げるために」などというのなら自分がやめればいいのに、自分を守るために人を陥れることが、果たして価値のあることだろうか。
そのような仕事にも著者なら価値を見いだせるのかもしれない。
なにせ「迷ったら嫌な方を選ぶ」のが判断基準なのだから。
感情を除くと、客観的に選ばれるのは、感情が嫌と判断しているほうなのだと。
ユニークな視点ではあるが、果たして本当にそうか。
著者にはそれが合っているのであろう。
仕事は辛いものという狭い視野の中にいる人には、励まされる一冊かもしれない。