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ヰタ・セクスアリス 改版(新潮文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.4 73件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.12
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/182p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-102003-7
  • 国内送料無料
文庫

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ヰタ・セクスアリス 改版 (新潮文庫)

著者 森 鷗外 (著)

哲学講師の金井湛君は、かねがね何か人の書かない事を書こうと思っていたが、ある日自分の性欲の歴史を書いてみようと思いたつ。六歳の時に見た絵草紙の話に始り、寄宿舎で上級生を避...

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ヰタ・セクスアリス 改版 (新潮文庫)

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商品説明

哲学講師の金井湛君は、かねがね何か人の書かない事を書こうと思っていたが、ある日自分の性欲の歴史を書いてみようと思いたつ。六歳の時に見た絵草紙の話に始り、寄宿舎で上級生を避け、窓の外へ逃げた話、硬派の古賀、美男の児島と結んだ三角同盟から、はじめて吉原に行った事まで科学者的な冷静さで淡々と描かれた自伝体小説であり掲載誌スバルは発禁となって世論をわかせた。【「BOOK」データベースの商品解説】

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みんなのレビュー73件

みんなの評価3.4

評価内訳

鴎外の「人生に対する慈しみ」

2010/02/14 08:44

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:analog純 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 以前『雁』を読んだ時も、はじめ気になって仕方がなかったんですが、なぜ鴎外はこんな作品を書いたのだろうということです。

 漱石を読む時なんかはこんなこと思いませんね。「贔屓目」なのか知れませんが、漱石の時は「内的必然性」なんて言葉で、あっさりこの部分はクリアしてしまうような気がします。

 鴎外でも、短編の時はそんなことはあまり思いません。
 鴎外の短編は、いわゆる「テーマ小説」が多く、要するに、なるほどこの時は鴎外はこんな事を考えていたんだなーで、わりと簡単にクリアします。

 なぜ『雁』とか本作の時にだけそんなこと考えるかというと、ひとつは、その長さのせいですね。「中編」くらいの長さがありますから、そのぶんあれこれ書き込んであって、それで、なぜこんなに頑張って書いているのかなー、と、そう考えるということですね。

 そしてもう一つの理由は、鴎外自身が本作でもシニカルに書いていますが、こんな風に批評され続けたという表現。

 「情熱という語はまだ無かったが、有ったら情熱がないとも云ったのだろう。衒学なんという語もまだ流行らなかったが、流行っていたらこの場合に使われたのだろう。」

 鴎外にシニカルに笑われても、やはり僕も、読んでいてそんな気が大いにするんですがねー。
 もちろん鴎外も、そんなことは分かっていて、わざとそんな風に書いているんですよね。かなり屈折的ですよねー。
 今ふっと思ったのですが、こういうのを

   「上から目線」

って、言うのかも知れませんね。
 ま、相手は天下の鴎外ですから、上から見られるのは当たり前なんでしょうけれども。

 いえ、僕は別に鴎外が嫌いなわけでは全くないんですが、なんか変な展開になってきたんですが、でもやはり、こんな風に思ってしまうということなんです。

 「鴎外先生、そんなにこの小説についても情熱的に書かれているわけでもないんでしょ。なぜ、こんな小説をお書きになるんですか」と。

 えーっと、いわゆる文学史的には、なぜこの小説を鴎外が書いたかということについては、以下の定説があります。

 猖獗を極めるように文壇中に流行っている自然主義小説が、極めて「露悪的」に性欲を描いていることについて、果たして日本人の性欲はさほどに「どぎつい」ものであるのか。ワシなんか全然そんなことないもんねー。いっちょ、ワシの「性欲的自伝」を書いてみるか、と。

 しかしこんな「定説」では、納得できませんね。
 そこで、以前の『雁』の時のこともあったものだから、ちょっと注意しながら読んでいったんですが、ああ、やはり僕は間違っていたんだなーと、つくずく思いました。
 例えばこんな所です。

 「飯の時にはお蝶がお給仕をする。僕はその様子を見て、どうしても蝶ではなくて蛾の方だなどと思っている。見るともなしに顔を見る。少し縦に向いて附いた眉の下に、水平な目があるので、目頭の処が妙にせせこましくなっている。俯向いてその目で僕を見ると、滑稽を帯びた愛敬がある。」

 他にもいろんなところに散見されますが、ちょっと意地悪に言うと、こんな表現を書いてしまうところに鴎外の「ねじれ」があるんですよね。
 そして、この「ねじれ」こそが、「諦念」なんて言われる鴎外の人生に対するニヒリスティックな信条を不十分なものにしつつも、一方我々小説好きの読者にとっては、すばらしい作品群を残してくれた、鴎外の「人生に対する慈しみ」「小説表現の豊かさ」であるわけですねー。

 小説を書くことに対する「やめれないおもしろさ」、後年鴎外は史伝の世界に沈潜してしまいますが、少なくともそこに至るまでは、やはり、例えば上記の引用部分を、とてもおもしろがりながら丁寧に丁寧に書いたであろう鴎外の姿を、今更ながら、改めて見つけたように、僕は思いました。

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2005/09/24 20:24

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