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商品説明
他の昆虫やクモを狩り、子供の食料とする狩蜂。そのミラクルな狩猟行動やハンターとしての驚異の生態を、著者の40年に及ぶフィールド研究をもとに、狩りの決定的瞬間をとらえた多数の写真を交えて解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
田仲 義弘
- 略歴
- 〈田仲義弘〉1953年東京都生まれ。女子中高等学校教諭を経て、昆虫写真家、サイエンスライター。著書に「昆虫たちは天才だ」など。
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著者/著名人のレビュー
狩蜂というのは名の通り他の
ジュンク堂
狩蜂というのは名の通り他の昆虫や蜘蛛を狩って自分の幼虫の餌とするハチの仲間である。どんな巣を持ちどの昆虫をどんな方法で狩って運搬するかは個々に異なり1千パターンにも及ぶという。
毒液を注入して生きたまま餌にするのだが、葉を巻いて巣にする蜘蛛には繋ぎ目の糸を引き裂いて侵入し、集団行動と嫌な匂いの警戒物質で厄介なアブラムシには集団の端の一匹を素早く来襲して顎で咥え空中で針を刺す高等技術を見舞う。運搬にも大きな顎以外に6本の脚を効率よく使ったり腹を曲げて針で刺して運ぶなどし、巣作りも巧妙で植物の茎や粘土を使用し、地面に掘った巣穴に泥棒よけの偽の入口さえ作る。
とにかく昆虫の苦手な人間が発狂しそうな写真が満載。表紙からしてエグい。朝日出版社「邪悪な虫」ともども読めば驚異の生態に仰天する。巻末の観察のコツを見るとちょっとホッとするが、こういう連中を敵に回してはたまらない。ここはやはりあのバッタ偏愛者・前野ウルド浩太郎のような昆虫とお友達になる人間を用意しておくしかあるまい。黒書店員は絶対御免だ。生きとし生けるもの全て忌まわしいときている。よく理工担当なもんだ。
黒書店員 D
紙の本
狩りバチの生態がわかりやすい
2015/11/14 02:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:minomonta - この投稿者のレビュー一覧を見る
狩りバチといってもバッタを狩るものやクモを狩るものなど様々だが獲物の運び方も色々とあることをこの本で知った。写真を使って解説しているので狩りバチの生態が非常にわかりやすい。ハチの本って意外と少ないのでこの本のハチ図鑑は生態写真ということもあってなかなか良いです。ただ見分け方など特徴も書かれていればもっと良かった。