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商品説明
医療裁判を闘う平成の女性、女性眼科医の道を拓く明治の女性。医療小説書き下ろし。【「BOOK」データベースの商品解説】
医療裁判を闘う平成の女性、女性眼科医の道を拓く明治の女性…。100年の時を越えて2人は出会った。日本一の清流・高津川に女性たちの命がよみがえる。書き下ろし医療小説。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
『堅い』小説だと思います。
2015/04/29 01:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:小毬 - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビにも出られるすごい先生が書いた小説ってどんな内容だろうか、その程度の興味でした。
アサ先生の幼少期からの利発さ、女医になるまでの道の険しさと努力、医療にかける情熱の凄まじさ、そういうものに圧倒されました。
一方で、現代の「女医」も険しい道を進みます。平成になり、医学を学び易くなった、進歩した、手術や治療をすれば全快する、そんなイメージを勝手に持っていました。しかし、手術が成功しても、治療後に、違和感が残ることがあると知りました。医療は魔法ではないと気づかされました。
網膜剥離の手術後に患者から異議申し立てがあり、手術前の説明に不足がなかったかを 認識の擦り合わせをする場面があります。私自身に手術を受けた経験はありませんが、身につまされました。
時間軸が交錯することが個人的には読みづらさだった気がしますが、目の病気は意外と身近らしいので、一読の価値はあります。