サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

2017年間ランキング

	ブックオフ宅本便ページ修正(2017/11/22~12/31)

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

鷹(講談社文芸文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.8 1件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2012/04/17
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文芸文庫
  • サイズ:16cm/247p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-290157-4
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

鷹 (講談社文芸文庫 スタンダード)

著者 石川 淳 (著)

「万人の幸福のために」もっと上等のたばこを作りたいと考えたために、主人公はたばこの専売公社を追われ運河のほとりの妖しい秘密たばこ工場で働くことになる。さらには未来がわかっ...

もっと見る

鷹 (講談社文芸文庫 スタンダード)

1,404(税込)

ポイント :13pt

現在お取り扱いができません

電子書籍化お知らせメールヘルプ

メールを登録する

新刊お知らせメール登録

この著者の新着情報

一覧を見る

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

「万人の幸福のために」もっと上等のたばこを作りたいと考えたために、主人公はたばこの専売公社を追われ運河のほとりの妖しい秘密たばこ工場で働くことになる。さらには未来がわかってしまう明日語を学習させられ…。表題作『鷹』のほか『珊瑚』『鳴神』を収録。深遠なる幻想と独特のリズムの文体をもって痛烈に社会と世相を批判し、今日の抵抗を明日の夢へとつなぐ作品集。【「BOOK」データベースの商品解説】

もっと上等のたばこを作りたいと考えたために専売公社を追われ、妖しい秘密たばこ工場で働くことになった主人公。さらには未来がわかってしまう明日語を学習させられ…。表題作のほか「珊瑚」「鳴神」を収録。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

7−73
珊瑚 75−140
鳴神 141−207

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価4.8

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

つまり革命は幻想なのか

2015/05/01 09:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

どうにも個性の見えない男が、奇妙な流れで革命だか闘争だか、大規模な暴力騒動に巻き込まれる。それは1950年代にはある種の人々には確かに存在した幻想だと思う。スターリン批判、ハンガリー動乱を経る間にイデオロギーは見切られ始めて、幻想はカルト的な色彩を帯びるようになったが、その繊細な瞬間にあった心象風景を見事に捉えている。
彼らの目的は、権力のための権力、暴力のための暴力という機構を破壊することだけにあって、なにも唯物論的世界を目指しているというわけではない。ただ変革を求めることが、おそらく作者の言うところの精神の運動というものを生み出していくらしい。
そこに参列する人々の、戸惑い、高揚、絶望などの感情も、今にして思えば儚い輝きだったことになる。蹴散らされる闘士達、焼け落ちた町並み、それらの幻想は素晴らしく甘美であり、しかしその甘美さも幻想であり続ける間のことだったのかもしれない。そんな思いに浸っていられた時間は短い。
未来を記述する言語、主人公を鞭打つ美少女、それらも幻想を現実化するための夢、夢に夢を重ねて幻想は完結する。革命に夢が必要だとしたら、幻想としてしか扱えない。
革命というものが熱気を孕んで信じられていた時代のこと、それを物語化することによって、時代に左右されない永遠のイメージを固着化させた。それはきっと革命なぞ信じていないからこそできたことで、その精神性にのみ着目していたということだろう。だからこそ、革命を生み出し、あるいは革命のもたらす精神が普遍的なものであることを描くことができた。
イデオロギー対立の終焉を予測していたわけではないだろうが、その後にも精神のエッセンスだけは伝える作品として残った。もし革命運動に巻き込まれてしまった場合の恰好の参考書、いやそれだけなんだろうか。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する