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月の影影の海 上 (新潮文庫 十二国記)
著者 小野 不由美 (著)
「お捜し申し上げました」―女子高生の陽子の許に、ケイキと名乗る男が現れ、跪く。そして海を潜り抜け、地図にない異界へと連れ去った。男とはぐれ一人彷徨う陽子は、出会う者に裏切...
月の影影の海 上 (新潮文庫 十二国記)
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商品説明
「お捜し申し上げました」―女子高生の陽子の許に、ケイキと名乗る男が現れ、跪く。そして海を潜り抜け、地図にない異界へと連れ去った。男とはぐれ一人彷徨う陽子は、出会う者に裏切られ、異形の獣には襲われる。なぜ異邦へ来たのか、戦わねばならないのか。怒濤のごとく押し寄せる苦難を前に、故国へ帰還を誓う少女の「生」への執着が迸る。シリーズ本編となる衝撃の第一作。【「BOOK」データベースの商品解説】
女子高生の陽子の許にケイキと名乗る男が現れ、異界へ連れ去る。男とはぐれ彷徨う陽子は、出会う者に裏切られ、異形の獣に襲われる。苦難を前に、帰還を誓う少女の生への執着が迸る。十二国記シリーズ「本編」第1弾。【「TRC MARC」の商品解説】
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早く続きが読みたい!
2012/07/20 18:05
10人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽかぽか - この投稿者のレビュー一覧を見る
和製ファンタジー系の小説は初めて読んだけど、これほど読みやすく物語に引き込まれるとは驚いた!
こういった物語の共通項かもしれないが、話の流れをすごくザックリ書くと、平穏な生活を送る主人公が何者かによって突如啓示を受け、想像外の世界に放り込まれる。そしてそこで数々の苦難を乗り越え様々な土地で様々な人と遭遇することによって成長し・・・みたいな感じ。
あとは小野不由美の筆の力によって読み手の想像力を全開に掻き立てられる訳だけれど、自分の場合、戦闘シーンはアニメ「ブラッド ザ ラスト ヴァンパイア」の速度と切れ味、ファンタジー加減は「ネバー・エンディング・ストーリー」(ちょっと違うか・・?)
中国に似た架空の世界が舞台なので、若干土地の名前や人の階級など覚えないといけない単語も出てくるけれど、物語に沿って少しづつ増えていくので、煩わしさを感じず読み進めることができた。早く続きが読みたい!序章の「魔性の子」も読まなくちゃ!
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舞台設定が素晴らしい
2016/02/08 18:17
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雪風 - この投稿者のレビュー一覧を見る
十二国記。累計750万部以上を売り上げた小野不由美の代表シリーズです。
シリーズ最初の作品が発表されてから21年、NHKのアニメ化から10年、現在も執筆中とされるもののここ何年かは短篇のみしか発表されてこなかったのですが、2012年に入って大きく動きが出てきました。版元が講談社から新潮社に代わり、NHKでアニメが再放送され、雑誌で特集が組まれるなど、いよいよ続編への期待が高まってきています。
ということで、再読。
やっぱり、最高に面白いよなぁ。十二国記の世界設定が秀逸だよなぁ。子どもが木に生るとか、獣と人のあいのこがいたりするし、仙人と人との関係もユニークです。特に麒麟という半獣の存在。そしてその麒麟が王を選ぶこと。
主人公中島陽子。どこにでもいるような八方美人の高校生の前にケイキと名乗る男性が現れてから物語が始まります。ケイキによって十二国記の世界に連れて行かれる中島。しかし、そこではケイキは姿を消し、妖魔が襲い、出会う人の裏切りが続きます。見知らぬ世界で孤独に生き抜こうとする中島。はたして彼女は生き残れるのか?なぜ十二国の世界に連れてこられたのか?ケイキは味方か敵か?さまざまな疑問を残しながら物語は下巻へと続きます。
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陽子覚醒まであと少し!
2019/11/09 15:33
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
当初少女向けに書かれた、とのことでしたが、
読み続けられないんじゃ?と思うほどに
女子の心の痛いところを突いてきます。
異世界での状況もどんどん酷くなってきて・・・
でも、ここでめげちゃダメです!
大きく沈んだ分、次の展開がしみますから、
こうご期待!
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講談社から新潮へ
2019/10/18 14:46
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:uruuduki - この投稿者のレビュー一覧を見る
当初講談社のX文庫で出た時はライトノベルか?といった括りだったのかも知れないが、読み始めてじきに、主人公の成長に従って、どうもライトノベルではないと感じたのを今でも思い出す。たしかに主人公は若い。けれども、この、上巻を読み終わる頃には、背景が複雑になり、関わる多くの登場人物の感情や動きに読んでいるこちらまで物語の世界に飲み込まれていた。
そのシリーズが今度新潮社から再び出た。しかも、表紙にかかっている絵が新たになっているのだ。買うべきか買わぬべきか。当然新たな話については買うとして、なかなか悩みどころだ。
ところで、なぜか気になるのは、陽子を失った親達(「育ての親」というべきなのか)の消息で、その後どうなったか、どうしたか、直後だけでなくその後を知りたいと、作者の小野先生がどう考えていらっしゃるのか知りたいと思うのは、本話からの逸脱か……。としても、あくまで個人的興味として、今後書かれるかもなど、期待をしている。
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辛くても
2017/05/11 21:15
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
正直に言って この巻は暗い・辛いと読むのが大変です。それでも この向こう側には豊饒な物語が待っています。自信を持っておすすめします。
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日夜戦うすべての女子に。
2019/09/30 09:03
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る
中高生の頃初めて読み、最近新刊発売の朗報を聞き、再読。
昔読んだときの「しんどい話・・・」という感想は変わらなかった。
我ながら、よく投げ出さずに下巻まで読み進められたものだ。
当時読んでいたコバルト文庫やホワイトハート等少女小説で、ここまでボロボロになって戦う女子高生はいなかったように思う(設定が女戦士とか、戦う職業の子はいた気がする)。
今では、異世界転生チート最強モノが横行しているけれど。
当時はまだ異世界トリップものが流行っていて、今思うと、言語の違いの問題等処理の仕方が上手い。
剣が見せる、陽子の家族や友達等の証言(?)は「藪の中」の様で、不安を煽る煽るw
ボロボロの陽子ちゃんは一体どうなる!?
上巻で「合わない」と思われた方も、下巻を読んでみてほしい・・・!
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上巻はどこまでも厳しい
2017/09/26 20:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「あなたは私の主、お迎えにまいりました」ある日素敵な人が現れて、平凡で退屈な日常から連れ出してくれるようなそんな甘いファンタジーではないです。舞台は古代中国に似た十二の王朝が存在する異世界。王は世襲ではなく、仁道と慈悲の霊獣、麒麟が選定する。異世界飛ばされたと思ったら、殺されかけ、利用され、裏切られと、もう人間不信に陥りそうなのに、それでも一筋の希望を支えに、敢然と立ち向かっていく陽子は逞しいな
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今年は楽しみなことが!
2019/01/25 22:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あき - この投稿者のレビュー一覧を見る
学生の頃から続くこのシリーズ。
今年はついに待ちに待った新刊が出るかも、出そうだ、とのことなので本当に今から楽しみです。
そのシリーズ始まりの1冊。ゾゾっというか、わくわくというか、ヒヤヒヤというか、ニヤニヤというか、場面ごとに百面相してしまう本です。
陽子とともに馴染みのない異世界に充分翻弄されるのが良いと思います。
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NHKのアニメ
2015/10/21 21:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:どぐらまぐら - この投稿者のレビュー一覧を見る
NHKのアニメで話題になっていた時は読まなくて、思い立って読んでみました。
アニメは見ていないのですが、面白くて、ひき込まれました。
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読み返したくなる本
2015/08/28 13:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とんとんとん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ふとした瞬間に「あ、読みたいな」と思うことが多いシリーズです。
じんわりと、けれども自分の生き方について考えさせられたり、
登場人物のことばにはっとさせられることが多く、
これからもまた日々を経験を重ねていくと、
また別の見方ができそうな、そんな味わい深さがあると思います。
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続きが気になる※一部ネタバレ含
2019/12/08 21:58
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:羊。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
18年ぶりに新刊が出るということで話題になったのをきっかけに読み始めました。なぜもっと早く読まなかったのだろうと思うくらい面白い!ドキドキハラハラさせられる物語に引き込まれるのはもちろん、主人公の言葉や思いが心に響く。「ここで諦めるぐらいなら、もっと前に諦めてしまえば良かったのだ」の部分が特に印象的だった。頑張ろうと思える力になります。続きを読むのが楽しみです。この作品に出会えてよかった!
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壮大なストーリーの幕開け
2020/03/14 05:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
普通の高校生が、ある日突然異世界に。というファンタジー。これが幕開けのエピソード1。今後、どう展開して壮大なストーリーになるのか、ワクワクして読みました。当面は、主人公が無事元の世界に戻れるのか?に注目して下巻へ!
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中華風ファンタジー
2015/08/26 20:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだ - この投稿者のレビュー一覧を見る
新潮文庫版がでる記念のアニメの再放送を見て買ってしまった作品。
アニメと違い異世界に飛ばされたのは陽子一人でした。アニメもいいですが小説だと登場人物の心理描写が丁寧で倍面白いですね。
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JK向き?
2016/01/20 21:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
女子高生・陽子の前に、ケイキが現れ、ともに異世界へと向かう。ここで獣たちとの闘いを繰り広げるわけだが、主人公同様、女子高校生向けのファンタジーといったところか。「十二国記」というシリーズの序幕らしいが、どこまで読めるか甚だ自信がない。
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読了
2019/12/29 17:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ムギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
十二国記のブームに乗るのは遅すぎたかと思ったけど、本屋さんの熱のこもった宣伝に後を押されて十二国記デビューした。これからこのシリーズをどんどん読んでいけると思うと嬉しいし、わくわくしている。