紙の本
最後のセリフ「・・ちゃん、死んじゃった・・」
2013/05/11 07:10
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投稿者:まりんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終わってすぐの感想です。「あ、最後の最後は・・・!」
最後の最後にチラッと見えたU子の本当。すごくおもしろかった。
銀行横領事件の主人公とU子、U子の娘に、死んでしまった刑事の親友。いろいろ登場人物が出てくるものの・・・うまく絡まっていて。
真実げ出てきた・・・うん?これ嘘?
わかってきた・・あれ嘘?
これは事実?だよね・・嘘だった?
最後まで作品にどっぷりはまらせていただきました。
すごいサクサクと読みいってしまいました。
紙の本
ダークスリルサスペンス
2015/11/23 01:03
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投稿者:ごろ寝 - この投稿者のレビュー一覧を見る
悪女に振り回される人々をかいたお話し。
救いようがない内容だけど、どれが嘘でどれが真実なのか…
とても引き込まれる話で、面白かったです。
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稀代の悪女と、それをとりまく人々が生きた激動の時代のお話。
途中までは話の着地点はどこなんだろうとか、本当の彼女はどれなんだろうとか、いろいろ考えながら読んでたんですが、なんとも歯切れの悪い、打ち切りになったみたいな終わり方でもやもやした。
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刑務所の女囚人U子の過去を探る記者と刑務所でU子と知り合った女、二人の視点を中心にU子のことが語られる。
なぜ人はU子に惹かれてしまうのか、U子の狙いは何なのか…。
確かに怖い女だし、その魅力にどうしようもなく抗えない人がいるというのも事実と思うのですが、語りの二人にあまり感情移入できないせいか、U子があまり怖くない…。
なんとなく帯から想像していたようなところに着地しなかったのも不完全燃焼の原因のひとつかもしれません。
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好きな作家が二人ともオススメツイートしていたので、リクエストしてみた。正直、期待はずれ。筆者がナニを書きたいのか解らない。昭和やバブルな頃にこんな女性が居ても不思議じゃないけど、だからどうしたん?という感じ。
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服役中、出所後、そして若かりし日の詩子。
本当の彼女は純粋で優しい女性なのだろうか。
変わってしまった悪女の詩子が最後に呟くひとことに本来の姿が垣間見える。
中盤が中だるみ気味で飽きてしまったので、もう少しドキドキするようなエピソードが散りばめられていても良かったかな。
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ノワール?アンチヒーロー? ともあれ、良心にも道徳にも縛られず、我が道を往くU子の魅力たるや。実在の人物と錯覚する瞬間も何度か。悪女が好きな方、悪女に惹かれる方。是非、U子の虜になって下さい。
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詩子さんのお母さんの、「子供の頃、大きなホクロが…」って話、美空ひばりに繋がるかと思いきや繋がらなかった。。読み解けなかっただけなのかな?
全体的に思わせぶりにエピソードが、結局思わせぶられただけ、って印象
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昭和の終わり、トップ屋の蒲田は、親友を死に追いやった悪女・詩子の周辺を調べることに。
元高級区クラブの詩子は、ゲーム賭博で実刑判決が下り、服役中。
タイトルの「モンスター」というほど強烈でもなく、嘘つきとも思えず。
でも時代を反映した描写・人物などもあり、面白かった。
(図書館)
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「嫌われ松子の一生」タイプの女伝。主人公に松子ほどの魅力もなければ話の展開も退屈、結末も中途半端でなんとも物足りません。
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服役囚で赤坂にあった高級クラブ・エルドラドの元人気ホステス。
彼女に捜査情報を漏らしたあげく死んでしまった友人に頼まれた言葉「あの人のことを頼む」。
仕事や妻を裏切った男に言われた言葉に惹きつけられるように蒲田は彼女に接触する。
彼女の力がどこからくるのかと迫る週刊誌のライター・寺本と、収監されながらいつの間にか力を持っている詩子と二つの視点を交互に描いていて、これは何かあるぞ、何かあるぞとグイグイと読み進められるのですが……
んんっ、これだけですか?
引っ張って引っ張ったけど、詩子自身の怖さが最後まで見えなかったなぁ。
「超弩弓の悪女エンタテイメント!」と帯で煽るほど楽しめなかったし納得できなかったな。残念。
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U子さん魅力的!
特に考えさせられたり、新しい発見があったり、というようなことはなかったですけれども、面白く読みました。
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怖い女の話・・・だけど、今丁度リアルタイムで世間は尼崎事件の話題。
本物の超怖い女の前にこの本の内容は薄れちゃいます。
まぁ、世の中には自分が一番大事でそのためには他人はどうなってもいいって人間が普通にいるって事だよね。怖い。洗脳とか支配とか意外と簡単なのかも。はたからみると「そんな馬鹿な?逃げれるだろう!気づくだろう!」って思えるんだけど当事者になると本当にあっけないくらいにやられちゃう恐怖。モンスターU子も絶世の美女なわけではないのだけど男を手玉にとっていく。オーラみたいなのがあるんだろうね。
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図書館にて。
確かにモンスターではあるけれど、意外と小物・・・っていうのがラストまで読んだ感想だった。
人間を操り転がすのは確かにうまいようだけれど、仲間の中の評価ではトップにはなれなかったし、器はすごく大きいわけではないよう?
でもその分人間くさく、生臭く、腹黒い気がする。
庶民は全くかなわないと思うが。
幸恵じゃないが全く関わりたくない・・・。
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【男も女も、なぜ、この女に騙されるのか。
昭和63年。ゲーム機賭博で数億円の荒稼ぎをしていた赤坂の喫茶店経営・石山詩子が、常習賭博の現行犯で逮捕された。
フリーライターの蒲田は拘置所で詩子と面会する。旧友で亡くなった刑事の寺本から「あの人のことを頼む」と懇願されていた。家庭を壊し、刑事という立場も顧みずして死の直前まで意識野にのぼらせ続けた女は、一方、寺本のことなどまったく意に介す様子を見せなかった。
腑に落ちない蒲田は詩子の娘で小学生の音子に会い「自分の本当の父親を探してくれ」と依頼される。
巻き込まれるように蒲田は各界の大物たちと会う羽目になり、詩子との不可思議な関係を目の当たりにしていく。
年号が改まった平成元年。獄中にいた詩子は、ある計画を実行に移す――。 】
空恐ろしい女---詩子。
非常に特異なキャラで、登場する彼女の周囲の人々は男女を問わず、その言動に心惹かれる。
「徹底的な嫌悪は好意の裏返し」的な感情はわからなくもない。
懐に入ろうと画策し、本性を暴こうとするも、
肩透かしどころか、いつのまにか飲み込まれている。
独特の雰囲気と、詩子のキャラ、ストーリーも悪くなく、
読み込んでしまった。
・・・が、終わってみれば一体何が言いたかったのか、
イマイチ判らず、尻すぼり感が否めない。
著者の前作もジワジワ売れているとのことなので、
チャレンジしてみたい。