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月光条例 17 (少年サンデーコミックス)
月光条例 17
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- 税込価格:13,291円(120pt)
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紙の本
30ページの、「下ノ畑ニ居リマス」に絶句です!
2012/04/28 23:03
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:お月見 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品は、おとぎばなしの登場人物が現実世界に現れて、本来のストーリーとは違った行動を見せる。という流れで物語が動くので、今までにもアンデルセンなど、物語の「サクシャ」が登場してはいました。でも今回は、表紙の、月光条例を執行する「センセイ」を見て、思わず「なんて掟破りな!」と思ってしまった。「月夜のでんしんばしら」、ならぬ月夜のせんせいですか。これまで古今東西のおとぎばなしを作品に取り入れながら、とうとう来ましたか。物語好きのヨワいところをぐいぐいと突いてきます。そういえば、物語が好きな人で、かのセンセイの作品を嫌い、という人には会った事が無い気がします。(本好きの友人とは、ザネリとか、あめゆきとてちて等のフレーズだけで通じるくらい)私もあまりにも思い入れがありすぎて、これ以上センセイの事を語るのは割愛したいところです。
作者の藤田さんは、デビュー初期から童話への熱い思いを語っておられ、短編の数々でもおとぎばなしや伝承への愛を表現していたし、作者あとがきなどのコメントでも、常々、名作童話とされる物語についての考察を語っていました。以前の連載作品「黒博物館スプリンガルド」でも、おとぎばなしのような伝承にからんだ少年少女の活躍を描いていて、キュレーター(学芸員)さんの造形なども本書と繋がる部分がある気がします。
そんな流れでのセンセイの登場だったので、満を持してという展開に読み手のこちらのテンションもあがってしまうのでした。更に今回登場するのは白雪姫と、謎の女性高勢露さん。白雪姫の狂気を宿した瞳が怖い。ちょっと、日本橋ヨヲコさんが描くキャラの瞳に似ている気が・・・。(関係ないけど、日本橋さんの作品「少女ファイト」の各話のタイトルにも、童話や民話が使われています。)謎の美女、ツユさんの瞳もまた印象的で、たくさんの絶望や歴史を見てきたと言う表情が怖くもあり、美しくもあり底知れない闇も感じるのでした。
赤ずきんや、シンデレラ、はだかの王様などおなじみのメンバーやエンゲキのその後も気になりますが、とりあえず今は、次の18巻でのセンセイとツユさんの行方を見守りたいと思います。
紙の本
センセイ
2020/10/28 03:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひたすらに好きなキャラ、センセイ。
余裕のある優しい人だけど、自分のやるべきこと、やりたいことをしっかり捉えているいい意味で自分の道をいっている。
チルチル、いやサンキチと露にはまだまだ謎がいっぱいで過去編が早く終わってほしいようなずっと読んでいたいような。
あと関係ないけど、露の見た目がうしおととらのアイツの女に化けた時に見えて、最初ちょっとぞっとした(笑)