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商品説明
バベルの塔を比喩にして精神=身体を論じた「解体か分裂か」をはじめ、描画治療論、言語論、心のケアなど、著者がもっとも活発に著作・翻訳活動に励んだ1980年代を中心に論文・エッセイ等を収録。
収録作品一覧
統合失調症患者の回復過程と社会復帰について | 10−24 | |
---|---|---|
精神科の病いと身体 | 25−46 | |
解体か分裂か | 47−55 |
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紙の本
入り込むこと、入り込まれること
2022/12/31 06:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:***** - この投稿者のレビュー一覧を見る
多くの人が生まれる前から誰かと行っている「伝える」「伝わる」。著者が患者に、外国語に触れる時、言葉や文章で何かを伝えようとするとき、普段の生活では使わない方法を制御しつつ駆使したり、技術を分析したりする。
対人関係で何とか相手の事を知ろうとするときに使う自分の体と心。
特定の人にチューニングしすぎていることへのアラーム事象。
精神科医としてのお仕事の素晴らしさを支えたのかもしれない言語や文学への造詣。
翻訳をするために工夫した新しい文体を使って1冊書き上げると、元の自分の文体には戻れなくなるという話は印象的でした。
紙の本
精神病理及び病跡学を専門とする精神科医、中井久夫氏による22編からなる論文・エッセイ集です!
2020/04/20 11:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、精神病理学及び病跡学を専門とする中井久夫氏が「精神」をテーマにして著した論文やエッセイから厳選された22編を収録した論文集です。同書には、バベルの塔を比喩にして<精神イコール身体>ということを説いた「解体か分裂か」、統合失調症などの精神疾患の発病過程、臨界期、回復期への新たな視点を提起した「精神科の病いと身体」と「統合失調症者における<焦慮>と<余裕>」などが収録されており、著者の説く心のケア、言語論などがよく分かります。