紙の本
難しく書いてある文章ですが、参考にはなります
2019/05/05 09:54
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
難しく書いてある文章で、チラッと読んだ時点ではたじろぐかもしれません。
ですが、よくよく読み進めれば、参考になる事項はあります。読書をしたい心を後押しする1冊です。
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投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
具体的な勉強法というよりは独学法の心得というか心構えのような内容です。少し厳しい内容かもしれませんが、貪欲に学ぶ姿勢には頭が下がります。
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・本物触れてみる。気軽に。
・自身の興味をベースに独学
・その場しのぎを卒業し、自分の血と肉にする。
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資格試験や大学受験のいわゆる勉強ではなく、知識や教養を身につけるための勉強について書かれた本。やや高圧的な文体が鼻につくが、内容としては面白い。とりあえず聖書は教養として一読すべきだと思った。
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「超訳ニーチェの言葉」が売れて、僕もホイホイと買ってしまいました。
浪人時代に「ツゥラトゥストラはかく語りき」を読んで、わからんなりに好きだったのです。
この本には、独学・・をさらにぐっと著者的に狭めた定義が書かれています。
独学は、習い事ではない!
独学は、人格を変えてくれる。
独学で、人生が豊かになる・・・
ちょっと宗教チックに聞こえたらすみません。著者がそう考える理由も、もちろん説明されていますし、納得のゆく説明です。
なによりも、全体に明るい。
哲学者の鬱々した感じや、説教くさいものではありません。
術、というぐらいで、読書の方法についても具体的な説明があります。
読むのが困難とされる、難書は、まずはその辺に転がらせておくのだそうですよ。・・・我が家では怒鳴り散らされて、駄目だと思いますが・・・
40代にのっかって、勉強の方向性について考えていたところだったので、参考になりました。聖書を読んでみよう!と思っております(理由はこの本を読めば、わかるのです!)
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図書館で借りることがほとんどなので、少しどきりとしました。だからすぐに忘れるのかなあ。いろいろためになりました。
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自学こそが本当の学びという主旨には賛成できるけど、偏見に満ち、自己顕示欲ばかりが見える文章にうんざり。
バングラデシュは貧乏だから見るべき文化がない(p44)、『共産党宣言』は幼稚(p58)、『論語』は中国官僚の処世術にすぎない(p114)、ウェーバーの論は狭い(p154)…。さらに専門家が積み重ねてきた研究を無視して、フロイス1人が書いた本だけを根拠に江戸時代は野蛮な時代だったと決めつける(p98)。
ヨーロッパ至上主義、ヨーロッパの言語や文化を学んだ自分は高級だといいたいだけだ。しかも自分の印象や好みだけでものを言い、客観的研究の態度とはほど遠い。
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<目次>
第1章 勉学は独学にかぎる
第2章 難解な本を読むコツ
第3章 教養を身につける
第4章 外国語の独学法
第5章 考える技術・調べる技術
<内容>
2006年の種本を2012年新書化したもの。古びてないでしょ。いろいろな勉強法や語学獲得法などを見てきたが、言ってることは正しい(ただし、かなり上目線の書き方だが…)。あとはできるかどうかと、やはりこうした独学法が身につくのは、教養が必要なので、誰でもできるわけではないということだ。著者も言っている通り、「〇〇法」などのテクニック本では、教養も外国語も身には付かない。また時間もかかる。こんなこと著者は本の中で言っているが…。教育の根幹なのだが、最初のとっかかりの「好奇心」を小さい時にいかに植え付ける?(持ってもらう)かで、今後の日本人の、いや日本の価値が変わる気がする。
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learnではなく、studyの独学。
知ではなく、能が学問で鍛えられる。
宗教⇒哲学⇒科学の位置関係を学ぶ為に、
宗教の文化を正しく理解する。
ユダヤ人の優秀さは、聖書と「タルムード」(聖書の注釈と、解釈の書物)からの学び。
外国語の独学法→読む事の重要性。
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ご本人もおっしゃっている通り、これは実践書ではなくて思考書というか、独学をする上での心構えや思考の仕方などを書いた本です。しかも、すべての人に通じるやり方でもなく、これをやれば必ず結果がついてくるわけでも、目に見えて年収が上がったり出世したり受験に成功したりするわけでもない。
でも、そこがこの本のポイントなのだろうと思います。
白取さんのご本は、こちらで2冊目になりますが、1冊目のときと同様、読みながら脳みそが活性化されるのを味わえます。事実と真実の違い、知識と教養の違い、そしてなによりも、自分自身で考えることの大切さ。そういうものを、時に優しく、時に突き放して伝えてくれる本ですので、たとえ作中、彼と同意見になってもならなくても、「ではなぜ私は賛成できないのだろうか」「こういう理由だからか」「その理由は好き嫌いとは別次元なのか」「好き嫌いで意見に賛否するのを選ぶことはよくないことなのか」「よくないとすれば、どうよくないのか」「そもそもよくないとはどういう定義なのか」と脳内で一人議論ができるので、有意義です。
星を一つ下げた理由は、彼にしては珍しく?「常習飲酒をするな」と同じ内容を同じ言葉で何度も書かれていたことは、はたして本当に必要だったのかと思ったことと、後半、フリーメモや調べ物の仕方として内容があまりにも具体的になりすぎて、もっと抽象的な方が彼の思考を楽しめたのにと思ったからです。
あとがきにあった「美しい人間」という言い回しが好きでした。
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独学ということに目が止まり購入して読んだ。
著者は独学して、本を著すことに目標を置いているようで、そのために正しい知識、深い知識を求めているようだ。そのノウハウが書かれている。
『彼(カント)はたまたま大学の教師ではあったが、その本来の面目において独学の人だったのである。』と書いて「独学術」のこの本のモデルのように書いているが、多くの研究者は独学で自らの研究をしている。
自ら学び自ら考え、それをどのように積み上げていくのか・・・哲学的深さも、その方法論も浅いと思った。何か得るものがあるかと思ったが、
第1章 勉学は独学にかぎる / 第2章 難解な本を読むコツ / 第3章 教養を身につける / 第4章 外国語の独学法 / 第5章 考える技術・調べる技術 ・・・これらのどの章に書かれたことは(宗教関係以外)すべてやってきた。目新しいものはなかった。
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・勉強によって得られる知識の効力よりも、勉強をすることで身につく能力のほうがあとになって広く応用が効く。
・独学をするには辞書や事典、地図を準備しておく。
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本を読むということ=異質のものを受容しとりあえず理解すること
一言で言うなら「読書のすすめ」的な本であるが、色々と納得させられることが多い一冊であり、改めて物事を学んでいく姿勢を教えてもらったような気がする。これからの独学に役立つ!
人々の生活や考えのバックグラウンドにあり今日の世界をつくりあげている宗教というものを知ることで様々な理解が深まる(本書では聖書をすすめている)、具体的な本を読み方(線引いたり、書き込んだり、地図と辞書の準備する)などの実践方法など、結構「なるほどね~」と改めて思い直すところが多かった。
難解な本に出会ったときのくだりで、本をぞんざいに扱うと、やがて部屋になじんできて違和感や威厳がなくなり、本から諦めがにじみ出てきて本が丸くなるという部分、個人的にまるで人のように表現されており、面白いと思った。
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知識について知りたくて読書。
2年ほど前に原書を読んでいるので2度目。
情報と知識の違いを考える。1つの物事につながる事項を調べていくと奥に広がる。記憶としても定着しやすい。
聖書やコーランには挑戦してみたい。宗教と文化、歴史は重なり合っている。
前回にも同じことを書いたが、より正しい言葉を使えるように心がけたい。
読書時間:約40分
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この本は独学のハウツー本ではなく著者自身の独学のスタイルを述べた本である。
書かれている独学法をそのまま真似てもあまり意味はなく参考にしながら自分自身の独学方法を作り出すというのがベストだろう。
著者は本に関しては線を引いたり書き込むということを重要視しているので基本的に必要な本はすべて購入している。
図書館は絶版本などを見るためか、もしくは購入する本を物色する為に利用するとのこと。
図書館の本を読みまくっている私のスタイルとは違うが、こういった図書館の利用法は斬新で目からウロコでした。