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- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2012/03/29
- 出版社: 北星社
- サイズ:26cm/185p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-939145-29-2
紙の本
丹波の生活衣 明治・大正・昭和の着物と暮らし
著者 丹波生活衣振興会 (著)
染織家・河口三千子のコレクションを基に、明治から昭和にかけての丹波地方の生活衣を紹介。季節、ハレとケ、お洒落等のテーマ別に、その特徴を表すものを選び、丹波生活衣振興会メン...
丹波の生活衣 明治・大正・昭和の着物と暮らし
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商品説明
染織家・河口三千子のコレクションを基に、明治から昭和にかけての丹波地方の生活衣を紹介。季節、ハレとケ、お洒落等のテーマ別に、その特徴を表すものを選び、丹波生活衣振興会メンバーの思い出を加えて解説。【「TRC MARC」の商品解説】
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まさに歴史的著作としか
2021/12/31 23:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都府福知山市、同綾部市、兵庫県丹波市を対象とし、実際にその地方で着られていた衣服のコレクションの一部を紹介している本。
あっさりしたタイトルから連想される
「コレクションの写真集」「一地方の衣服の変遷を述べた本」ではありませんでした。渾身の、事典のような一冊。
展覧会の図録というのとも違い、コレクションの写真(カラー)は重要であるものの、それと同様に解説(写真も入っていて、モノクロ)が充実していて素晴らしい!!当時の衣服を着ていた人の証言という形で、写真と合わせて見るとリアリティがあり分かりやすいです。こんな凄い本が出ていたとは……。地方ごと、ジャンルごとに作ってくれていればと思わずにいられませんが、やはり着物聖地「京都府」ならではの力のいれようなのでしょうか。
アンティーク着物の本は結構見かけるのですが、野良着とか「事務服」(存じませんでしたが戦後そういう上っ張りみたいなのがあったらしいです)とか、機織りまで一冊でカバーし、それも地域限定というのは凄い。感動するばかりです。
表紙の素敵な継布のアップも見応えがありますが、これも生活の必要上継がれた実用品で、今だからこそ貴重で美しいとおもえるものなのでしょう。様々な布が継がれていてアンティークキルトファンには震いつきたくなるような素晴らしさです。