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商品説明
俳優教育、メンタル面の構築、演技に入る前、役作りの楽しみ方…。演劇、映画、TV、ミュージカルの看板役者・演出家として40余年を過ごした著者が、現役生活から得た全ての知見を書き残す体験的役者論。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
浜畑 賢吉
- 略歴
- 〈浜畑賢吉〉1942年東京生まれ。東海大学工学部を出て俳優座養成所入所。劇団四季を経て、大阪芸術大学教授・舞台芸術学科長。著書に「おはよう交遊録」「ぼっけもん走る」など。
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紙の本
本物の役者による演技の教科書!
2013/10/20 12:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:jirodo - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は、日本を代表する役者であり現大阪芸術大学舞台芸術学科長である浜畑賢吉氏による俳優のための教科書。
長年第一線で活躍され今も現役の役者である浜畑さんだからこそ記せる豊富な内容で、とても具体的かつわかりやすい文章。
役者に必要な日常生活の過ごし方から、具体的なトレーニングの方法まで、細かく丁寧なアドバイスやヒントが書かれていて、本物の役者を目指す者にとってはとても参考になります。
テレビや映画でも活躍されている浜畑さんですが、やはりその演技の原点は「舞台」。
カメラアングルや編集でどうにでも映るテレビや映画とは違い、一度舞台に登場したら退場するまで、頭のてっぺんから足元まで見られ続ける舞台の役者には確かな演技力はもちろん、声の出し方や、姿勢の保ち方、気持ちの持ちようなどさまざまな要素(魅力)が必要であることを説いています。
若手の役者だけでなく、中堅やベテランの役者が迷った時にも、もう一度自分の演技や生き方の方向性を再確認できます。
なにより、著者の子どもの心を失ってないとてもピュアで繊細な感受性に感動します。
人間の若さは年齢や見た目じゃない。いつまでも夢や理想を持ち続ける人は何歳になっても若者でいられるのだと改めて思い知らされます。
演技について書かれている書物はたくさんありますが、役者を生業として生きてきた著者だけにしか書けない貴重な伝書。
役者であるなら一読と言わず、何度も何度も読み返し、常に自分を鍛え続けるための教科書として身近に持ち続けるべき。