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- カテゴリ:一般
- 発売日:2012/02/29
- 出版社: 小学館
- サイズ:19cm/199p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-09-840127-7
読割 50
紙の本
子どもの脳がぐんぐん育つ「やる気脳」を育てる
著者 澤口 俊之 (著)
脳科学者である著者が、子どもの教育に関するエッセンスを、「人間性知能HQ」を中心にしつつも幅広く、やさしく、具体例としての私事を交えつつ解説する。【「TRC MARC」の...
子どもの脳がぐんぐん育つ「やる気脳」を育てる
「やる気脳」を育てる 子どもの脳がぐんぐん育つ
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商品説明
脳科学者である著者が、子どもの教育に関するエッセンスを、「人間性知能HQ」を中心にしつつも幅広く、やさしく、具体例としての私事を交えつつ解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
脳が「やる気」を出せば、子どもは伸びる!
目的があれば、小学生でも勉強する。子どもは、ほめられたことが好きになる。好きになると好循環が起こる。こういうことにはすべて脳科学の裏付けがあります。小さな成功体験を繰り返すと、決断力がつく、というのも本当です。
脳の働きですから、誰にでも平等に起こります。それを上手に使えるかどうかは、親を含めた周囲の環境に左右されます。
バラエティ番組で大人気の澤口先生は、実は超一流の脳科学者。本書では、脳が「やる気」を出すようになる理論とコツをわかりやすく紹介します。親に知識があるかないか、ちょっとした工夫をするかしないかで、子どもの「やる気」が大きく違ってきます。この本を実践して、ぜひ子どもの脳を育ててください。
【商品解説】
著者紹介
澤口 俊之
- 略歴
- 〈澤口俊之〉1959年東京都生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。人間性脳科学研究所所長。武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部教授兼任。著書に「わがままな脳」「幼児教育と脳」など。
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紙の本
子どもの脳が育つ“コツ”が満載。
2012/04/24 20:07
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:星の砂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は、知能指数IQのことは知っていたが、「人間性知能HQ」は、初めて聞く言葉であった。<難しいのかな>と読むのをやめようかと思ったが、著者は、「子どもの教育に関するエッセンスを「人間性知能HQ」を中心にしつつも幅広く、また、多くのお母さん方を想定してなるべくやさしく(あえてエッセイ風に、私事を交えつつ)解説したもの」という。確かに、わかりやすくやさしい解説で、気付いたら読破していたほど、引き込まれていた。
「人間性知能HQ」とは、「具体的には、人間的な社会生活、結婚生活、子育て、孫育てなどを適切に行うために進化した知能」だという。「HQ」を高める解説やコツは、【目次】の35項目の中にぎっしりと詰まっている。なかでも、【5、人間性知能HQは環境で変えられる/6、脳を強化できる時期は人生に3回ある/12、はしは、4歳までに学べ/15、8歳までにドーパミンの「繰り返し効果」を使え/19、幼児期にきちんとしからないと、攻撃的に育つ/22、言葉は脳をコントロールする/24、夢は書いておくと80%実現する/26、通信簿は通信欄を見よ/28、小さな成功体験を繰り返すと、決断力がつく/34、失敗や挫折をすべて授業だと思え】は、タメになり、「脳力」を伸ばすためにも、実践していきたいものだ。
「HQ」がよく発達した人の特徴には、《目的を持ち、未来志向的で計画的説得や交渉がうまい/優しくて、思いやりがある/良好な恋愛や結婚ができている/病気にかかりにくく、長生きする》などがあり、「HQ」が発達不全な人は、《勉強はできても頭(地頭)が悪い/衝動的で、自分勝手。利己主義/恋愛がうまくいかず、結婚できても失敗する可能性が高い》など。「HQ」の特徴を見ると、私の息子(19歳)は「HQ」が発達していないことが判明・・・。親の離婚によって、当時8歳だった息子は、「やる気」が徐々に消え、全てが中途半端になり、高校も中退してしまった。ほとんどニート状態になり、見守る日々が数年続いたのだ。本書に、「何事でもいいですから、努力することからはじめてください。一歩踏み出す勇気を持つことで、人生は変わっていきます。小さな目標に向かって、なんらかの努力をはじめると、前頭前野は育ちはじめます」とあるように、実際に、息子は夢を見つけることで、ニート状態から脱出し、前に進むことができたのだ。「夢を持たせる」ことは、「人間の大きな本質」というように、子どもの「やる気」が育つことの一歩であることを実感している。
19歳、13歳、6歳の子どもを持つ母親として、「子どものいいところを発見し、伸ばし、悪いところは置いておくか、多少よくしていくことが多重知能を発達させる教育方法です」を、胸に留め、子どもたちの「やる気」がぐんぐんと育つように、子どもにとって素晴らしい環境を維持し継続するためにも、<母親である私自身の“努力”が重要である>と痛感・・・。