ゼロ！ こぎゃんかわいか動物がなぜ死なねばならんと？

投稿元：

レビューを見る

半ばぺそぺそしながら読んだ。ペット税の導入賛成、ブリーダーの免許制、飼育者に対する絶対講習制度の導入求む。

投稿元：

レビューを見る

熊本市の動物愛護センターの職員さんの日常と葛藤を書いたノンフィクションのような作品。
ストレートで読みやすい。わかりやすくリアルです。

2014/07/22

投稿元：

レビューを見る

2013.6.4.~
成犬譲渡会:老犬や病気・障害の犬を大切に世話したい人いる。長野県、愛媛県、そして熊本県。122
『残された命』1997,videos NPO法人地球生物会議ALIVE(All Life In a Viable Environment)。188
動物たちは恐怖とパニックのなかで、ガス処分機のなかに送り込まれていく。絶命直前の鳴き声、もがく音、やがて訪れる静寂の世界。ステンレスの床に四肢を投げ出した動物たちの亡骸。やかて焼却炉へ。…。187
エッセイ「どうして？」ジム・ウィリス。飼い主に見捨てられた犬が最期の時を前に…それでも飼い主を信頼し続ける…。189
エッセイ『殺処分ゼロの理由ー熊本様式と呼ばれて』松田 臨床獣医師 316
『愛犬王 平岩米吉伝』片野ゆか 大賞受賞小学館ノンフィクション 326
『北里大学獣医学部 犬部！』同
----------
こぎゃんこと、あってもよかと!? こぎゃんことは、間違うとる…。 いつか、こぎゃんことはやめんと！ @殺処分追込み初体験024
迷い犬を保護していますHP 大反響 038
愛護？ 042
炭酸ガスによる死。窒息によって最期をむかえる犬たちの姿を初めて見た時は、あまりに壮絶で言葉を失った。048
食品衛生管理者の技術・情報から相互理解へ。057
撲殺。予算不足のため。ドラマのような殴り方で生き物は死なない…。059
一頭でも多くの犬や猫を救いたい。ゴールは一致。熊本市動物愛護推進協議会。064
愛くるしい表情、仕草。瞳が迷いもなくこちらを見つめていた。あと数日…。083-7
所長と衝突しても…095
ゼロ 宣言。097-9
114-5
122-3
窓口引き取り絶対拒否。言葉発さなくとも2人補佐で、空気変わる。125
健康的な生活。たっぷりの愛情。これらが最優先。136
フード良いのに。日光浴。142
個性。将来像も。144
視察。議員。松野。149,151
広報の広がり。老病犬も…。162
167
こみ上げる涙。救われた一頭。一頭でも…。169-70
成犬譲渡。きちんと愛情注げば飼い主に信頼寄せるようになる。むしろ、性格や情緒、体調、運動量などが安定していて、子犬より世話が楽。178
現実に、一度泣いてもらえばよか。182
現状改善の中での講習会 185-7
かわいそうだけではなく、生涯責任を持って。189
野良猫対策。210
行政、獣医師会、動物取扱業者、動物愛護団体。221
初老夫婦に、成犬の話し…。224
良い商品と情報を提供、自然と自分に還元。225
ネコおばさんとの劇的な寛解。246
一部始終マスコミ前。引き取り拒否も。248
処置室に一頭が。久しぶりに複数の職員の注目を浴びているのが嬉しいのだろうか、犬は尻尾を左右に大きく振ってはしゃいでいた。 後藤が近づくと犬は安心し切った顔で、注射器を持つ手をペロペロと舐め続けた。目が合うと、さらに嬉しそうに尻尾を振った。…。あの犬のためになにもできんかった…。涙が止まらなかった。278-9
訓練。犬の興味をこちらに引き付けることだ。293
名前を呼ぶと嬉しそうに顔を見上げた。ほめるとさらにこちらにこちらに注目した。歩き出すと、それを追うようについてきた。…。294
ハッピー。自作物語。犬に生まれ変わって…。301
別れ。幸せに。二度とこぎゃんところに来てはいかん。305
殺処分を減らす317
①安易に飼わない、増やさない
②最後まで世話をする。
③迷子札。 //

投稿元：

レビューを見る

　生き物を売るエゴ、生き物を飼うエゴ、そして仕方なくという理由をつけて処分するエゴ。人はとかくエゴの塊である。そして三者の言い分痛いほどよくわかる。だからとて三者三様満足いく結果を出すことは難しい。

　これが犬、猫という感情に直接影響させるものだから問題は提起される。しかしこの地球上に生きているものは犬、猫だけではない。むしろそれ以外の獣類、昆虫、植物すべての命に愛情を注げるのだろうか。（ここで言うのは愛玩動物だからという次元の低いことではない）無理だろうしかし、それができる世の中になってもらいたいものである。

　無論、センター職員の数々の努力には頭が下がる思いであり、その点からいえば異論の点は視えてこない。が、なぜかこの本のような美談に仕上がると少し首をかしげたくなるのはなぜだろうか？。

投稿元：

レビューを見る

最初の処分描写は辛かったが、このシーンは今後のキモになる部分であり省く訳にはいかない。この悲惨な状況があったから、今がどんなに凄いことか分かる。バラバラだった人間関係が同じ方向になり、人間の底力が起こすミラクルに何度も涙が出て中断。構成、綿密な取材あっての話しには自ずから引き込まれる。

投稿元：

レビューを見る

日頃から余計な仕事を増やさないように心がけ、迷ったときは無難な道を選び、常に批判の矛先がこちらにむかないように気を配っているー

あとがきにある作者片野ゆかさんのかつての公務員イメージだ。
でも、ここに出てくる熊本市の動物愛護センターの人たちは違った。
モラルのない飼い主や動物取扱業者たち、法律や予算、無能で理解のない上司、自分たちの体力…。
どうしようもない現実と闘いながら、一丸となって殺処分ゼロへと奮闘している日々が描かれている。

私自身、犬を迎えてから、動物愛護について考えるようになった。それ以前は全くだ。
だから、こんな私が言うのはおこがましいけれど、やっぱり動物を家に迎えることの責任は重い。
どんなことがあってもその子の最期をちゃんと看取ること。
できない場合は信用できる引取先を探すこと。
栄養ある食事に適度な運動。
毎日の病気に対する予防。
そして、何よりもその子を愛すること。
これは、絶対に破ってはならない家族との約束だ。
それを守れない人たちがいるから、動物を殺さなくてはならない人が出てくる。

こうなればいいのに、と思うことはたくさんある。
ペットの店頭販売なんて無くなればいい。
悪質な業者が入り込めないような規制と罰則がほしい。それを専門的に取り締まる所も。
そのためにもペット税とか導入しつつ、もっともっと動物に対してのこの国の態度が変わればいいなと切実に思う。

投稿元：

レビューを見る

犬猫の命を絶つ。
こんなやるせない過酷な仕事をしなければならない人がいるということを知ってほしい。
命を絶つ行為をするのが、命を救う術や知識がある獣医がやらなければならないという切なさを感じてほしい。

投稿元：

レビューを見る

話としてはよいと思うのだけど、生理的に嫌な部分がちょいちょいあって正直楽しめなかった。いい本だとは思いますよ。

投稿元：

レビューを見る

殺処分年間ゼロという奇跡を達成した熊本市動物愛護センター。「動物を殺す仕事はもうしたくない」という職員たちの意思、同じ思いで集まった動物愛護協議会メンバーの獣医師やNPOスタッフ、ボランティアたちの協力と熱意が奇跡を可能にした。
“本気”になれば、できるんだ!!　「動物たちを殺したくない」という気持ちが全国に広まってほしい・・・

投稿元：

レビューを見る

動物行政に携わる人の大変さ、辛さ、喜びが伝わってきました。「犬を殺したくない」新しく異動してきた１人の職員の熱意で動き始めたこと。行政だけでなく、地域住民の協力がなくては殺処分を減らすことは出来ないこと。そして①安易に飼わない増やさない②飼ったら最後まで世話をする。③迷子札を付ける。ことの大切さが分かった。本を読んでる最中に、近所の人が捨て猫を我が家に連れてきました。保護を始めましたが、ちゃんと付き合っていけるようしていきたいと思います。

投稿元：

レビューを見る

現在日本では一年間に約28万頭の犬が殺処分されているそうです。(H20年度)そんな中、犬の殺処分ほぼ0を実現した熊本市動物愛護センターについての本。まず無責任に飼われた動物が無責任に棄てられて殺されていく日本の現状がすごく辛いなと思いました。このセンターの人たちも動物を飼う段階からの改善を目指されているのですが、そういうことって本当は国レベルでもっときっちりやっていかなあかんなと改めて思いました。もしいつか自分が犬を飼うことがあれば、こういう保健所からの引き取りも検討したいと感じました。

投稿元：

レビューを見る

年間20万頭もの犬猫が殺処分されている中、「殺処分ほぼゼロ」を実現した熊本市動物愛護センターの10年間の闘い。
ガス室でもがき苦しんで死んでいく罪もない犬猫が可哀想とかよりも、飼い主による持ち込みの多いことへの怒りでプルプル震えた。

投稿元：

レビューを見る

動物を飼ってる、飼いたいという人は読むべき。
飼ってない人も読むべき。
動物が好きだというなら読むべき。

投稿元：

レビューを見る

熊本市動物愛護センターの人々、地域の人々が、動物の殺処分0を目指して奮闘した１０年間の記録です。
動物を飼っている人、飼おうと思っている人だけでなく、日本で暮らしている人全員にこの事実を知ってほしいと思いました。
というより、知るべきことなんだと思いました。
知るべきことなんて山ほどあるでしょうが、これもその一つだと私は思います。
それぐらい衝撃的でした。
この本に出会って、何もできないなりに、事実をしることができて、良かったと思います。
ペットだって生き物です。家族です。本当に大事にしてほしい。

ただ、この物語は、悲惨さを伝えるだけのものではありません。
希望も一緒に与えてくれます。
行政だってこんなに出来るんだって教えてもらいました。
イメージが変わりました。
動物が好きな方、できるのならそうでない方も、ぜひ読んでみて下さい。

投稿元：

レビューを見る

犬を飼うようになってから、動物愛護関係の本をよく読むようになりました。
別の本ですが、日本は動物愛護の考え方が欧州と比べて20年以上も遅れているそうです。そんな社会の中、奮闘し殺処分ゼロを実現させた実話。ぜひ、読みたい。