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商品説明
道に迷い、宿を探し、友を訪ね、酒に酔う。極東ウラジオストックから西端リスボンまで全行程レールの上を踏破した、旅の記録。【「BOOK」データベースの商品解説】
道に迷い、宿を探し、友を訪ね、酒に酔う。シベリア鉄道ロシア号、ICE、TGVなどを乗り継ぎ、極東ウラジオストックから西端リスボンまで、全行程レールの上を踏破した旅の記録。『中央公論』連載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
大崎 善生
- 略歴
- 〈大崎善生〉1957年札幌市生まれ。「聖の青春」で新潮学芸賞、「将棋の子」で講談社ノンフィクション賞、「パイロットフィッシュ」で吉川英治文学新人賞を受賞。
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紙の本
大崎善生さんの旅は、インプロヴィゼーション(即興演奏)
2012/07/21 09:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大崎善生さんと言えば、一番に思い出されるのが「聖の青春」。若くして亡くなった天才棋士・村上聖の生涯を愛情のこもった筆で書きおろし、ついこの間、第2回広島本屋大賞にも選ばれたばかり。発表されてからかなりの年数が経ち、文庫化されてからの受賞に、大喜びだったファンも多いでしょうね。もちろん、私もその一人です。
彼の小説はいろいろ読んだことがあるのだけれど、旅行記は初めて読む…、わくわくしながら読みはじめました。
ユーラシア大陸横断旅行記です!そういえば、彼の小説の舞台はヨーロッパがたびたび登場していましたっけ。
まずは巻末の地図で見る大陸横断ルートをチェック、です!
富山港から船でウラジオストックへ渡り、そこからハバロフクス、モスクワ、ワルシャワ、ベルリン、パリ、モナコ、バルセロナ、マドリッド、そうして最終地はリスボン!前半行程は心優しき「グリーンマン」(詳しくは本書でじっくり、実に魅力的な人物)が旅の同行者。
彼と2人でモスクワまでのロシア号はなんとファーストクラスを予約、その期待と現実のギャップに驚きながら、白樺ばかりが続く車窓を思い浮かべ、突然目に飛び込んできた青空のようなバイカル湖を一緒に体感し、シベリア鉄道を堪能しました。(●^o^●)
仲間たちと再会したパリでの楽しい日々、そこでは友だちの誕生日祝いをしたり、大崎さんの小説『九月の四分の一』で舞台となったキャトルセプタンブルへ寄ったり…なんともすてきなシーンが続出。美酒を飲み、友と語らい、一日一観光スタイルで行く…旅後半もとんでもなく充実していました。
「私の旅は格好よくいえばインプロヴィゼーション(即興演奏)であり、まあひらたくいってしまえば行き当たりばったりということになる。」と大崎さん。
大崎さん撮影によるユーラシアの旅・写真もたくさん紹介されていましたよ。
またこの旅を経て、大崎さんの美しい小説が誕生するのでしょうね。こちらも楽しみです。
紙の本
素晴らしい、ロシア
2021/12/26 22:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひでくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロシア空、ポルトガル迄ノ、列車、の、旅を、記録、した、もの、、面白い、スラスラ、読める、ただ、本が、うすい、それが、不満、それ、以外は、問題ない、一度、読む、価値は、あると、思う、個人的には、そう、思う