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死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日

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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2012/11/24
  • 出版社: PHP研究所
  • サイズ:20cm/380p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-569-80835-2

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紙の本

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日

著者 門田 隆将 (著)

福島第一原発事故。電源喪失、メルトダウン、そんな中で現場作業員たちは決死の働きをし続けた。真実を記した感動のノンフィクション。 その時、日本は“三分割”されるところ...

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死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日

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商品説明

福島第一原発事故。電源喪失、メルトダウン、そんな中で現場作業員たちは決死の働きをし続けた。真実を記した感動のノンフィクション。

その時、日本は“三分割”されるところだった――。

「原子炉が最大の危機を迎えたあの時、私は自分と一緒に“死んでくれる”人間の顔を思い浮かべていました」。食道癌の手術を受け、その後、脳内出血で倒れることになる吉田昌郎・福島第一原発所長(当時)は、事故から1年4か月を経て、ついに沈黙を破った。覚悟の証言をおこなった吉田前所長に続いて、現場の運転員たちは堰を切ったように真実を語り始めた。

2011年3月、暴走する原子炉。現場の人間はその時、「死の淵」に立った。それは同時に、故郷福島と日本という国の「死の淵」でもあった。このままでは故郷は壊滅し、日本は「三分割」される。

使命感と郷土愛に貫かれて壮絶な闘いを展開した男たちは、なぜ電源が喪失した放射能汚染の暗闇の中へ突入しつづけることができたのか。

「死」を覚悟した極限の場面に表われる人間の弱さと強さ、復旧への現場の執念が呼び込む「奇跡」ともいえる幸運、首相官邸の驚くべき真実……。吉田昌郎、菅直人、班目春樹、フクシマ・フィフティ、自衛隊、地元の人々など、90名以上が赤裸々に語った驚愕の真実とは。

あの時、何が起き、何を思い、人々はどう闘ったのか。ヴェールに包まれたあの未曾有の大事故を当事者たちの実名で綴った渾身のノンフィクションがついに発刊――。

福島第一原発事故の、考えられうる最悪の事態の中で、現場はどう動き、どう闘ったのか。福島第一原発所長として最前線で指揮を執った吉田昌郎のもと、使命感と郷土愛に貫かれて壮絶に闘った人々の物語。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

門田 隆将

略歴
〈門田隆将〉1958年高知県生まれ。中央大学法学部卒。雑誌メディアを中心に、政治、経済、司法、事件、歴史、スポーツなどの幅広いジャンルで活躍。「この命、義に捧ぐ」で第19回山本七平賞受賞。

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みんなのレビュー143件

みんなの評価4.6

評価内訳

紙の本

涙が出るほど感動

2013/01/18 21:42

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:多礼 - この投稿者のレビュー一覧を見る

原子力事故に立ち向かう人間ドラマですが、日本国家を守るため命をはって立ち向かうフクシマフィフティの覚悟は、最近われわれが忘れかけていた国家や他人を守るための覚悟を感じました。自分のことばかり考える風潮が多くなっている中、まさに現在の大事故に立ち向かう姿には涙が出るほど感動しました。精神面からも強い日本を取り戻したいと感じました。

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紙の本

朝日よ、これを読んで恥を知れ!

2014/09/23 19:59

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

福島第一原発の事故は、地域住民の避難解除などいまだ課題は残されているものの、現在までに放射能による死者はゼロ、重大な健康被害も報告されていないという、あれほどの大事故にしては驚異的なまでの被害の少なさであった。だが、これは決して偶然の産物ではなかった。その背後には、最悪の事態を何とか回避するために一丸となって戦った東電職員と自衛隊員たちの決死の事故対応作業があった。
 本書は、そんな勇者たちの知られざる物語である。電気が止まり冷却水の通らなくなった原子炉に水を入れるラインづくりの作業、なおも上昇し続ける原子炉内の圧力を下げる最後の手段であるベント、その後も続いた人力を中心とした給水作業...これらすべてが、今は亡き吉田昌郎元福島第一原発所長とその部下、加えて彼らの指示を忠実に実行した自衛隊員らの命がけの作業によるものであった。これらがなかったら、福島はチェルノブイリの10倍もの惨事となっていたとも言われている。とりわけ事故直後の消防車の手配にはじまり、つねに冷静で適格な指示をあたえ続けた吉田所長は、あの未曾有の大災害から日本を救ったまさに奇跡ともいうべき人材であった。
 放射線量を懸念しながらの不眠不休の作業、食料も日常品も睡眠もまともにとれない中央制御室での生活...描かれているのは、すさまじい限界状況である。外との通信が限られた状況は、また外界からの無責任な干渉や批判を生んだ。その最たるものが管総理の突然の現場訪問であろう。訪問は緊張の現場をいたずらに混乱させ、作業を停滞させるだけであった。本書には、あのイラ管が福島で見せた奇行、蛮行の数々が、本人の言い訳とともに記録されている。それらを読めば、事故の被害拡大の責任の一端を、この無能にさえ収まることのなかった有害な元首相が負っていることは、一目瞭然である。
 吉田とその仲間たち―のちにフクシマ・フィフティとよばれる人びと―のおかげで日本は最悪の事態を免れたが、その業績について知られることもないまま、事故は峠を越した。吉田昌郎が病を得たのはその直後であった。次々と夫を襲った不条理を、夫人はこう回想する。
「どうしてパパはこんなにひどい目にばかり遭うんだろう、神様に嫌われちゃったのかしらって、正直、思いました。あれだけパパは頑張ったのに、と。でも、こういう人が、あの時に福島にいたっていうのは、やっぱり運命だったのか、とも思います。...」
 神様に嫌われたのではない。吉田は、神様にお前しかいないと言われて、そこを任されたのだと私は思う。そういう意味ではまさに運命であった。しかし、日本を救うため彼にあたえられた運命なのだ。だから私たちは、彼とその部下全員に感謝しなければならない。
 先頃、朝日新聞は、福島第一原発の職員の多くが事故後、吉田所長の命令に反して第2原発に避難したと報道したことに関して、社長みずからが謝罪会見をおこなった。本書を読めば、東電の職員はみな命がけで事故に対応し、避難した者も多くが吉田の願いに応じて去っていっただけということがわかる。なのに、なぜ朝日は彼らを辱めるような記事を書いたのかと、怒りがこみあげてくる。問題の記事を書いた記者、それを容認した朝日首脳陣はこれを読み、改めてみずからの罪を大いに恥じていただきたい。

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紙の本

日本を救った男

2016/02/03 01:54

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

あまりに悲惨だった3:11.現場を預かる吉田所長は、本社に盾突いて、というより、本社の意向を無視して己を貫き通した。結果、日本は救われたといっても過言ではない。東電の腐敗体質を見るにつけ、現場に吉田氏がいたことは、大きな意味がある。本書は、まざまざと、それを知らしめた。

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2014/02/23 00:39

投稿元:ブクログ

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2013/11/24 01:41

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2013/05/19 01:21

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2013/10/06 23:15

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2013/07/13 11:59

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2013/02/24 21:55

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2013/06/22 13:47

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2013/08/18 17:52

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2013/09/28 14:18

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2013/09/23 09:03

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2013/03/06 15:30

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2013/10/13 17:43

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