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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 33件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2012/04/27
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/542p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-537211-8
  • 国内送料無料

紙の本

LAヴァイス (Thomas Pynchon Complete Collection)

著者 トマス・ピンチョン (著),栩木 玲子 (訳),佐藤 良明 (訳)

目覚めればそこに死体−。60年代も終わった直後、ロスのラリッ放し私立探偵ドックが巻き込まれた殺人事件。かつて愛した女の面影を胸に、調査を進めるドックが見出したものとは? ...

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LAヴァイス (Thomas Pynchon Complete Collection)

税込 3,960 36pt

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紙の本
セット商品

トマス・ピンチョン全小説 13巻セット

  • 税込価格:54,010491pt
  • 発送可能日:1~3日

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商品説明

目覚めればそこに死体−。60年代も終わった直後、ロスのラリッ放し私立探偵ドックが巻き込まれた殺人事件。かつて愛した女の面影を胸に、調査を進めるドックが見出したものとは? ハードボイルド探偵小説。詳細解説も収録。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

トマス・ピンチョン

略歴
〈トマス・ピンチョン〉作家。63年「V.」でフォークナー賞、「競売ナンバー49の叫び」でローゼンタール基金賞、「重力の虹」で全米図書賞を受賞。

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みんなのレビュー33件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

わかりやすいピンチョンもいい!

2022/07/02 22:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

巷ではピンチョンにしては難解じゃないといわれているこの作品、確かに、これまでに読んでいた「V」や「競売ナンバー49の叫び」に比べるとすらすらと読むことができる。でも、登場人物が非常に多く、「この人誰だったかな」とページを遡っていかなければならないことも多かった、某サイトに登場人物のリストが掲載されていた、これは本当に役にたった、登場人物表にありがちなネタバレにも配慮してあった、製作者の方に感謝。キングギドラが登場する「三大怪獣地球最大の決戦」が「ローマの休日」のリメイクだとドックが叫んだときには、とうとう薬で脳をやられてしまったのかと心配していたが、訳者お二人の解説を読んで、ドックがリメイクだと叫んだ訳が理解できた、それにサリー・フィールドが空を飛ぶ「いたずら天使」の名前も久しぶりに聞くことができて大満足

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紙の本

ポール・トーマス・アンダーソン監督映画化原作

2016/03/25 17:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

ヒッピー探偵が元恋人の依頼を受けて物語が始まる。オンボロの車がロサンゼルスを走り回る様子など、著者独特のリズムと言葉を感じる1冊だ。

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紙の本

探偵はファンキーなヤク中野郎(ヒッピー)

2015/08/25 17:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る

探偵はファンキーなヤク中野郎(ヒッピー)でテレビドラマのような盛り上がりと場面ごとの意外な出会い*都合の良すぎる偶然の関係*全編に流れるBGMが解らないもどかしさに見当違いのロックを流してみるがしっくり来ない。しかし作中ニクソンの「…これが自由のためのファシズムならどうでしょう。私は……それを……支持します!」の一言に時代の同一性を感じてしまう。そして、選挙に投票しない(この国に関心を持たない)彼らにとって今という時代は本当に大丈夫と言えるのだろうか?と、いまの日本にダブらせて憂えてしまう今日この頃です。

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紙の本

ピンチョン・ワールドの索引。その世界に入り込むには最適のビギナー向け作品。

2012/06/30 12:30

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:abraxas - この投稿者のレビュー一覧を見る

LAのゴルディータ・ビーチにオフィスを構える私立探偵ドックのところに昔の恋人シャスタが訪ねてくる。今つきあっている男の妻が何かたくらんでいるようなので調べてほしいという依頼だ。男が開発中の宅地を訪ねたドックは何者かに襲撃され、意識を失う。気がついたときには傍らに死体が転がっているという典型的なハードボイルド探偵小説の幕開けである。

LAを舞台にした探偵小説といえば、誰だってチャンドラーやハメットを思い出すにちがいない。組織に属さない一介の探偵が、美女のからむ事件に否応なく巻き込まれ痛い目にあいながらも事件を解決に導く。もっとも真犯人が見つかってそれでよし、という訳にいかないのがハードボイルド。歪んだ犯罪心理やそれを生み出す社会状況への批判的な視点がつきまとい、読者を完全なカタルシスへと誘うことはない。

ピンチョンが狙ったのもそこだ。ハードボイルド探偵小説の構造を借り、一篇の探偵小説を描きながら、ニクソンが支配する時代のアメリカの暗部をあぶりだす。と同時に、クサと音楽と連続TV番組がすべてだった60年代ロスアンジェルスのビーチ周辺のヒッピー文化を描き留めておくこと。

実際、多感な時代に60年代に遭遇した者の一人として、あの時代のもつ雰囲気は誰かに知っていてもらいたいと思う。今から見れば、錯誤でしかなかったのかもしれないが、自分たちが世界に直接アクセスしているという根拠なき自信に満ちた多幸感。「ウッドストックネイション」という言葉さえ生まれたほどに。カントリー・ジョー・&ザ・フィッシュをプリントしたTシャツをひっかけたシェスタ。ベルボトムのパンツにサンダル履きのドックのスタイルがすべてを物語っている。

単なるノスタルジーでないことは言っておかねばなるまい。顔なじみの刑事に「ヒッピー」と揶揄されるドックの姿は、すでにそれらが全能感に満ちたものではなくなってしまっていることを物語っている。世界は愛と平和に満ちたものではなくなっている。監獄の中でさえ人種によるギャングの派閥ができ、人と人とはそうした殻から自由になれない。

それでも、人は何かを信じていなければ生きていけない。刑事はその相棒を、ヤク中のミュージシャンは家族を、そして我らが探偵は仲間を。非情で孤独が売り物のハードボイルド探偵小説をまるっきり裏返して、やたらと仲間とツルんでドタバタ喜劇を演じる私立探偵は、思いっきりセンチメンタル。まるで日本の股旅物のようだ。

全編を彩る音楽の曲名やミュージシャン名、アメ車の名前、聞き慣れないメキシコ料理。TV番組や映画のセリフが半端じゃない。『ダーク・シャドウズ』のリメイクが騒がれているが、そのTV番組もビーチボーイズ同様作品中にしっかり取り込まれている。まるで、それがカルマによるお告げであるかのように。

ただ羅列されているように見える映画の関係者の中で、ドックが執拗に憧れを表明するジョン・ガーフィールドは、マッカーシー議員によるアカ狩りに非協力的だったために命を縮めたことで知られる俳優である。エンタテインメント性の強い「読み易い」小説仕立ての作品に思想だの主義だの持ち出すのは野暮だが、アメリカ人なら読めば誰にでも分かるように書かれているが、今の日本人には訳者あとがきにあるような詳細な注がいるだろう。

ピンチョンの世界に入り込むには最適のビギナー向け作品である。『LAヴァイス』は、これまでの作品でピンチョンが描いてきた世界の索引といってもよい。ピンチョンが繰り出す技ありアイテムや独特の陰影を漂わすアイコンに夢中になれる読者なら、きっと他の作品世界にもハマるはず。

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2012/05/27 23:03

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2012/06/04 14:04

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2012/06/23 17:23

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2012/07/31 05:08

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2012/08/08 13:20

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2012/08/11 23:48

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2012/09/06 18:36

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2013/01/13 15:55

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2012/11/23 15:20

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2013/04/05 00:52

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2013/06/29 14:10

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