「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2012/08/10
- 出版社: 講談社
- サイズ:20cm/270p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-217614-9
読割 50
紙の本
司法殺人 元裁判官が問う歪んだ死刑判決
著者 森 炎 (著)
職業裁判官は、冤罪で無実の市民を死刑にしている。 第一発見者に死刑を宣告し、公判でその論拠が覆っても維持される。 被告人が冤罪を主張したがために、かえって懲罰的に...
司法殺人 元裁判官が問う歪んだ死刑判決
司法殺人 元裁判官が問う歪んだ死刑判決
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
職業裁判官は、冤罪で無実の市民を死刑にしている。
第一発見者に死刑を宣告し、公判でその論拠が覆っても維持される。
被告人が冤罪を主張したがために、かえって懲罰的に死刑が宣告される。
冤罪を主張し無罪を勝ち取ったはずの冤罪者が、後に猟奇殺人事件を犯す。
――下された判決に、見過ごせない過ちがあったのではないか?
元裁判官が死刑事件の真相を追い、潜む病巣を抉る。
これまで職業裁判官は、無理に無理を重ねて裁判をしてきました。無罪を無理やり有罪にしてきたとは言いません。ただ、無罪か有罪か、白黒をはっきりつけがたい場合にも、無理をしてどちらかに見切ってきたということです。
ほとんどすべての刑事裁判官は、どちらか本当はわからないという場合でも、裁判官の名と誇りにかけて真相を見切ろうとしてきたはずです。それが日本の裁判官の、いわば裁判官魂だったはずです。
本書は、これまでの職業裁判官による日本の司法が、無理に無理を重ねた結果、どのようなことになっているか、その歪んだ姿を有りのままに伝えるノンフィクションです。
さあ、今から、ベールに覆われた裁判の扉の幕があがり、その先に目もくらむ血の修辞学に彩られた暗黒のラインが現れます。その恐るべきラインを戦慄の暗い振動に震えながら一緒にゆきましょう。
それは、私たちが「正義」という別名で呼んでいるものであり、そこをゆくことは、正義の聖域をゆくことにほかならないのですから。
(「はじめに」より)
元裁判官が、死刑と冤罪と殺人が絡まり合う暗黒の領域「死刑ライン」に踏み入るノンフィクション。血なまぐさい司法権力に人生を変えられた市民の悲しみに迫り、死刑判決にいかなる非情や不正が塗り込められてきたかを明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
森 炎
- 略歴
- 〈森炎〉1959年東京都生まれ。東京大学法学部卒業。東京地裁、大阪地裁などの裁判官を経て弁護士(東京弁護士会所属)。著書に「量刑相場」「なぜ日本人は世界の中で死刑を是とするのか」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む