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紙の本
変死体 上 (講談社文庫 「検屍官」シリーズ)
著者 パトリシア・コーンウェル (著),池田 真紀子 (訳)
スカーペッタが責任者に就任した法病理学センターがある街で、犬と散歩中だった若者が心臓発作で倒れ、死亡が確認された。だが、外傷のなかった遺体から、翌日、大量に流血しているこ...
変死体 上 (講談社文庫 「検屍官」シリーズ)
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商品説明
スカーペッタが責任者に就任した法病理学センターがある街で、犬と散歩中だった若者が心臓発作で倒れ、死亡が確認された。だが、外傷のなかった遺体から、翌日、大量に流血していることがわかった。それは彼が生きたままモルグの冷蔵室に入れられたことを意味していた!緊迫の『検屍官』シリーズ第18弾。【「BOOK」データベースの商品解説】
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「変死体(上・下」信じたいものを信じる心が、新たな事件の真相に迫る
2012/01/24 00:04
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:soramove - この投稿者のレビュー一覧を見る
書籍「変死体(上・下」信じたいものを信じる心が、新たな事件の真相に迫る
18作目となる「検屍官」シリーズ
全部読んでるのでとりあえず、楽しみに読んだ。
とにかくこのシリーズは最初の5作目あたりまでは
最高の傑作!
以後は良かったり、もうひとつかな・・・を繰り返すが
やはり同じ登場人物の「その後」が気になって
結局買ったらすぐに読んでいる。
お気に入りの作家の新作を素早く知らせてくれる
そんなサービスがbk1でも始まると
いいのになぁと密かに思っている。
「スカーペッタが責任者に就任した
法病理学センターがある街で
連続殺人と思われる事件が発生した、
容疑者はスカーペッタの“副官”ジャック・フィールディングで
彼は行方不明となっており疑いは深まるが
スカーペッタは事件の深層に
別の何かがあるのではないかと
真相に迫っていく、今回は上下巻の手ごたえ」
バージニア州で検屍局長をしていた頃の
いかにも地に足がついた様子の
安定感のある雰囲気が最近はなかなか感じられない、
バージニアを離れたあたりから
物語自体ももうひとつ輝きを失くしてしまった、
残念だなと思いつつも
新作が出たら他の読みかけの本を一旦止めて
こっちを読み始めるのだから
期待は高いのは言うまでもない。
今回は連続殺人かと思われる事件の容疑者に
スカーペッタの指導の下
一緒に働いていたジャック・フィールディングが浮かびあがり
彼は失踪し、その後自宅で死体となって発見される。
単純な事件に思えたが
スカーペッタが死体にメスを入れると
物語は一気に動き出す、
この感じはいつもながら良い、
けれど死体と向き合い
声にならない声を聞いていた頃の
あの親密な時間は今回も感じられない、
周囲が複雑になり過ぎ
語り口は洗練されて
整理されているんだけど
その整理され過ぎ具合が
自分達を突き放してるような感じがして
却ってクリアに胸に響かないのだ。
あの可愛かったルーシーは
ますます不可解な存在になり
マリーノは付き合いが長すぎて
今の身近な存在には
首をかしげざるを得ない、
ただこの長い長い物語は
いつかシリーズが終わるときまで見届けたい
そんな気分なんで
今後もシリーズ新作が出たら買って読むだろうな。
検視することで初めて分かる事実から
当初考えられた事件の内容が
全く別の意味を示すという驚きが
最近の作品からは感じられないのが致命的だ
密室からの新たな発見は
やはり手詰まりなのかもしれないが
それでも新しい何かを期待したい。
アンジェリーナ・ジョリー主演で映画化されるらしいが
それも楽しみだ、
今後は現在の場所に落ち着いて
彼女らしい視点から
事件解決はもちろん
事件を起こしてしまう人間ってものへの
優しいまなざしと深い洞察力を読ませて欲しい。
また一年待つんだろうな。
でも待つから期待に応える出来となって
くれることを願いたい
★100点満点で75点★
紙の本
過去
2022/08/18 22:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
スカーペッタの過去が今回の事件に関係しているらしい。シリーズ第1作の前の出来事のようだ。本書の終わりは元FBI捜査官の夫にその事について詰め寄られるところまで。下巻の展開が気になる。