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- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2012/04/27
- 出版社: 東洋経済新報社
- サイズ:20cm/231p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-492-50232-7
読割 50
紙の本
トップの暴走はなぜ止められないのか
著者 奥村 宏 (著)
オリンパスや大王製紙にみる会社トップの暴走はなぜ防げないのか。半世紀にわたって株式会社を研究してきた著者が、株式会社制度そのものの限界を指摘。制度にメスを入れ、資本主義の...
トップの暴走はなぜ止められないのか
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商品説明
オリンパスや大王製紙にみる会社トップの暴走はなぜ防げないのか。半世紀にわたって株式会社を研究してきた著者が、株式会社制度そのものの限界を指摘。制度にメスを入れ、資本主義の危機から脱出する道を提案する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
奥村 宏
- 略歴
- 〈奥村宏〉1930年生まれ。新聞記者、研究所員、大学教授を経て、会社学研究家。著書に「日本の株式会社」「三菱とは何か」など。
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著者/著名人のレビュー
大企業の不祥事発覚が、止まらない...
ジュンク堂
大企業の不祥事発覚が、止まらない。オリンパスは長年にわたって会社ぐるみで損失隠し・不正会計を続け、そのことを暴露した社長を解任、大王製紙は、創業者一族の会長が、会社の金を何十億もカジノで摩る。
オリンパス元社長が言うように、後任社長を現職の社長が決めるなどという状態(日本の会社ではほとんどがそうである)では、まともなガバナンスは期待できないかもしれない。実際、オリンパスや大王製紙の取締役、監査役には全くといってよいほど責任意識がない、という。銀行からの派遣重役もあまりチェック機能を果たさず、監査される側が選ぶ監査法人が厳正でありえる筈もない。
「会社は株主のものである」と謳われるが、株式会社が大きくなるにつれて株式所有の分散化が進み、株式を所有していないか、あるいはごく少数の株式しか所有しえいない経営者が会社を支配するようになっている。
アダム=スミスは、「株主は無責任である」と既に喝破していた。
「まず必要なことは巨大株式会社を解体するということ」と著者は言う。そして、経営陣や従業員が、「会社を守る」誤った仕方から脱却することが、喫緊の課題であろう。