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商品説明
「得」をしようと狙いすぎるとチャンスを逃す。頭を働かせて、ただの貪欲と賢い貪欲の違いを知る。それが新道徳の基礎−。人間の本質に迫ったエッセー集。『パンプキン』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
『得』をしようとねらいすぎるとチャンスを逃す。頭を働かせて、ただの貪欲と賢い貪欲の違いを知る―。それが“新道徳”の基礎。人間の本質に迫ったエッセー集。【「BOOK」データベースの商品解説】
著者紹介
鹿島 茂
- 略歴
- 〈鹿島茂〉1949年横浜生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。フランス文学者、作家。明治大学教授。91年「馬車が買いたい!」でサントリー学芸賞、99年「愛書狂」でゲスナー賞受賞。
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紙の本
すとんと腹に落ちる
2017/01/20 17:29
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投稿者:とと - この投稿者のレビュー一覧を見る
鹿島茂氏のエッセイ集。
表紙を見て、もう少しいろんな小説の例を交えて解説してくれるのかな、と期待していたのですが、それがなかったところはがっかり。
「少子化問題」「優先席問題」など、最近の社会問題の根っこがどこにあるかを、意外な視点から紐解いてくれます。特に、フランスの「法治社会」と、日本にまだ残っている「道治社会」を比較した内容は印象的でした。また、「ドーダ」、や「自我パイの1人食い」など、鹿島茂氏の造語がわかりやすいです。
昨今の閉塞感を時代や文化のせいにしてしまいがちですが、それは少し違うのでは?自分自身で幸せになる方法も十分にあるよね、と思わせてくれます。