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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2011.5
- 出版社: 全国農村教育協会
- サイズ:19cm/553p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-88137-085-8
- 国内送料無料
紙の本
日本帰化植物写真図鑑 Plant invader 600種 1部改訂
著者 清水 矩宏 (編・著),森田 弘彦 (編・著),廣田 伸七 (編・著)
一般の植物図鑑には載っていない帰化植物を、江戸末期から現在までの600余種を収録した1700余点のカラー写真による図鑑。見慣れない植物が帰化植物か、何という名前なのかとい...
日本帰化植物写真図鑑 Plant invader 600種 1部改訂
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商品説明
一般の植物図鑑には載っていない帰化植物を、江戸末期から現在までの600余種を収録した1700余点のカラー写真による図鑑。見慣れない植物が帰化植物か、何という名前なのかといったその植物の歴史の第一歩を知る一冊。【「TRC MARC」の商品解説】
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見渡せば「オランダ」や「アメリカ」や「ブラジル」や・・・。
2011/11/30 09:30
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ススキの穂がそよぐ、タンポポが咲いている。外出をすると、道端の雑草にも季節を感じることがあります。「雑草という草はありません、それぞれに名前があるのです。」とは昭和天皇の言葉ですが、どんな名前なのか、と知りたくなって調べてみると・・。普通の野草図鑑などを見ても「ちょっと違う」ものが結構あるのです。
そこで本書の登場。ああこれこれ、と見つかることの多いこと、多いこと。分かりやすい全体像の写真と特徴、原産地や日本で採取された時期など、一種だいたい一ページで紹介されています。似ている日本種の写真や比較も載っているのも親切。
江戸時代とかもっと昔に「来日」した「こんなものまで」と驚くような馴染み深いものにも外来種は沢山あるのですね。それにしても「アメリカアサガオ」とか「オランダミミナグサ」、「ブラジルコミカンソウ」と、国際色豊かなこと!説明を読んでみると、観賞用に栽培されたものが野生化したものも多いです。近くにもヒメツルソバ、ノハカタカラクサなど、綺麗な花が目を惹きつけます。
身近な野外の植物を一寸調べるなら、もしかしたらこれが一番「あたり」が多いかもしれません。よい紙質なので写真は綺麗なのですが、その分ちょっと持っていくには重い。数人で観察に行くときには誰かが代表で、が良いかも。2010年に第二巻も出版されました。帰化植物の増加を感じさせます。