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秘密が公然となるスピードが早い!なんだかもったいない。パーキング・スパイダーズ!
後は女という秘密だけですな。この秘密が明らかにされたとき(明らかにされるのは決まってるでしょう)、何が起こるのか楽しみにしておこう。才知ロリスが何者かも気になるところ。
そもそも公子様は少々軽率で、人を信用しすぎ。ヴォルガー卿でなくても小言を言いたくなる
オリエント急行、ベヒモスよりも、スルタンの機械人形の方がインパクトが強かった。自分の巨大化というとガンダムとかを思い出すから?
ちなみに、間接的に結構人を殺してる。戦争だからしょうがない、のかな?味方意外の人の生死には結構淡白。
身分の差も重要な要素。古今東西人間のやることはかわらない
表紙の右端の触手が不気味
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前作『リヴァイアサン』に続く、架空世界での第一次大戦記(笑)。
身分を隠して逃亡を続けるオーストリア大公の後継者アレックと性別を偽って英国軍艦に乗り込んでいるデリン士官候補生の冒険譚です。
今回の舞台はイスタンブール。
スルタンの専制を覆そうとする反政府組織のリーダーの娘リリトの登場で、ややこしい三角関係が生まれるのが笑えます。
とはいえ本筋でも(それなりに迫真の)戦闘シーンがあったり新メカ(含む人造獣)がドンドン登場したりと、読者を飽きさせない展開は変わりません。
個人的にはいかにもジュブナイルぽい挿絵が随所に出てくることや、いくら男性のフリをしてるからといってデリンの言葉遣いがハスッパすぎるだろっといった不満もありますが、女性翻訳者ということもあり、見逃せる程度ではあるかと思います。
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前巻に引き続き、良質なジュヴナイル。登場人物の、思考ではなく行動を追っていけばいいせいもあってか、とても速くページが進む。
…それにしても主人公の王子様は、自分の正体を明かすことについて軽率すぎやしないだろうか。ヴォルガー伯の苦労がしのばれる(笑)。そのおかげで話が軽快に進んでくれるだから、読み手にとってはありがたいのだけど。
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「リバイアサン」に続く3部作の第2巻です。今回も、公子の不注意な行動や発言が原因でスリル満点のジュブナイル物語が展開します。舞台となるイスタンブールの雑多な街中で逃亡と追跡が展開され、インディージョーンズ並の面白さで一気に読み終わってしまいました。
遺伝子改良獣のすごさにスチームパンク系が弱いなと思っていたらやはりドイツ軍とんでもない秘密兵器を完成させていました。しかも次は日本が舞台になるような微妙な台詞があったので第3巻が待ち遠しい!
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相変わらず、面白い!ダーウィニストとクランカーという性格のことなる陣営も面白い。今回は表題のベヒモスもだけど、これからの役割どころが沢山ありそうなロリスがいいです。おしゃべりロリスの今後の活躍が目に浮かびそうです。デリンの秘密がいつアレックにばれるのか、そしてばれたあと二人はどうなるのか興味は尽きない。もちろん、この大戦の行方もだけど。3部が待ちどおしい。日本はどうえがかれるのだろう(テキストもだけど、イラストがどうなるか。早く見たい!)デリンに加え今回登場したリリトも可愛い!これからも是非登場を期待。
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面白いです。新しい登場人物(特にリリト)も盛り上げてくれたし勢いの衰えない2巻だったと思います。
ぐっと涙が出そうになる別れのシーンもありましたし、いよいよ実際的な戦いが始まったなと思いました。
そんな登場人物の中でも女性陣かっこいい。
ネネは不思議な力を感じさせる指導者で、
リリトは賢く、自立した女性でありながら大胆でかっこいい、そして色っぽい。
そして、デリンは戦士としてアレックを守り粗暴に振舞うのに、その心は繊細で健気で切ないという、たまりません。
リリトとデリン、アレックを囲んだ関係はソワソワして盛り上がりました。
アレックは本当に公子然としていて、育ちの良さからの手落ち感とか、賢いんだけど少し及ばないとか、公子であるゆえの孤独からのデリンへの必死な思いとか、食い違ってるそういうところが本当にほっとけない。
人物像がしっかりしているなあと思います。
この小説ではヴォルガー伯が特に気になるキャラクターなので合流した後の展開がまた気になります。
いよいよ決戦?は間近。舞台はアジア、しかも東京ということで怖いながらも楽しみ。
2012年冬発行なんてすぐですからね!
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アレックはまだ、デリンの隠された素性に気づいていないが、ヴォルガー伯爵は気づいた。完結編は12月までお預けだ~。
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(2012/07/**購入)(2012/10/11読了)
リヴァイアサンの続編が早くも登場。仕事が早いぞハヤカワ!
ストーリーの進み方は遅めですが、間延びせず一気に読ませる展開が素晴らしい。主人公二人の心情も丁寧に描かれていて、読みごたえもあります。
これほど読んでいてワクワクする小説は久々です。次巻が楽しみ。
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対クラーケン用ネットが2重とか3重だったらどうするつもりだったんだろう。
普通、そうすると思うけどね。
テスラ・キャノンも、電気ウナギのでかいの作ればダーウィニスト側もすごいのが作れそうな気がするね。
でもこれやると、不可能はなくなるよね。
第三巻は、日本で強化人間に出会う、とかやってくれ。
クジラを改造しても許されるなら、人間を遺伝子操作しても許されるだろ。
ぜひ、ロケットで空を飛ぶ人間を出して欲しいなあ。
ヴァーリィの「ウィザード」翻訳してくれよん。
デリンの人称は「おれ」で貫き通すのかな?
俺のおばあちゃんも「おれ」って言ってたから、それでもいいけど。
お約束としては、エピローグで大人になったデリンは、「わたし」となるんだろうなあ。
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「リヴァイアサン」に続き三部作の第二作。オーストリア皇帝の遺児とその保護者、人工獣を巨大飛行艇に使うイギリス空軍に女の子だということを隠して入隊した少女をめぐる物語の舞台は、スイスからトルコへ。青年トルコ党や無政府主義者、ドイツ軍人にアメリカの新聞記者を巻き込んで物語はさらに混沌としてくる。
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スティーム・パンクな冒険小説「リヴァイアサン」の続編。
舞台は第一次大戦時のイスタンブールで、英国の遺伝子工学で作られた人造獣の飛行船に対し、ドイツはニコラテスラが開発した稲妻砲で迎え撃つ。
て設定がなんとも素敵ですが、主人公2人の友情(と愛情)を軸にしたジュブナイルな人間絵巻もまた好い感じであります。
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スチームパンク冒険譚。これは第二部なのだけれどもこれから読んでも大丈夫。極端に技術の進化した近代のヨーロッパが舞台。生物系と機械系を両方兼ね備えた設定だけでも魅力的なのだが、デリンとアレックの二人の微妙な友情がこれまた素晴らしい。とにかく展開が読者を飽きさせない。
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かなりのボリュームだったが、無駄のないスピーディーな展開で一気に読んでしまった。
訳も良く、原文を読んだわけではないが、SFにありがちな説明調になりがちなこともなくて、2作目でますますこなれてきた感じがする。
遺伝子操作された動物による飛行船や兵器に、最初は馴染めなかったが、2作目ともなるとアレックではないが、まるで違和感なくどっぷりとこの世界観にひたることができた。
また、いつも男勝りのデリンがアレックの事になると、急に乙女になりそうになるところが、ふだんの柄の悪い飛行獣乗りを気取っているのと対照的でおかしかった。
彼女がアレックに本当の事を打ち明けるのが待ち遠しくもあり、今のままの関係を続けられなくなるとすれば、それも残念である。
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ついにダーウィニストVSクランカーで開戦。アレックはリヴァイアサンから脱出、デリンは秘密任務のリーダーに任命され作戦を遂行。舞台を、表面上中立国であるオスマン帝国に移し、そこでそれぞれ運命に翻弄されながらも、新たな出会いと巡り合わせがある。
2巻目もだれることなく、おもしろい要素を取り入れながら、着々と進行。史実との絡め方もうまい。
1巻はどちらかというとデリンの男勝りなところが気に入っていたけど、2巻では優しくて芯のあるアレックの魅力も全開で、ますます次巻が楽しみ。
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「リヴァイアサン」の続編。背景は前回説明済みの為、あっという間に人造獣と多脚型蒸気機械の跳梁跋扈する1914年の世界に入っていける。今回はアレック、ディラン、クロップ師、バウアーが大活躍、初登場リリトが縦横無尽に暴れまわる。いにしえの大活劇の様で読んでて、こんなに楽しい小説は滅多にない。アレックの苦悩が描かれたと思えば、まさかのアレック、ディラン、リリトの三角関係で笑わせる。人工稲妻発生装置テスラ・キャノン(なんて素晴らしいネーミング!メーザー砲も真っ青)をロボットアームで倒壊させ、題名にもなってるベヒモスが登場、敵戦艦を撃沈し爽快な気分にさせて次回の舞台はなんと東京!読ませるねえ~、最終巻が楽しみ!