紙の本
必須の本
2016/01/23 15:15
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投稿者:おさる - この投稿者のレビュー一覧を見る
MBAという言葉だけ聞くととても難しいように感じますが、
いろんな企業の改善事例なども取り上げているため、
とてもわかりやすく読みやすい本です。
マーケティングはそれだけでもたくさんの本が出版されていますが、
概要を知るにはちょうどよいです。
事業戦略や企画などに従事する方や、
技術者からマネージメント職へステップを目指す方には、
是非お勧めです。
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聞いたような話なのになんで実践できないかって?
知識として知っているだけだから。
そして、実践できるほど具体的な事象とつなげるだけの知識がないから。
知識として知らないことには、実践のしようもないので、経験と机上の学習は両輪ですね。
3年くらいして読んだら、自分の体験と紐づくような箇所があるようなら、きっとできることが増えてるんだろな、と思いながら読みました。
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本書のイメージは早稲田大学のMBA講師陣によるMBAの基本導入編のような基礎的な部分の講義を収録したものといったところ。実際に、ヒト、モノ、カネを経営学として学ぶのがMBAであり、それぞれをダイジェスト版、または導入版として簡単に書いてある。MBAで何を学ぶのかということを整理するのに役立つが、これでスキルが上がるというものではない。現在学んでいるのは早稲田のMBAではないが、基本的なところは共通している。競争優位性を持つための、アカウンティング、マーケティングなどの個別科目と、リーダーシップや経営とはという概念も含まれているので、分かりやすい。復習としても読んで良かった。
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いろいろな具体例があって、基礎知識を学べる形式だった。
MBA については詳しくないので、なんとも言えないが、経営に関係するような
ことは、それなりに範囲を網羅しているのでは、という印象である。
ざっと読むのに3時間程度だったが、こういった本は一度読むだけではなく、
何回か復習することで身に着けることが大事であるので、
また機会を見つけて読んでおきたい。
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あまり期待していなかったが、それぞれの章を担当する先生の個性がとても面白く、ダラダラではなく、一気に読み切ってしまった良書。
MBA入門書なので、内容自体はかなり概要レベルではあるが、おさえるべきポイントが随所に散りばめられていて、非常に勉強になった。
アカデミックな知識や、部下に説明する際の参考にしたい一冊。
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その名の通りMBAの入門的内容。
自分的には、中小企業診断士の勉強を通じて得た理論の復習と、理論に繋がる実例が多かったのが良かった。
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ホルダーですけど、入門ですけど…。
さて、本書は早稲田MBAで昨年(2011年)行なわれたチャリティ講演「MBA ESSENTIALS」をまとめた一冊。さすが早稲田MBAということで、かなり実務的な内容となっており非常に楽しく読むことができた。私が出た法政MBAはどちらかというとアカデミックなアプローチでの教育となっており、実務から見ると若干の乖離感が否めない。というのは、「データ」というものはあくまでも「過去」の遺産であり、将来を保証するものではないからである。
一方、早稲田MBAは教授陣に元実務家が多いせいか、内容がさまざまな企業のケースに寄っている。もちろん「ケース」も過去の遺産であることは変わりないが、“そのとき、その経営者がどのように意思決定を行なって、どのような結果になったか。”というアプローチが多いため、データ分析でのアプローチよりも臨場感があり、自身のビジネスにもアレンジできるのではないかという気になる。というのも、ビジネスは大なり小なり意思決定の連続であり、どういう視点で判断を下すかということがとてもわかりやすく書かれているのだ。
詳しい内容はというと、早稲田MBA教授陣の得意分野が惜しげもなく披露されている。ウッチーの十八番である「異業種競争戦略」や、遠藤功教授の「現場力」、守口教授の「マーケティング」、木村教授の「ブランド論」など本当に学びが多い。根来教授がIT戦略ではなく、サウスウエスト航空のケースだったのがちょっと意外であった。(ビジネスモデルという解釈であれば納得)
戦略論やマーケティング論でよく使われる分析フレームなども多数登場するのであるが、各フレームについて事細かに解説がされているわけではないので、本当の初心者だと少々難しい部分があるかもしれない。各章ごとに「もっと詳しく学ぶための本」ということで、参考書籍が列挙されていることも評価できる。(執筆担当者の広告っぽくもあるが…これはご愛嬌)
最終章の法木秀雄教授の最後のほうには、「ビジネススクールに行くと頭でっかちになる」と揶揄されることもあろうと。でも、それを乗り越えてこそのビジネスリーダーたるものだというニュアンスが書かれている。たしかに私も進学を決めたときにはそのように揶揄されたこともあった。卒業して2年とちょっと経つのだが、改めて身が引き締まる想いだった。
それにしても、早稲田MBAはマーケティングというかプロモーション活動が上手。そろそろKBSをも凌ぐ志願者数になったんじゃないか。
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えーっと、まさにタイトル通りの本でしょう。ビジネスマンの基礎知識としての、how can we do business?みたいなことが書かれています。
チャプターごとに著者が分かれていまして、
戦略思考の基礎
・戦略的であるために:事実に基づく(基本中ん基本であるファクトベースです)、重点を決める(重点領域の話だったかな。やるべきことや優先順位を決めろ、と。)、全体を最適にする(局所最適に陥るなと)
・異業種との競争:業界の悪夢を乗り越える(SWOT)、ビジネスモデルを想像する
・マーケティング;企業経営に於けるマーケティングの役割、ポジショニング(ブランディングの話の一貫ですね)、
・戦略の整合性:ターゲティング・マーケティング・ブランディングなどの戦略の整合性の話ですね。
・模倣困難性:ここでは新規参入者と既存事業、米国に於けるサウスウエスト航空の話を使ってます。
マネジメントの基礎
・オペレーション:現場の鍛え方と見える化の話
・人と組織:人的資源の配置、組織が先か人材が先か
・インターナル・マーケティング部門内の調和の必要性、インターナル・マーケティングの4P
・リーダーシップ
・グローバルマネジメント
アカウンティングとファイナンス
・賃借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)、キャッシュフロー
経営者の役割
・必要条件と十分条件
と非常に広範囲な、一つのチャプターだけで一冊本が書ける内容を300pにまとめています。まとめた分だけ内容はコンセプトだけに削ったり、基本・要点だけに絞ったりしているのですが、ざっと読む場合やビジネス・経営学初心者が手に取るには良い本だと思いました。
全体的に基礎的な事項をまとめた本でして、特筆して何をレビューすれば良いか分からないのでこれぐらいにしておきます。
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11人の講師による講義を1冊にまとめた本。わかりやすく書かれており、タイトルは堅いが読みやすい。良書だと思う。
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タイトル通りMBAで学ぶ要素のエッセンスがちりばめられた本。テーマによって著者が異なるため、構成はそれぞれだが、総じて読みやすく、知識が整理されるとともに参考になる良著。
<メモ>
・フレームワークは戦略的に物事を考えるための補助線のような役割を果たす。
・組織変革の7S ハードのS 戦略・組織構造・システム ソフトのS 人材 スタイル スキル 価値感
・ポジショニングの7つの方法
①製品属性に基づくポジショニング ハンディカム 最小最軽量など
②帰納的便益に基づくポジショニング エッセンシャルダメージケア
③心理的便益に基づくポジショニング ご褒美感、開放感の提供
④提供価値に基づくポジショニング セレナ家族の絆を深める車 ものより思い出、家族の絆をシフトする
以上4つがナンバーワン・オンリーワン訴求
⑤用途や目的に基づくポジショニング ワンダ 朝専用
⑥製品カテゴリーに基づくポジショニング カップヌードル インスタントスープ
⑦市場地位に基づくポジショニング
以上3つは土俵を変えるもの
・顧客価値にフォーカスすると価値は伝えやすいが、価値が得られる根拠の理解が難しい。機能にフォーカスするとそれがどんな顧客価値をもたらすかわからない。
顧客価値は抽象的でブランドとのつながりがわかりにくい。抽象的な価値を具体的な機能や物的属性に結びつけることが重要。ロングセラーブランドや機能訴求を中心としてきたブランドが多いが、新たな提供価値を設定し、コア機能と結び付けることでブランドの価値構造を再設計することが可能。
・企業の競争優位を築く3層構造「資源」(能力)「活動」「差別化」
資源:要素資源の模倣困難性の追求・要素資源のシナジー追求
活動:活動の効率向上・活動のシステム性
差別化:ターゲット顧客に対するインパクト追求・差別化の全体的整合性
サウスウエストの場合、資源:無駄がなく生産性高い要因、活動:稼働率を高める努力、差別化:固定費削減のしくみ・便利で格安な航空会社というイメージ
・現場力を高める3条件①現場の高い問題解決能力 問題解決に対するオーナーシップ ②全員参加の組織能力 点でなく面の力 ③独自の優位性につなげる ダントツ・チャンピオンを目指す
・見える化は”共通認識”をつくること。
多くの情報は翻訳して理解する場を経ないと共通認識とはならない。伝える化ではなく伝わる化
・フリーライダーを抑制する仕組み例 誰が何をしているか見える程度に組織を細分化する。誰の言う事を聞くべきかはっきりさせる。働きに応じて報われる制度を導入する
・一定の制約条件のものとでリソースを按分してリターンを最大化すること、それが最適化。目的や状況に応じて人材優先と組織優先のバランスをどうとるか、いかにして全体最適と個別最適の高いレベルの最適化を行うかが重要。ひとをどのように組織に貢献させつつ個人として伸ばしていくか。マネジメントとデベロップメントのどちらを優先するか。管理と育成の両面から資源の最適配分を行う事が必要。
・インターナルマーケティング。成果に影響を与える組織内要因①リーダーシップ:経営陣が明確な中朝指針を掲げ、社内に徹底されているか ②コラボレーション:部門間、部門内の自由な議論・協力・連携の度合い ③情報活用度:社内外の情報収集、活用度合い ④オペレーション力:現場における効率的な対応能力 ⑤市場開発力:新製品・サービスを生み出し展開する能力
・インターナルマーケティング実施時に整えるべき環境
①部門間、部門内、階層間の透明性を確保
②職場はコミュニケーションの場、オフィス空間の在り方は重要
③優秀な人材を集める
④機嫌のいい職場、機嫌のいい人間関係を 会社を知人のいないパーティにしない
・リーダーシップの3要素 ①ビジョンとディレクション 組織の将来ビジョンを定め、厳密に計画された戦略とともに組織が進むべき方向を明確に示す力 ②コミュニティ フォロワーとコミュニティを形成し、個々の自己実現を図りつつ、組織としての可能性を実現させる力 ③バリュー ソサイエティに対して組織として継続的に価値を提供していく力
・グローバルマネジメント トランスナショナル化:各国の独自性を活かしながらグローバル効率性を高める。メタナショナル化:世界から学習する。
・経営者に不可欠な能力
①ぶれない長期ビジョン・目標設定と到達へのシナリオ構築能力 トップが仮説シナリオを持つことで下からの提案を評価し判断できる
②経営に対する深いコミットメントと意思決定
③経営に対する全体理解
④人材評価、活用能力 各自に全力を発揮させ、実行案を立案させ、自らの提案として実行させる
⑤状況把握能力
⑥達成までの強い執念と強力なフォローと遂行力
⑦自らの能力を客観視して、それを補強・補完する陣容構築能力
⑧人間的な魅力、人格
・どのように経営能力を強化するか
①ビジネススクールでコアスキルを身につける
②小さくともSBU(最小事業単位)や子会社をマネージする。経営トップに近い仕事を担当。海外子会社マネジメント 本社コントロールが及ばない所は意思決定力が育つ。
③新規プロジェクト・案件の推進責任者、順責任者となる
④ルーティン業務担当であれば、改革、改善をしかける
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最近、WBS(早稲田のビジネススクール)の本ばかり読んでるけど、講師陣が個性豊かで面白い。入門編で終わらず、夏季休暇中に色々な教科書読んで吸収したい。
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MBA考えている人は必見な本です。
早稲田大学のビジネススクールの教授陣が分野別にMBAで必須な知識を広く浅く知ることができます。教授陣が第一線で活躍する方々ばかりですので、今の経営学を知る上でも非常に良いと思います。
これで気になった教授の方の書籍を読むのも個人的にありかと思います。
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思った以上に基本的な考え方を学ぶ必要性を感じた。
まず最初に後ろの頁にある謝辞を読んでいただきたい。
この本ができた背景、そしてこの本の意義深さがわかるだろう。この一冊でビジネスの基本、考え方をMBAとしてマスターすることはできなくとも、十分なきっかけになりうる。惜しいことに、ビジネススクールを進められているが、そこはやはり制約が多いのも事実。とくに私などの地方在住者は選択肢が限られてくるのだ。身につける意欲があっても、、、ちょっと寂しいことだ。
だが、この本を読んで今現在、勤め先でなにを学ばなければいけないか、なにが足りないか、自分で考えることの大切さは十分に感じ取れるし、すぐに実践できることである。
本書をきっかけに、手段を問わず、多くの日本人が日本を背負い、リードしていく人材が育つことを願うものだ。
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確かにこういう本、なかったよな。なんでやろ?内容は頭で理解できたので、実践しながら何度も参照しようと思う。
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マネジメント層を目指すならば、専門的な知識をキャリアのどこかの段階で学ぶ必要があると感じた。
マネジメントスキルは本を読んだだけでは身につかず、実践やディスカッションを通さなければ、自分のものにはできない。