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仏教誕生 (講談社学術文庫)
著者 宮元 啓一 (著)
インドの宗教的・思想的土壌にあって他派の思想との対立と融合を経るなかで、どんな革新性をもって仏教は生まれたのか。その生成の場面に光を当て、比較思想研究の手法によって釈尊の...
仏教誕生 (講談社学術文庫)
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商品説明
インドの宗教的・思想的土壌にあって他派の思想との対立と融合を経るなかで、どんな革新性をもって仏教は生まれたのか。その生成の場面に光を当て、比較思想研究の手法によって釈尊の思想の本質に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
釈尊、その思想の本質
説かれたものは「慈悲」と「救済」だったのか? 生成の場面に光を当て、仏教の根源にせまる
古代インドに生まれ、今もアジアの人々の暮らしに根づく仏教。インドの宗教的・思想的土壌にあって他派の思想との対立と融合を経るなかで、どんな革新性をもって仏教は生まれたのか。その生成の場面に光を当て、比較思想研究の手法によって「経験論とニヒリズムに裏打ちされたプラグマティスト」釈尊の思想の本質に迫る。インド思想史研究の意欲作。
紀元前五世紀ごろから紀元後の一千年紀にわたって、思想史上、仏教はほとんどつねに主導的な役割を果たした。仏教は、今日のヒンドゥー教思想の骨格の重要部分を構成している。しかし、その仏教も、孤高にして超絶という態のものではけっしてなく、他派の思想との対立と融合のなかで生成発展していったのである。――本書「はしがき」より
※本書の原本は、1995年、筑摩書房より刊行されました。【商品解説】
目次
- 第一章 仏教前夜
- 1 輪廻説の確立
- 2 初期の出家とバラモンたちの抵抗
- 3 沙門と六師外道
- 第二章 釈尊の生涯
- 1 伝説と史実
- 2 生まれ
- 3 出家(沙門)への道
- 4 出家修行
- 5 成道から初転法輪へ
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仏教の開祖、釈尊の教えの本質に迫った一冊です!
2020/03/11 09:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、仏教の発生時期である古代のインドに焦点を当て、仏教の開祖である釈尊の思想の本質に迫った作品です。仏教は、インドで説かれた宗教で、現代でも我が国をはじめ、世界に多くの信者を要する一大宗教です。この仏教を開いた釈尊が説いたものは一体、何だったのか?私たちが知っている「慈悲」や「救済」の思想だったのか?当時のインド社会において仏教はどのような革新性をもって人々に受け入れられたのか?などを一つ一つ解明していく画期的な一冊となっています。内容も、「第1章 仏教前夜」、「第2章 釈尊の生涯」、「第3章 最初期の仏教の考え方」と非常に読みやすく、分かり易くなっています。
紙の本
歴史としての仏教
2015/10/10 02:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タヌ様 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の仏教は様々な宗派の立場から教えを説いた宗教の本があり、はたしてどれがブッダ直接の教えかと宗派を超えたものを求めてみたくなり手に取った。
その希望には応えてくれる本です。
ブッダが修業したのはやはり凡俗の世界であり、今では諸事実や文献による歴史的に語られている。
勝手な思い込みであったのだが、クリストのように秘蹟がおこなわれたとかがあるわけもなく、また奇蹟のように仏様が現れるイメージ伝承ではなく客観化されたものであった。
少し残念なのは同一趣旨の繰り返し記載が感じられ、論点の展開が章別立ての論文を集めた感が残った。