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道化師の蝶
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.3 213件
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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2012/03/29
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/173p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-217561-6
  • 国内送料無料

紙の本

道化師の蝶

著者 円城 塔 (著)

無活用ラテン語で記された小説『猫の下で読むに限る』。正体不明の作家を追って、言葉は世界中を飛びまわる。帽子をすりぬける蝶が飛行機の中を舞うとき、「言葉」の網が振りかざされ...

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道化師の蝶

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商品説明

無活用ラテン語で記された小説『猫の下で読むに限る』。正体不明の作家を追って、言葉は世界中を飛びまわる。帽子をすりぬける蝶が飛行機の中を舞うとき、「言葉」の網が振りかざされる。希代の多言語作家「友幸友幸」と、資産家A・A・エイブラムスの、言語をめぐって連環してゆく物語。第146回芥川賞受賞作。【「BOOK」データベースの商品解説】

【芥川賞(146(2011下半期))】帽子をすりぬける蝶が飛行機の中を舞うとき、「言葉」の網が振りかざされる。希代の多言語作家「友幸友幸」と、資産家A・A・エイブラムスの、言語をめぐって連環してゆく物語。表題作ほか、『群像』掲載全2編を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

道化師の蝶 5−90
松ノ枝の記 91−173

著者紹介

円城 塔

略歴
〈円城塔〉1972年北海道生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。「オブ・ザ・ベースボール」で文學界新人賞、「烏有此譚」で野間文芸新人賞、「道化師の蝶」で芥川賞を受賞。

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みんなのレビュー213件

みんなの評価3.3

評価内訳

紙の本

書籍「道化師の蝶」小説ってなんだろう?って考える

2012/07/30 11:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:soramove - この投稿者のレビュー一覧を見る

書籍「道化師の蝶」★★★
円城塔著 ,
講談社、2012/1/27


第146回(平成23年度下半期) 芥川賞受賞 、
発売日より前にネットで予約し
すぐに読んだが、やっと感想を書いた。


「正体不明&行方不明の作家、友幸友幸。
作家を捜す富豪、エイブラムス氏。
氏のエージェントで友幸友幸の翻訳者「わたし」。
小説内をすりぬける架空の蝶、通称「道化師」。
東京-シアトル-モロッコ-サンフランシスコと、
世界各地で繰り広げられる“追いかけっこ”と
“物語”はやがて、
“小説と言語”の謎を浮かび上がらせてゆく――。」
(講談社の本の解説のHPより)


この本は講談社の解説を読んだだけだと
きっと買わなかった、
やはり芥川賞受賞作品がどんなものか
それが気になってネットで予約して
届いてすぐに読み始めた、
読んで行くうちに
今、読んでいる文章が
一体何を表しているのか
何を言いたいのか
そういうことを考えながら読むなら
全く意味をなさないことに気がついた。


この小説を読んでいる間じゅうずっと
「小説って何だろう?」ということと
「自分の読みたい『小説』ってどんなものだろう?」
そんなことを考えていた。


冒頭の語り手である「わたし」は
飛行機の中で隣に座った男と話し始める
彼は、「わたしの仕事はこうして着想を捕まえることだ」と言い
そのあたりから現実的じゃない物語が始まる、
人がボーッとしたとき
とりとめもなく非現実的なことを
あれこれ考えたものを
文章にしたらこうなりました、って感じ。


自分にとっての「大切な何か」の
ヒントになりそうなものが見つかったとして
それが形あるものならいいけれど
そうではなくて、たとえば
「今、この瞬間」なんていう
捉えどころのないものだとしたら
それを自分の感性の「捕捉網」で捕まえたとしても
その「今、この瞬間」ってものは
スルリと網から逃げ出してしまう。


その形のない、大切な「何か」を求めて
語り手や主人公がどんどん変わって
どこかでひとつのいびつなループになっている、
そんな小説だった、
ひどく不思議な体験だったけれど
自分は、いわゆる「何かが語られた」小説が好きなので
こういう小説は迷惑だ。


「終の住処」の磯崎 憲一郎のいくつかの作品を
読んだ時のような
「何だ?これ」って気分がつきまとう
だから「面白かったか」と聞かれたら
「面白くはない」と答える。
これも新しい小説の形のひとつなのか
でも50年も経ったら
読み継がれているかな、この本、
たぶんムリだろうな。


★100点満点で65点★

2012年03月26日(月)

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紙の本

「円城塔感」がすごいです。

2015/03/16 23:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

「道化師の蝶」と「松の枝の記」の2作品が収録されています。

どちらも円城塔作品らしさが迸っています。小説を使った言葉遣いの実験を見ているような気分で読み終えました。文章量以上にボリュームを感じる読み応えです。

円城塔作品の中でも読みづらい作品なので、まずは「バナナ剥きには最適の日々」等から読んでみて、それから挑戦してみた方が良いかもしれません。

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紙の本

ストーリーを楽しむというよりも

2016/02/04 14:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る

表題作は第146回芥川賞を受賞した時に

掲載誌で一度読んでいました。

2編とも円城氏の作品によく取り上がられる

我々の各言語の成り立ちというか文法をコンピューターで解析した後に

機械的に自動構築する形で小説を表すことへの試みかなあと私は解釈しています。

私は氏の作品を読むたびにウロボロスが頭に浮かびます。

しかし感想を書くことが私などには難しい作家なのですが

無視できないというか興味深い作家です。



次の文は嘘を言っている。

前の文は真実を言っている。


この文章なんかが、この作品の雰囲気をつかみやすのかなあ(笑)

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紙の本

「平成現代文学」がおそまきながら産声を上げようとしているのでしょうか。

2012/03/07 11:21

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あまでうす - この投稿者のレビュー一覧を見る

 飛行機の中で昆虫網を振り回したら、架空の新種の蝶アルレキヌス・アルレキヌスなる「道化師のような蝶」が採れました。

これは本書の引用ではありませんが、例えばこーゆーよーな内容のフレーズがビシバシ登場して参ります。

普通なら我が家のムクも歯牙にもかけない変態的作品が何故か芥川賞を受賞したために、やれ安部公房の真似だとかSFの下手くそな習作、超難解理系純文学とかアホ馬鹿駄文の見本などといろんな評価が乱れ飛んで、それがかえって洛陽の紙価を高騰させているようです。

がしかし、この小説のほんとうの値打ちは、やたら肩入れして「死んでいながら生きている猫を描こうとしている画期的小説!?」などと無闇に意気込んでいる川上弘美選手よりも、著者本人がいちばんよく分かっているのではないでしょうか。まあ世間がらあらあと騒ぎたてるような代物でないことは間違いありません。

私はともかく途中で居眠りはせずに最後まで紙上に乾いた視線を晒すだけの義理は果たしましたが、これは新しい文学的感興がむくむくと湧き起こるような瞬間は、ただの一度もありませんでした。

小説に因る人世の方法的制覇を目指して夢中で書いている本ご人はきっと楽しいのでしょうが、その醍醐味は架空の新種アルレキヌス・アルレキヌスよりも、春になれば郷里の里山に優雅に舞い飛ぶ超現実種のルエホドルフィア・ジャポニカを偏愛する私のような蝶保守的古典文学マニアをてんで満足させてくれはしませんでしたね。

文体やあらすじがどうのこうのと評しても意味がないので書きませんが、この醒めた唐人の寝言のような奇妙な日本語列を反芻していると、なぜか最近は誰も聴かなくなってしまったいにしえの現代音楽のことが思い出されてきました。

実際本作品には初めて12音音楽に挑んだかのシェーンベルクの懐かしい響きが聴こえてきますし、同時に芥川賞を受賞した田中選手の作品では新ウイーン学派の無調やノイズミュージックの乱入も散見されます。先駆する中原昌也の革命的な実験作も含めて、鴎外、漱石、芥川、荷風、谷崎、太宰、三島、大江、村上の正統派に反旗を翻そうとする「平成現代文学」がおそまきながら産声を上げようとしているのでしょうか。


腐敗堕落した文藝春秋社賞なぞによりかかることなく、犀のやうに文学路地を歩め 蝶人

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紙の本

「本」と「着想」と「言葉」と「お話」をめぐる小説。最後に、物語の語り手から「着想」そのものに羽化した彼は、誰かの頭の中に亡命して生きていくということなのだろうか。穏やかで、すわりの良い文体で愉しむ挑発的文学作品。

2012/03/31 14:04

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 チャンチキおけさ用に小皿を選り分ける力が文学だ、というようなたとえで、bk1への寄稿を作家は書き出す。

 「チャンチキおけさか、そうか」と、私は上2ケタの違っていた年賀状のお年玉当選番号を見た時と同じ落胆を感ずる。しかし本当のところ、そのくじ番号は下2ケタすらも外れていたしょうもないものなのであり、真ん中の2つの数字だけが、アマゾン沿い、そこそこ規模の町のボクシング大会で授与されるチャンピオンベルト、その真ん中のバックル部分程度の輝きを放っているに過ぎないのであった。
 チャンチキの小皿ではなく、「てれつくてん」と小気味よく打ち鳴らされる鼓(つづみ)の横の小太鼓そっくりな響きを、正調『道化師の蝶』という円城節から感じ取っていたからだ。いや、もしかしたら、それは「てれつくてん」などではなく、実は幼児の記憶として体に刻まれたビート「てれくつてん」「てれつくつん」だったかもしれないのだ。

 にわか「円城ごっこ」でばく進するのは、やめにしておき、やはり私も少なくない読み手と同様、「よく分かんね」という内容把握のままに、それでも、寝落ちする根性なしまでは落ちぶれることなく、手さぐりで辿ったこの小説の物語をなかなかに楽しめたのは、昔からのおとぎばなし同様、声に出して読んでみると、耳になじみ良い文章ということが一つ。
 五七五調の歌い合うような掛け合い漫才なのか、気張りすぎずさらりと語り下すダンディな講談なのか、はたまた、最後の落ちに向けて周到にドミノ倒しされていく寄席噺なのか、そのいずれにも通ずるであろう、すわりの良い伝統的話芸が持つ「調子」というものがある。
 その調子は、ただ手拍子や打楽器などの音を頼りに整えられるものなのではなく、そこに当てはめられる言葉が、ほのめかしへの期待をはらむシーニェであるときに成立する類のもの。本当のところは、まったくのナンセンスであるかもしれないにせよ。
 すなわち、この言葉の連なりが天に向けて駆け上がって行ったあと、そこから派生した言葉の連なりは、さらに薄雲を突き破って跳ねて行かなくてはならないのであり、いったんスローダウンした後は、静かに舞い降りてこなくてはならない、というように、「こう来たら」「こう展開させていくべき」という、日本語にとっての「収まりの良さ」にしっかりのっとってている気にさせられたのだ。

 「ほのめかし」か「ナンセンス」か、例えば、物語に登場するなぞの多言語作家・友幸友幸が書いたという『猫の下で読むに限る』は、小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』大江健三郎『「自分の木」の下で』といった題名を思い出させると共に「大きなくりの木の下で」を歌いながら、思わず手遊びまでしたくなってしまう響きを含む。
 『腕が三本ある人への打ち明け話』というのも出てくる。穏やかな挑発的文体の中に埋め込まれた、このへんちくりんな題名を目にしたとき、「三」はスタイン『三人の女』ジェローム『ボートの三人男』パワーズ『舞踏会へ向かう三人の農夫』シモン『三枚つづきの絵』、フランス昔話『三つの願い』を呼び寄せる。三つめの頭も出てくるオールディス『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド』とか……。

――言葉というのは常に着想を注ぎ込まなければ維持のできない生き物でしてな(P10)
と登場人物に語らせている箇所があるけれど、つまり、『猫の下で読むに限る』『腕が三本ある人への打ち明け話』ような言葉で作られたピースが、生き物として読み手の脳の中に棲みつくように着想を注ぎ込まれているのだ、きっと。

 「本」と「着想」と「言葉」と「お話」と……。この小説は、四者が主な登場人物だったかもしれない。実際に出てくるエイブラムス氏、エージェント業の男などの登場人物が本当は誰なのか、それが女なのか男なのか、実業家なのか作家なのか、何の言語を操るのかといった属性すらも、ぼーっと読んでいるとつかみにくい小説だから、難解と言われてしまうことはよく分かる。

 30年前と現在のパーソナルな出来事を往還させながら展開していく途中に100年前の史実が入ってくる、というように時間軸がバラバラにされた小説やら、章ごとに話者が変わり、最後の頃になって語られた事件の全容が分かってくるという小説。すべての物語が結ばれた後に、それは実はこういう設定だったのと、新たな枠組みに入れられたりする小説やら、文学作品には、仕掛けられた実験に付き合わされるのが楽しいけれども難儀なものもある。

 『道化師の蝶』の実験は、小説というものを、どこまで着想そのものに還元していけるかという意欲の下に書かれたのかと、私は受け止めた。だから、男のようにして描かれていた人物が、あるところまでくると「えっ、女だったのか?」ということになったり、「蝶になぞらえられた着想」について語っていた人物が、着想という得体の知れないもの、そのものに転化していくことになったりで、小説として「あり得ない」ことに次々遭遇していく、これまであり得なかった読書体験を愉快に、悦びに感じた。
 そういう愉快さだけでなく、「アフガニスタンの職人があつらえた銀線細工の繊細な捕虫網で、ひらひら蝶のように舞う着想を追いかける」「布の表と裏に同じ幾何学模様が出て来るように刺されるフェズ刺繍のように文字や言葉を刺していく」といったイメージも美しい。「V」に御縁のある亡命作家ナボコフが強く意識された本の内容に合わせ、「V」尽くしになるように蝶の羽がレイアウトされのかもしれない本のジャケットが美しいように……。
 ああ、「着想」は、最後に誰かの頭の中に亡命したのだろうか。そういう結末だったのだろうか。

 いやいや、本がもたらしてくれた着想ばかりを書いていたら、何やら本の紹介とはまるで程遠い文章になってしまって、ごめんなさい。でもね、相手にならないことは、はなから分かっていたにしても、作家のやる気に対して読者としてちょっと「受けて立つ」みたいなことをしてみたくなる小説なのでした。

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2012/05/21 23:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かず - この投稿者のレビュー一覧を見る

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電子書籍

言葉のピエロ

2015/03/26 09:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る

私の円城は道化師とともにはじまった。 そして読むたびに言葉は構築され崩壊し浮遊のち乖離。

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2012/01/28 18:05

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2012/10/25 12:10

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2013/08/03 19:31

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