電子書籍
日本人に是非読んでもらいたい作品
2017/05/04 04:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ココア - この投稿者のレビュー一覧を見る
読みやすく、それでいて気づきが多い作品です。留学経験者なのですが、だからこそ日本の素晴らしさにも気づく事ができました。でも、もし海外に行く前にこの書籍を読んでいたら、留学生活は、より良いものに、大きく変わっていただろうなと思います。あと、ルーシーさん、お茶目で素敵なのでファンになりました。私も彼女を見習って、日本の事を沢山学んでいこうと思います。
紙の本
MORE REASONS TO BE PROUD
2022/12/08 12:37
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハワイ出身の女性による、日本礼賛本。良い内容と思いますが、あまり斬新な気付きはなかったかな~という印象でした。
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ハワイ出身のアメリカ人が24年間の日本生活を通じて感じた日本のオンリーワンを書いた本。
甘えが上手い、というのが短所ではなくむしろ長所、という話はウロコが落ちた。悩みを打ち明けられる人が周りに多い事は平均的に精神が安定して仕事に集中出来るという。
営業で日本人は売り込まないのに、なぜ信頼されるのか、という話にも考えさせられた。ひたすら相手の話を聞くと、相手の中に信頼が芽生え、興味しんしんで自分達の会社の事を聞いてくる、なるほどなと思った。
他にも日本人が日本で生活しているだけでは気付かない良いところが書かれていて、こそばゆい気分にさせられる。もっと日本の良いところを世界にアピールしていいんだ、と思わせる
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タイトル通り、帯のコピー通り、「日本人がわかっていない日本人のすごいところ」なんですけど、ある意味普通になっていることがすごいと言う事なんでしょう。その普通のことが驚きに写る、、そのあたりが異文化交流の面白いところかもしれません。内容的には期待したほどの内容ではなかったのですけど、こうした視点を強みとして自らが意識すると世界でも面白い勝負ができるかもしれない(がんばれニッポン!ってオリンピックを見ながら(^^;)
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日本の当たり前は、世界ではあたりまえではないこと。
そして、日本人が当たり前とあうるような考え方や習慣は、相手を重んじるところから発想されているために世界中で受け入れられるものにもかかわらず、これまた日本人の「謙虚さ」故に日本人自身は、持っているものの価値を気づきにくいということを外国出身の方から指摘して頂いてやっと分かった。まだまだ日本社会で育ったというだけで、グローバルでのアドバンテージはあるんじゃないかな?
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日本人は自身恥ずかしいと感じていることがそうではなく、
日本人の奥ゆかしさや、人に迷惑をかけたくないという気持ちから
そうなっているのであって、ビジネス上でもとても信頼できて
これからはいいという内容。
20年以上日本にいて仕事をしているだけあって、日本のことを
よく分かっていて、納得できる内容が多かった。
中にはほめすぎかな・・と思うこともあったが・・・
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考え方や習慣、文化など、ごくごく日常で見られる光景が、日本の魅力として映っているのであれば、それはとてもうれしいことだと思う。日本で生まれ、育っていればほとんど気づくことのできないことばかりだけど、それに気づいていないからこそ魅力として映っているのかな。
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外交も内政も、
経済も福祉も雇用も、
どちらを向いても自信なさげな日本を感じている自分に
「そんなことないよ。日本、結構いけてるよ。」
と思わせたくて読んだ本。
外国人が不思議に思い、驚きとともに称賛される日本人の立ち居振る舞いが新鮮さを持って再認識されます。
ところどころに「いまさら感」、「むりやり感」もありますが、外国人と日本人の考え方や精神のありようの違いが書かれていて面白いです。
日本、満更でもないぞ、と思わせてくれました。
それにしても、著者は20年以上も日本で生活していて、日本人の機微も相当程度理解しているらしいのに、それでもなお、10歳の子供にも劣ることがあったりして、あらためてネイティブのすごさを感じました。
ブロークンイングリッシュでいいのだと感じました。
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この本を買ったのは、東京駅で新幹線に乗る前の書店。何かないかなと小さい本屋で大きな荷物を持ちながらウロウロしながら決めた。「読んでみようかな」と。
著者のルース・ジャーマン・白石さん(愛称はルーシー!)はハワイ生まれで、ボストンの大学を卒業した。だけど、就職は日本企業だったという変わった経歴を持っている(日本以外の企業で働いたことはないらしい)。いまは、日本人と結婚されて、息子さん、娘さんと日本で暮らしているようだ。
この本を読んでいると、確かに自分が知らない日本人的な面に気付かされる。そして、もっと自信をもっていいのかな、なんて思ったりする。だけど、ボク的には「それって、必ずしも日本のいい面なのかな?」と思う点もある。
本書には、ルーシーの典型的なアメリカ人的な見方と行動がいくつか書かれているが、それについてはやはり、ボクも「う~ん。その状況で、それをやったら日本社会では駄目だよな」と思ってしまう。ルーシー自身もそれを分かっていて、だから、「最初はおかしいと思っていたわたしも、その裏にある日本人の知恵に気付いた」と説明する。ボクはその説明を聞いていると、長く日本で暮らす中で気付いたことは分かるのだが、「それって、日本人の行動を理解できるようになっているだけで、本当に日本人が誇れることだと、ルーシーが思っているのかな?」と感じてしまう。
こうやって書いていて、やはりそうなのかもしれないと感じてきたが、ルーシーは日本に住む自分と家族がいる。だから、日本を誇りたいし、肯定もしたいのだと思う。もちろん、それをすることは普通のことだけど、それを積極的に持ち上げるやり方が、アメリカ的なのかなと感じるのかもしれない。
(辛口感想になってしまった。。。。)
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職場の課題図書(直属の上司より)で読むことにした一冊。私自身も含めて、日本人が自信がなくてそうなっている行動や習慣を、リフレーミングして長所として書いてくれていることで、そう見えるんだという発見もありつつ、気持ちよく読み進めることができました。「ありがとう」の表現が多い日本語ということには気づかせてもらい、日本語って素敵だなと改めて思いました。
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ハワイ系のアメリカ人で在日20年を超える著者から見た日本人の魅力。相手の心情を思いやり、グループの和を重んじ、長期的な関係を基本に置く。日本人にしてみれば当然のことも、世界から見ると特異なものだと分かる。
著者は好意的に受けとめ、推奨さえしてくれており、大切にすべきところであることは理解するが、それらにマイナス面があることも心にとめ、間違っても日本が優れているというような勘違いはしないようにしたい。
13-24
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24年以上日本企業に務めてきた著者の外国人の視点からみた日本人の素晴らしさを伝える一冊。
日本人ならば当たり前であることが、こんなにも誇らしいことなんだということを実感させてくれます。
日本の国民性を大切にしながら、より外への発信力と影響力が持てるような人間へと成長していきたいと、より気持ちが引き締まりました。
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チェック項目7箇所。日本人の社会では、ビジネスでもプライベートでも、感謝の気持ちを表すことが基本的な習慣となっています、
「お礼の気持ち」をどのように表すべきかという「課題」を、無意識のうちにこなしてしまっているのです。言うまでもないのですが、、「ありがとう」を中心に考えると、必然的に「我」ではなく、「相手」がフォーカスされます、相手のためにどのように言えばいいか、どのように動けばいいか、何を差し上げればいいかを日常的に考えるようになると、自己的ではなく外向きな視点をもつようになるでしょう。ワイシャツの白さ、靴の磨き方、手先の手入れなど、自分自身の体から始まって、やがて街や国家にまで定着した「清潔感」、日本の誇るべきものは、伝統や歴史だけでなく、あらゆる場所で習慣化した「清潔な気遣い」と、「衛生的なおもてなし」なのです。アメリカでは、ATMでどんなに時間がかかっても、後ろの人たちを気にしないでやりたいことを平気で最後まで済ませます、後ろで並んでいる人については、「待ちたければ待つ」「待ちたくなければ待たない」というアプローチです、もし、操作中の人が時間をかけすぎて、待っている人たちがどこかのアポに遅れたりしても「待つ選択をした本人が悪い」という考えになるのです。今日のその人を、今日の状態で受け入れること、翌日のその人を、翌日のその人の人柄のままで再度受け入れること、これはすばらしいことだし、合理的なことだと思います。牧師だった父に教えられたのは、「ものを盗まれたときは、自分より相手のほうにそれが必要だったのだと思いなさい」ということでした、格差がある以上、盗まれることを前提に考えて生活するのが米国の考え方なのです。「今のアメリカでは、自分を狙っている誰かがいる、隙を探している誰かがいることを大前提として生活していたほうがいいよ。常に子供を監視し、守る姿勢を忘れないほうがいい」。
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日本のことが大好きな外国人が、日本人のことを褒めてホメテほめまくる。
褒め方が尋常ではないし、
当たり前のことを大げさに言っているようなところがあるので
鼻白んでしまうことが多々あったり。
これこそが「日本人はほめられ下手」と著者が指摘するところなのかな。
日本人のいいところがどんなところにあるのか、
を読むよりも、
外国人とうまくやっていくにはどうしたらいか、
価値観の違いがどこに現れるのかを検証するために読むほうがいいと思います。
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今日本がアメリカ的考えに注目し、日本の本来の良さを、良さと捕らえられなくなったり、失われつつあるようなこと、また、日本人に当然として根付いている習慣・行動・考え方に、自信を持っていいんだな、大切にしていきたいな、と思いました。
同時に日本の考えや行動がすべて正しいと過信するのではなく、諸外国の方との違いであることも理解し、お互い理解し合うことも大切なのだな、と感じました。