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紙の本
ローマ帝国愚帝物語 (新人物文庫)
著者 新保 良明 (著)
淫蕩のかぎりを尽くしたカリグラ、母殺しのネロ、虐殺に次ぐ虐殺を演じたカラカラ…。並外れた暴君が多かったにもかかわらず、なぜローマ帝国は揺るぎもせず存在しえたのか? 偉大な...
ローマ帝国愚帝物語 (新人物文庫)
ローマ帝国愚帝物語
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商品説明
淫蕩のかぎりを尽くしたカリグラ、母殺しのネロ、虐殺に次ぐ虐殺を演じたカラカラ…。並外れた暴君が多かったにもかかわらず、なぜローマ帝国は揺るぎもせず存在しえたのか? 偉大なる「愚帝」の所業と、帝国の実像を描く。〔「ローマ帝国愚帝列伝」(講談社 2000年刊)の改題,再編集〕【「TRC MARC」の商品解説】
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「テルマエ・ロマエ」のおかげ?
2012/04/23 23:48
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今度映画化される「テルマエ・ロマエ」は一方の舞台は五賢帝の一人ハドリアヌス帝の時代だが、この本に出て来るのは、ある意味有名なローマ史の暴君達である。旧版に出て来る皇帝達の列伝をバラバラにして再編成されているが、旧版に出て来る当時のコインや遺跡の写真がなくなって復元画が挿絵になっているのは残念なところである。
それはともかく週刊誌のような内容を含んでいるが、読みやすい文章なので、復刊したのは喜ばしいところだ。復刊に「テルマエ・ロマエ」が関係しているかどうかは分からないが。皇帝たちの生涯を通して見えてくるのは資料からは見えづらい当時のローマ社会の姿である。
「テルマエ・ロマエ」にはバル・コホバの乱を鎮圧しにエルサレムに赴くハドリアヌス帝に随行する主人公が出て来る。イスラエルのナハル・ヘヴェルからバル・コホバ直筆の手紙が見つかっているが、もしエジプトかイスラエルか、でローマ皇帝直筆の手紙が見つかったら、どう伝えられるだろうか、と想像する。