紙の本
カンナシリーズのはじまりの巻です
2022/08/16 23:02
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投稿者:ルリノツキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
カンナシリーズは、QEDシリーズよりジュブナイル寄り
軽めにサクサク進みます
とは言え、長い時間をかけてお考えになった推察なんだろうなという事が
あっさり書かれています、惜しげもなく。
面白いです
寛和時代に事の発端があるのか、それとも植物のカンナの色からくるのか
神奈備のカンナなのか、何だろうと思いながら読んで行きますが
この巻だけでは解りませんね
次巻以降に持ち越します
紙の本
聖徳太子&蘇我氏
2020/03/01 14:32
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
QEDに登場した鴨志田君の弟が主人公で、今にも熊崎など登場しそうに思ってしまいました。昔々マンガ日本の歴史を読んで、蘇我蝦夷とか入鹿とか変な名前だと違和感を持ったことなど思い出しました。
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なんでカンナ?とおもったけど、よくわかんなかった…脳内一発変換は神名だったんだけど違いそうだしなぁ。続刊で明かされるのかしら。
歴史好きにお酒好きに旅行、と話の属性的にはQEDとあまり変わらない…と思ったのだが読み方としてはあっているだろうか…。相変わらず、人は死ななくても良かったんじゃないかと思う歴史解釈。それはそれで面白いのだけど。自分で掘り下げようとしないのが自分の残念なところ。
忍者ネットワークが新しいかな…。社会の裏側で繰り広げられる組織と組織の駆け引きがどーんと描かれると楽しいなぁ。続き(の文庫化…)が楽しみ。
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飛鳥時代、聖徳太子の話が詳しくでてきて勉強になります。
好きな時代です。
1回だけじゃ全部理解できないので何度か読みたい。
奈良にも行きたくなります。
実際飛鳥や法隆寺に行ったこともあるので想像しながら読みました。
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聖徳太子はいなかったんだ!ってな話のところは面白いのだけど
小説としての中身が非常に苦手だった。
昼行燈だけどやる時はやるぜ!な主人公とか美人で小生意気なヒロインとか…。
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2012/1/21 Amazonより届く。
2022/6/8〜6/11
高田氏の新シリーズ全9巻の第1巻(といっても10年間の積読本だが)。このシリーズも歴史の謎に新解釈を加えていくところはQEDシリーズと同じであるが、伊賀・服部流の末裔で、出賀茂神社の跡取り、鴨志田甲斐と出賀茂神社で巫女として働く現役東大生、中村貴湖を中心にQEDシリーズ同様魅力的なキャラクターが主人公。タイトル通り、聖徳太子、蘇我氏の新解釈を中心に、出賀茂神社に関わる現代の事件も交えて展開。辻村深月さんの解説も良い。この後のシリーズも楽しみである。
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QEDシリーズと並ぶ、カンナシリーズの1作目。
文庫版が出たので買ってみました。
QEDシリーズよりも時代が遡る歴史物。
ちょっと苦手かも?とか、QEDシリーズの登場人物が好きだったので、カンナシリーズはどうなの?と思うところがあったのだけど、なかなか面白かった。
さすがは高田氏というべきか・・・全く違う話なんだけど、歴史の探求の仕方とかがQEDに共通するところがあって、いろいろと感心させられました。
現在はカンナ2作目を読破中。
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カンナシリーズ1作目。
勝者の描く歴史によって隠された真実の歴史を追求するという点では、QEDシリーズと同じ。そこに、主人公たちが忍者の末裔だったりで、多少アクション的なものもプラスされている。ただ、QED同様、歴史薀蓄の部分は興味深く読めたけれど、正直言って、その他の部分はラノベちっくで軽すぎる印象を持った。何だかあまり乗り切れない、、、。
まぁ、薀蓄目当てでQEDシリーズ同様、今後もこのシリーズを追いかけていくつもりではある。
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えーと、肉丸くんは由緒正しいんだけど、外見からすれば全然そんなことできそうになくって。でも、魔子ちゃんがいぢめられたら、突然にスーパーパワーを発揮するのね。なにしろ、実はいろいろ鍛えられてあるから。で、かーみーかーぜーの、じゅつー!(違)
いや、さすがの猿飛じゃないし。
QEDの諏訪編ででてきた鴨志田家が出てきたとおもったら、おもいっきりニンジャアクションで笑ったという。忍犬もがんばってるし(だめだ、忍豚と言いそうになって……)
しかし、微妙にハーレムっぽい展開なのが、なんだこりゃ?
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新シリーズ第一作とのこと。とりあえず、お見知りおきをってなところですか。表舞台から消されてしまった、敗者である以前の施政者の影を掘り起こしていくのだろうか。それとも……
ところで カンナ とは何のことだろう?
(神名 という文字が浮かぶけれど違うよねきっと)
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最終的に犯人は逃走し行方不明になってしまうのと、結局何故盗みに入ったかという理由と、組織については解明されず。これから物語が始まる序章のような話だったので、甲斐くんはこれから強くなっていくのかと、貴湖ちゃんとの関係などなど続きが気になります。
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忍者の末裔の神職と現役東大生の巫女が奪われた謎の社伝を求めて全国を駆け回る。ついでに歴史の勉強。今回は聖徳太子虚構説と巳亥の変の真実に迫る。
有名な聖徳太子による日出づる国の天子ーの文言。同じ文章が隋書にも見られるが、推古天皇ではなくアメノタリシヒコによるものと書かれてある。明らかに男性だがいったい誰なのか?
聖徳太子は10人の言葉を解したとされるが10ヶ国語を理解したという意味ではないか。
日本書紀によれば用明天皇の在位期間が無かった計算になるのは何故か?用明天皇は聖徳太子の父とされる。
蘇我氏三代は天皇のように振る舞ったため不遜と言われるが、実際に天皇だったのではないか。
聖徳太子は蘇我氏三代の業績を改竄するために後の藤原氏によって設定された存在ではないか。など、興味深い説が展開される。
貴湖さんを見倣って125代歴代天皇を覚えてみようか。
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カンナシリーズ文庫化待ってた。
高田作品は文庫で追っかけてるのでノベルスの新刊を見るたびにぐぬぬ…ってなってた。
丹波がお気に入りになる予感がする。
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前QEDシリーズからの派生、スピンオフシリーズ。相変わらず殺人の部分は強引だが、読んでいて面白い小説。底流には、筆者の歴史認識が。聖徳太子と蘇我三代の関係とは。乙巳の変はなんだったのか。学校で習った、勝者藤原氏側からの歴史観では分からなかった事が視点を変えると、そうだったのかも、、と思えてくる。
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"カンナ 飛鳥の光臨"高田崇史著 講談社文庫(注意:2012/01/17発売)
(2008年11月発売、講談社ノベルスの文庫版。解説・辻村深月。)
・・・”カンナ”シリーズ第一作。出賀茂神社から盗まれた、秘伝の社伝”蘇我大臣馬子傳暦”。跡取り・鴨志田甲斐は飛鳥に向かうが、そこでは密室殺人が。社伝盗難との関連は?
聖徳太子と蘇我一族の謎に迫る一冊。
・・・同著者の”QED”シリーズとは違った角度から歴史の謎に迫る一冊。(”歴史的謎””現代の謎”の”QED”シリーズに”謎の組織”というシリーズ全体としての謎を付与した形かと。
)主人公・甲斐は伊賀忍者の末裔。が、どことなく頼りない感じで、いつも巫女の大学生・貴湖にたしなめられています。
が、聖徳太子と蘇我一族の謎に対して見事な切り口を見せてくれます。
また、社伝盗難には歴史的な巨大な組織が絡んでいる様子。どうもこの組織との対立がシリーズの軸となりそうです。
ああっ、密室殺人はオマケ程度でした。(笑)
歴史ミステリー好きや、同著者の作品が好きな方におすすめかと。シリーズ一冊目なんで読んでみてダメなら次巻以降を買わないという選択肢もありますし。
・・・”カンナ”シリーズノベルス版は9巻で完結。(よく見るとタイトルから9巻で終了と読み取れます。)
文庫版は第四作が2012/10/16に発売。