紙の本
著者の熱い思いを!
2016/03/27 21:31
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投稿者:たなゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書には、著者の大臣時代の経験を織り交ぜながら、人生に挑戦する上で重要な心構えが、著者と熱い想いとともに、綴られております。自分自身を変える(成長する)努力をしようと思わせる一冊です。
電子書籍
淡路島
2021/03/04 23:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名無し - この投稿者のレビュー一覧を見る
パソナ社のイノベーションの一環として、淡路島への本社移転が行われる予定だが、社員にとって、本当に有益であるのだろうか? 淡路島に移住したパソナ社員もいれば、退職した元パソナ社員もいる。結局、会社の利益が第一なのではないか?
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竹中さん本は、地に足がついているというか、不断の努力を前提としていてすーっと入ってきます。○○しない○つの方法!みたいな本は極論じみてたりするけど、読み易いです。
サンクコストの話は、経済でも人生でも大切な価値観だと思いました。
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簡単にうまくまとまった自己啓発本.
他所でも書かれていることが多いが,大臣としての実体験談が具体的なエピソードとしてあるので,なるほどと思える.
経済学の歴史に興味を持った.
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BtoB(Back to Basic)「飽きない力に目覚めよ」
様々なプレーヤーの目的関数を見極め、行動せよ
全体がどのようなメカニズムで動いているか構想し、宇宙を描く
ジェフリーサックスのショック療法
時間が消滅する罪はわれらにあり
志のシェア、フェア、ケア
正々の旗、堂々の陣
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お世話になっている人に頂いた本。
こういった類の本は普段あまり読まないけど、
とても整理されていて読みやすかった。
たまに読み返しておくと良い本かも。
今の私にとっては、大枠の数字を頭に入れておく話と、敵を作ることを厭わないこと、馬鹿は相手にするな、という事が心に残った。
多分、その時その時で心に残る言葉が違うんだろうな。
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楽には生きられない日本で戦う12の力。前著竹中式マトリクス勉強法に続く第二弾。
古今東西の様々な偉人や著名人の生き方を参考にしながら仕事術を12章に分けて解説。
自分は一度読んだら二度とは読まないことが多いが、この本は繰り返し読むのに値すると感じた。
それは様々な参考事例・・・・どういう事をしたらどんな結果になるのか・・・そしてそれから得られる教訓は何なのか?がしっかりと解説され、現実に使える智慧として説明されているからだ。
楽に生きて貧しくなるか、夢や目標に向かってチャレンジし精神的にも物質的にも豊かな生き方をするか?竹中氏はそう問いかけるが、今の日本にはピッタリの内容の本だ。
世の中には成功や幸福を得たい、と思う人は多いと思うが、苦難を乗り越えそれを手にした人は少なからずいる。そういう話を集めて書いてくれた竹中氏に感謝したい。
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「楽には生きられない日本」で闘う12の力というサブタイトルが刺激的である。非常に明快に綴られた内容は、とても参考になったが、とりわけ福原名誉会長の「ハイフンの人になれ」という引用が印象に残った。
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イノベーションという言葉は使っていますが、内容は古典的で、小泉純一郎前総理大臣のエピソードが随所に出てきた政策論、経済論についても述べられており、読み物としては面白く読めました。
筆者の掲げる12ポイントはなるほどとは思いますが、頭脳明晰な筆者ならではのものもあり、自己啓発という意味ではいいかもしれませんが実行という意味ではどうでしょうか。
竹中平蔵氏自体はどちらかといえば嫌いではありませんので、わたしは面白く読めましたが、嫌いな人にとっては異論のある内容なのかもしれません。
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201207/
意思決定はデジタルである/
そもそも判断というのは「やる」か「やらない」かの2種類しかありません。1か0か。1.5はありません。つまりデジタルなのです。1なのか0なのか、どちらにするのか判断をするときには、いろいろな要素を考えなければなりません。しかし、意思決定というものはデジタルであることを前提にすれば、どこかで何かを切り捨てて、割り切る必要があるのです。/
ここで判断し、結論を出すためにはいろいろな要因を考えなくてはなりません。要するに客観的な条件が整うのを待っていては、結局何もできないのです。何かを判断するときに、「100%の条件がそろうことなど世の中にはない」と思う事がとても重要です。/
小泉さんは「いろいろな人の話を聞きなさい。とくに民間の人の話を聞くのはいいことだ。しかし、そのときは何も言うな。ありがとうございました、勉強になりました。と言って帰ってきなさい」と言ったのです。そして、「すべて自分の腹に落として持ち帰り、ひとりでじっくりと考えてみて、何をやるかを考えなさい」と言いました。/
アダム・スミスは、「道徳的感情論」という有名な本を書いています。簡単に言うとスミスは、人間は勝手な存在なのにどうして世の中の秩序が保たれるのか、に関心を持ちました。たとえば、お金持ちの子どもを誘拐して身代金を要求することはできるのに、多くの人はなぜしないのか・・。スミスは、それは人間が相手の立場に立って考えることができるから、と述べました。つまり、誘拐された子どもの親の立場に立って考える・・・こうした抑止力が人間社会の中では働くのです。/
サックス教授を一躍著名にしたのは冷戦終焉直後、社会主義国のポーランドが民主化したときでした。当時彼は、ワレサ大統領に会い民主化と市場経済化の必要性を強調し、説得したのです。そのとき彼は、民主化・市場化は「一気に徹底的にやらないとダメです」と主張しました。そのことは、サックスの「ショック・セラピー」(ショック療法)として知られるようになりました。何事もそうですが、何かを変えようとするときには、必ず次のような意見が出てきます。「徐々に変わればいいではないか」「一気に変えたら大混乱するぞ」「徐々に変わるのが大人のやり方だ」・・・確かにもっともらしい意見です。しかしサックス教授は、「違う!」と主張したのです。「混乱が起きてもいいから一気に変える必要がある」「ゆっくりやっていると必ず反対勢力が出てきてつぶされてしまう」と主張したのです。その瞬間はあえて敵をたくさんつくっても、徹底してやれと言ったわけです。大きな変更や改革になればなるほど、こうした姿勢は重要に思われます。/
茂木さんによると、脳はあくまで体の一部、なのだそうです。ですから、脳の調子がいいと笑顔になります。逆に、いつも笑っているとそれが脳によい刺激を与え、脳が元気になるのだそうです。ですから「何もなくても口角をあげて笑いなさい」と教えてもらいました。/
合わせ貝に、「正々の旗、堂々の陣」と書いてあったのです。そうか、「正々堂々」というのは、本来こういう言語表現だったのだ、と改めて思いました。正々の旗を揚げろと、つまり、自分は正しいという旗を揚げなさい。そして堂々の陣を組んで戦いなさい、ということです。自分がやっていることは正しい、何も恥じることはない。だから堂々の陣を組んでがんばれ、戦いなさい。もしそれで敗れても、悔いはないではないか、ということです。それで一気に吹っ切れました。これでいいんだ・・・・私はうまくやろうと思って大臣の仕事を引き受けたのではない、結果はどうあろうとがんばってやろうと思い直したのです。/
フランスの哲学者アランの「幸福論」には、次のようなことが書かれています。「成功して満足するのではない、満足していたから成功したんだ」というものです。これは悔いなく生きれば、結果にも満足できるということを表しています。そういう意味でも、がんばれる環境にあることに感謝しようということは、今の日本人日本人にはとても大事なメッセージです。
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世の中大変な時代を迎えている。ニューヨークでタクシーの運転手と話をすると人生は楽じゃないと移民の彼らは口をそろえて言う。アジアからの移民の多くは人生が大変であることを知っているから子供の教育に本当に力を入れている。
通勤時間の様な群集の中の孤独を味わえるのは貴重。
日本は専門化が少ないので5年間打ち込めば5年後に5本の指に入る。博士号の取得者も圧倒的に少ない。
あなたはなぜCEOになれたかのアンケートを世界のCEOにした結果、「自分の好きなことを仕事に選んだから」という回答が多かった。
人からうまく話を聞きだすことが大事。そのためには人から「昨日こういうことがあった」と言われたら「そういうことがあったのか」とリフレインすると良い。
竹中平蔵は還暦を迎えことが信じられない。時間はあっという間に過ぎる。野中広務は58歳で初当選し、その後政府のナンバー2まで上り詰めた。夏目漱石が本格的に小説を書いたのは我輩が猫で、38歳のとき。
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B to B(Back to Basic=常に基本に立ち戻り、判断をチェックすること)が大切である。 王道を往くのが良いとのことです。 また、アダム・スミスの「国富論」を読み、シュンペーターは、「イノベーション」の重要性を説いた。
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この本を読んで
「あぁぁぁぁ10年若返りたい」と思ってしまった40歳(苦笑)
でもこの本を30歳の私が読んで「よし!やるぞぉぉ」と思えるのかは疑問だけどね・・・
会社の若い子を見ていて思う・・・
「堅実だなぁぁ」って(笑)いろんな意味で堅実、手堅いんだな 恋も仕事も遊びもね・・・
彼らが生まれ育ってきた時代環境を考えればそれは当然のことかも知れない
バブル少し弾け後世代?の私としては「もっと○○すればいいのに・・・そこからが面白いのに」って
思う場面も多々ある
仕事だったら海外に会社が行かせてくれると言うのなら、「良いんですかァァ」って行くけどな・・・
私の周りにいる子たちは「日本大好きです!絶対に海外なんか行きたくない」って言う
まぁそれも価値観だけどね・・・
竹中さんはこの本で「仕事や人生に対しいかに挑戦し人生を豊かに生きるか」という思いで
12の力を書かれています
・自分自身をプロデュースする「プロデュース力」
・熱い心で思い込める「熱心力」
・飽きずに原点に立ち返る「基本力」
・相手の目的関数を見抜いたうえの「判断力」
・馬鹿を相手にしない「情報力」
・心に宇宙を描く「洞察力」
・イノベーションを生む「結合力」
・敵ができても恐れない「徹底力」
・多忙が前提「切り捨て力」
・スイッチングを怠らない「健康力とリリース力」
・志のネットワーク「サポーター力」
・人生塞翁が馬「達観力」
最後の達観力が大事なので、ここだけは読んで欲しいとも書かれてあります
なかなかどの力も面白かったのですが、「ハイフンの人であれ」(p200)は興味深かったです
パラレルキャリアにも通じるのかな?と思いました
p105の「否定的な反応をするのは、人から話を聞くときには不利」は耳が痛かった・・・
終章での「がんばって豊かになる自由もありますが、なんにも興味を持たずに普通に生きて貧しくなる自由もある
この危機感をどのくらい持てるのか」の部分では今の会社の状況がリンクしたり・・・
半日で一気に読んでしまいましたが、12の力、自分の中でどうやって活用していくか
また読み返しつつ考えて実行してみたいなぁ
年齢を言い訳にしないでね(笑)
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セルフプロデュースの考え方、基本を大事に、情報の取捨選択、物事の捉え方、判断など、どこかのビジネス書で書かれていることを竹中さん的にまとめてある。
「1、プロデュース力」における、単行本は400字詰め原稿用紙300枚で1冊。あから、一日3枚ずつ書けば、100日で一冊の本となる、「7、結合力」でのサンクコストの考え方、「10、健康・・・」の50歳になったときの健康状態を考えるなど参考になる。
「5、情報力」は、結局いい情報を選択できる自分になろう!というメッセージで終わりで、どうしたらなれるのかわからない。
終章の震災のエピソードは本当なのか?ちょうど、ワンピースのナミ編がテレビでやっているのを見ていて、ベルメールさんの最後とかぶったが、ベルメールさんが自分の死と引き換えにナミとノジコを生かしたのと逆に「行かないで」という母を置き去りにした場合、心に消えない傷が残りそうな気がするが。
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竹中氏のゼミ員達がうらやましい!!
高校生の時に、慶應で竹中氏が教授としていると知っていたらなぁ。
・10年後の履歴書を作る。日付を入れて、逆算して日々の行動に落とす。
・「どこで働くか」より「誰のもとで働くか」
・日常に満足しないで、何か長期的な目標を持って毎日を送る
(プロジェクトマネジメント⇒100%を目指さず、80%でもいいから実現させることを目的に動く)
・地頭の良さ⇒back to basics=日々の基礎の積み重ね
・最初から否定的な反応をするのは、人から話を聞くときには不利
★達観力 人生「塞翁が馬」と知れ
自分の人生が結果的にどのようになるか、誰にもわからない。
人生の目的は「勝つ」ことではなく意欲を持って「挑戦」すること。人生すべて「塞翁が馬」と知れ。