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商品説明
家族との日々をユーモアで紡ぐ最後のエッセイ集。妻・斎藤喜美子が語る「マンボウ家の五〇年」と娘・斎藤由香「あとがきに代えて」収録。【「BOOK」データベースの商品解説】
大腿骨を骨折したため、娘による「スーパーリハビリ」が始まった。毎朝、腹筋と散歩。リハビリのための旅の日々で…。妻が語る「マンボウ家の五〇年」、娘の「あとがきに代えて」も収録。『月刊ジェイ・ノベル』連載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
北 杜夫
- 略歴
- 〈北杜夫〉1927〜2011年。東京生まれ。医学博士。「夜と霧の隅で」で芥川賞、「楡家の人びと」で毎日出版文化賞を受賞。
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書店員レビュー
北杜夫さんは、80歳を過ぎておられるのに...
ジュンク堂書店明石店さん
北杜夫さんは、80歳を過ぎておられるのに大腿骨骨折退院後、ハワイ、箱根、上高地、京都等、最後は軽井沢プロゴルフ観戦までご家族でいろいろと旅行をされておられます。リハビリと称して娘等家族に連れて行かれるのですが、「しんどい」と言われながらも、マンボウ節は現在でどんな状況下に置かれても独自の視点で今を楽しんでおられるようなユーモア溢れる描写です。と、家族の温かさも感じました。奥様の最後に「ご苦労であった!!」くらい
言ってくれてもよかったのにという言葉と娘由香さんの「医者が入院した父をしっかり診ていてくれれば窒息死しなかったのではないだろうか」の言葉が胸に沁み、北杜夫さんが亡くなられたことが残念でなりません。