サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

  1. hontoトップ
  2. 本の通販
  3. 社会・時事・政治・行政の通販
  4. 社会・時事の通販
  5. 産学社の通販
  6. メディアの罠 権力に加担する新聞・テレビの深層の通販

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 3件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2012.2
  • 出版社: 産学社
  • サイズ:19cm/358p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-7825-7000-5

紙の本

メディアの罠 権力に加担する新聞・テレビの深層 (vita SANGAKUSHA)

著者 青木 理 (著),神保 哲生 (著),高田 昌幸 (著)

「ウソ」だらけの報道は、構造的に生み出されていた! 取材力の劣化と蔓延する事なかれ主義、原発タブーと大メディアの官僚化など、内幕を知るジャーナリストたちが、大メディアの危...

もっと見る

メディアの罠 権力に加担する新聞・テレビの深層 (vita SANGAKUSHA)

税込 1,650 15pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

「ウソ」だらけの報道は、構造的に生み出されていた! 取材力の劣化と蔓延する事なかれ主義、原発タブーと大メディアの官僚化など、内幕を知るジャーナリストたちが、大メディアの危機の本質を語り尽くす。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー3件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

真摯なメディア批判の書

2012/05/18 20:24

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:24wacky - この投稿者のレビュー一覧を見る

われわれはみな「メディアの罠」に嵌って生きている。声を大にして叫ばなければならないことは、そのことがいかに深刻な問題であるかを多くのひとびとがいまだに知らないことにある。本書は数多あるメディア批判の書より明快かつ先鋭にその深層を読む者に突きつける。それぞれ立ち位置の微妙に異なる青木理・神保哲生・高田昌幸という3人のジャーナリストの差異がパチパチと電光石火を放ちつつ擦れあい、暗闇に火を灯す。われわれは本書を手にし、自らがメディアの「担い手」となることをついに決意せざるをえない。

冒頭に提示される神保の「ジャーナリズムのノウハウは公共財」という問題意識は明快だ。新聞・テレビなど「旧メディア」はインターネット時代に入り影響力を失いつつあるとよくいわれるが、そのことは吟味する必要がある。宅配網・伝送網という既得権益に守られあぐらをかいてきたが、ネットの世界の競争原理に晒されるようになった。インターネットというプラットフォームに参入するには、それまでよりも低コストで従来の読者や視聴者に見てもらうことができるのだから、旧メディアとしても本来は歓迎すべきであるがそうならない。なぜなら、膨大な費用をかけてきたその経営スタイルをそのままにして参入すれば、そこで得られる収入はそれに反比例して少なくなってしまうからだ。利益率が高い紙の顧客を自らが配信するネットに取られる、自分で自分のしっぽを食う状態に陥るからだと。

このような旧メディアを尻目にインターネットメディアで10年以上飯を食ってきた神保は旧メディアの温室育ちぶりを批判しつつ、しかし重要な指摘を忘れない。新聞やテレビに蓄積されたノウハウはいわば社会に必要とされる公共財である。組織内にいる人にはその自覚が足りない。そう簡単になくなってしまわれては困るのだ。人材を一から育てる困難さを経験から語る神保ならではの危惧であろう。

問題は既得権益に守られ蓄積された公共財が市場にさらされたときにどうなるか。青木は新聞の「パッケージ力」をどう評価するかという興味深い問題提起をしている。いわく、これまでは宅配や再販制度に支えられているがゆえに、あまり読まれない記事にも記者を投入し、深く取材することができた。その結果、地味だけれども大切な報道ができた面もある。一言でいえば営利と離れたところで記事を書くことができたわけだ。

高田はこれを受け、パッケージをはずして一本一本の記事をバラバラにした場合、どの記事が本当に読まれているのか分からないと認める。しかしながら、ネット記事のランキングをみれば上位に上るのは三面記事ばかり。「売れる」記事を書けばそれでよいのか。それ以上に高田が危惧するのは記者の取材力の低下だという。

旧メディアが既得権益に守られその地位を独占してきたという弊害はあるにせよ、同時にそれが「ジャーナリズムの公共性」を維持してきたという皮肉な経緯がわかった。そこには営利で切り落とすことができない価値がある。インターネットという自由な商品交換の世界とそれはときに相反する。公共性と営利の背反という教訓は、インターネット上でのオルタナティブメディアであっても、いや、であるからこそ対峙しなければならない課題としてある。とりあえずここまでで明確になったことがある。公共性のあるメディアのコストを誰が負うべきかという問いをたてることがそれだ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。