読割 50
紙の本
訪問者 (祥伝社文庫)
著者 恩田 陸 (著)
急死した映画監督峠昌彦の親友井上は、湖を一望する山中の洋館を訪ねた。三年前、昌彦を育てた実業家朝霞千沙子が不審死を遂げた湖だ。館には「訪問者に気をつけろ」という不気味な警...
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商品説明
急死した映画監督峠昌彦の親友井上は、湖を一望する山中の洋館を訪ねた。三年前、昌彦を育てた実業家朝霞千沙子が不審死を遂げた湖だ。館には「訪問者に気をつけろ」という不気味な警告状が届いていた。死んだはずの「大おばちゃま」の姿を見たと主張する少女。そして冬の雷が鳴る中、新たな死体が…。やがて残されたシナリオから浮上してきた意外な真実とは。【「BOOK」データベースの商品解説】
急死した映画監督・峠昌彦の親友の井上は、湖を一望する山中の洋館を訪ねた。3年前、昌彦を育てた実業家・朝霞千沙子が不審死を遂げた湖だ。館には不気味な警告状が届き、新たな死体が…。【「TRC MARC」の商品解説】
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電子書籍
ミステリーらしいミステリー
2018/02/18 07:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
あとがきによると、著者はきっちりとしたプロットを予め考えていたわけではなく、いわゆる「嵐の山荘」、「クローズド・サークル」、「記憶の中の殺人」、「各章の出だしは同じ文章だが、毎回先の読めない展開」などの目標を立てて、展開に悩み、自分でも先が読めなかったそうです(笑)
ならば読者が先を読めなくても当然ですね。読み進むほど疑問が増えていき、一体どこに辿り着くのか気になって、一気読みしていまいました。
紙の本
雪山の山荘
2012/06/09 18:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まつもち - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近の中では、ストレートな推理もので楽しかった。「雪山の山荘」系は、様式美があっていいですよね。
紙の本
"収束"ではなく"拡散"
2020/03/31 22:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:クレメル鯰 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本格っぽい道具立てではありますが、そちらを期待して読むと肩透かしをくらうはめになるので、雰囲気を楽しめればそれなりに満足できると思います。
物語としては、いろいろ起こるわりに事件があるようなないような、といった感じで終始とらえどころがなく、一応解決はあるものの"収束"していくよりも"拡散"していく感じは、評価は分かれそうな気がします。
あとがきで書いてありましたが、パッチワークのようなつぎはぎ部分が個人的に気になってしまい、どこか飄々とした展開で雰囲気もなかなか良いものの、蓋を開けてみれば思わせ振りなだけで腰砕け気味に終わってしまい、まずまず面白いものの釈然としないものを感じてしまいます。