- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2012/06/22
- 出版社: 月曜社
- サイズ:19cm/277p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-901477-95-6
- 国内送料無料
紙の本
権力の心的な生 主体化=服従化に関する諸理論 (暴力論叢書)
著者 ジュディス・バトラー (著),佐藤 嘉幸 (訳),清水 知子 (訳)
人の主体形成の過程において、社会的統制の暴力は「良心/自己叱責」といった心的なもののうちに機能する。subjectionという語の二重の意味(主体化=服従化)を考察し、そ...
権力の心的な生 主体化=服従化に関する諸理論 (暴力論叢書)
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商品説明
人の主体形成の過程において、社会的統制の暴力は「良心/自己叱責」といった心的なもののうちに機能する。subjectionという語の二重の意味(主体化=服従化)を考察し、そこにおける抵抗の契機を模索する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ジュディス・バトラー
- 略歴
- 〈ジュディス・バトラー〉カリフォルニア大学バークレー校、修辞学・比較文学科教授。著書に「ジェンダー・トラブル」「アンティゴネーの主張」「触発する言葉」など。
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切り口がいいですね。
2016/04/01 01:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:倉田 昌紀 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミシェル・フーコーの起源にさかのぼらない方法や精神分析の言葉を避ける方法に対して、ュディス・バトラーはフロイトやクラインを用いながら、心的な虚構の場所に切実な現実味を持たせることができているように思いました。人間とは一人の女性から生まれてくる限り、成長過程は如何ともし難い服従化を生じさせることを説得させられる思いで読むことができました。その先は、いかに生成しながら自らの身体を持って生きるか、それは読者が一人ひとり生まれた時空で認識し生きることだと、教えてもらえたような気になる一冊でした。