- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2012/03/29
- 出版社: 紀伊國屋書店
- サイズ:19cm/405p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-314-01091-7
読割 50
紙の本
100の思考実験 あなたはどこまで考えられるか
身体と脳・生命倫理・言語・宗教・環境・格差…。「ハーバード白熱教室」で取り上げられた「トロッコ問題」をはじめ、哲学・倫理学の100の難問を収録。【「TRC MARC」の商...
100の思考実験 あなたはどこまで考えられるか
100の思考実験――あなたはどこまで考えられるか
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商品説明
身体と脳・生命倫理・言語・宗教・環境・格差…。「ハーバード白熱教室」で取り上げられた「トロッコ問題」をはじめ、哲学・倫理学の100の難問を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ジュリアン・バジーニ
- 略歴
- 〈ジュリアン・バジーニ〉イギリスの哲学誌『The Philosophers’Magazine』編集長。共著に「哲学者は何を考えているのか」がある。
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書店員レビュー
簡単に答えの出ない問題が提示されたとき、どうすればよいのか?
MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店さん
簡単に答えの出ない問題が提示されたとき、どうすればよいのか?
震災、原発、不況など、それが問題であることは分かっていても、
どうすればいいのか分からないことは多々ある。
本書は、「ただ乗り」のような身の回りで実際に起こりそうな状況から、
「水槽の中の脳」といったSFチックなシチュエーションまで100に及ぶ
哲学的問題を紹介し、著者なりの解説を加えている。
どう考えることが正しいのか、そもそも「正しい」とは何か。
読み進めるごとに思考することの楽しさを再認識させてくれる。
まさに「読んで知識を仕入れる本」ではなく「読むことで自分なりの
考えを持つための本」である。
読み終わった今、誰かと議論をしたくなる。そんな一冊である。
人文担当 佐々木
紙の本
哲学問題の100色パレット
2012/04/06 14:40
9人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブックトーク - この投稿者のレビュー一覧を見る
目次を見ただけで、これは面白そう!と即、購入。
「心を持つとはどういうことだろう?」「公平さとはなんだろう?」「不倫はなぜいけないのか?」
古典的な哲学の難問から、現代の倫理学の問題まで、とりあげられているジャンルは非常に幅が広い。
哲学や倫理学の問題にはこんなものがあったのか、というのがよくわかる。100の問題が思考実験の形で具体的に提示され、それぞれに著者のコメントが続く。
ひとつの章が短いので読みやすいし、興味を惹かれたどの章からでも読むことができる。
個人的には、「言葉には意味があるのか」ということに興味があるので、「ウサギだ!」(クワイン)や「箱の中のカブトムシ」(ウィトゲンシュタイン)などを面白く読んだ。そのテーマについてもっと深く知りたいと思ったら、出典にあげられている本を読んでみるとよい。
これまでにない、ユニークな哲学の本だ。
紙の本
内容紹介
2012/03/05 17:48
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ビーケーワン - この投稿者のレビュー一覧を見る
「列車の暴走で40人が死にそうなとき、
5人だけ死ぬほうにレバーを切り替えられるとしたらどうするか」
NHK「ハーバード白熱教室」で取り上げられた「トロッコ問題」のように、
古代ギリシャの時代から哲学者たちは「思考実験」を
"考えるためのシミュレーション・ツール"として用いてきました。
身体と脳・自意識・生命倫理・言語・宗教・芸術・環境・格差など、
多岐にわたるテーマから選りすぐった
簡単に"答え"の出ない、
哲学・倫理学・論理学の100の難問があなたをぐらぐらと揺さぶります。
★世界19ヶ国で刊行! イギリス発ロングセラー!
紙の本
考えるの楽しい
2017/12/01 18:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル通り100個の思考実験が載っている本。
ストーリー仕立ての問いかけは、読み物としても面白い。
問いかけの後に解説が入っているけれども、回答を出してくれる物では無くて、考え方のヒントを教えてくれるような感じ。
問いかけだけを読んでもどこをどう考えれば良いのかわかりにくい物が多いけど、解説まで読めばいろいろ考えられる気がする。
答えの出ない哲学的な問いについて考えるのは面白いので、興味のある人は是非やってみて欲しいと思う。