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為末さんの考え方はとても参考になる。アスリートというよりも哲学者みたいな考えはそれだけ人生において色々考えて悩み抜いた先にうまれたものだと思う。
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考え方として、しっくりくることがおおい。挫折とは何か、挫折をすることで初めて強くなって行けるのだと感じた。
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ハードル競技を極めた為末さんの経験、感覚の凄さ。
一流を極めた人でしかわからない世界。
まだまだ二流の自分が一流の世界に触れることが出来たような感覚を持ちました。
自分のすむ世界で一流になりこの感覚を実体験していきたい。
共感できる感覚があったことに喜び。
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人によってはネガティブと思える本かもしれないけど、単なる根性論、理想論に終始しない冷静ながらも暖かな眼差しを文章から感じました。
ワタクシが好きな中村一義の歌の一節にある『現実的な見方をもっても夢は見れる』というのを体現されている方なんだと思います。
Twitterなどで氏の発言やこの本の一言的な物も見れますので興味ある方はそこから導入してみるのもいいかも。
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僕の為末先輩(ただ大学が同じだけw)への尊敬はもろばれではございますが、そんなの全部差し引いても非常に面白い書籍でした。全力推薦。アスリートが競技に向き合う中で考えたことがギュッと詰まっていて、ゆえに毎日を一生懸命生きている僕らに勇気や知恵を与えてくれる一冊です。
その時の状況でギュンギュン刺される箇所は違うとは思うんですが、『ありのままでいることは結構難しい』の章とか、『負けと幸福感は別である』という言葉とか、『大人になることと、自分の中の子どもの部分を殺すことは違うと思っている』とかとか。うひゃーってなるところ多すぎて、何回読めばよいの!?と悩むぐらいです。
今、この瞬間から精一杯、考え問うていこうと思います(2012.12.21読了)
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平成23年最初の読了本。
心身の限界まで追い込んで勝負している人の様々な葛藤とメンタル整理術。全編内省的。
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時間は有限。限られた時間の中で何をするかしっかりと考え一日一日を大事にしていきたい。失敗の中から得られる経験に価値を見出していこう。
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This book is written by Mr.Tamesue,who is a professional runner of 400m hurdles.
In a word, this is the book of attitudes against "failure" or "defeat".
Deeply impressed by his strong mind and positive ways of thinking.
In our lives, there are many "hurdles" and,it is difficult to knock no hurdle over.The number of defeat is ,in most cases ,more than that of winning.
In that sence, his ways of thinking are very important to our lives, I think.
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今の自分には、最高の本だった。夢はたぶん叶わないけど、夢を持つことの大切さ、素晴らしさを教えてくれ、小さなプライドに振り回されないブレない生き方を示唆してくれたり、生きる力を与えてくれる。
もう一度読み返したい珠玉の一冊。
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たぶん夢はかなわないだろうけど、その中でどうやっていくか
余命半年なら、やりのこしたことをやりきりにいく
いい本です
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置かれた状況に関係なく、自分の全力を出しきっておくこと、そのことが後悔を整理することや、物事をきっぱり終わらせるためにもすごく重要な気がしている。
結果がうまくいったかどうかは別として、大事なのは切り開こうという意志。例えば誰かに殴られて、顔が横を向いてもその顔をフット正面に戻した瞬間、その記憶が保存されて、それが自分の自信の鍵になると僕は思っている。
若者が完璧を信じ、完璧を追い求めるのは、人生はまだまだ先が長いと思えるからだ。
挫折を早くに味わうことは、自分の「弱さ」を早く知るという利点もある。
自分は弱い。そのことを知らなければ本当の意味で強くはなれず、そのことから逃げれば、弱さを隠し、言い訳をして生きるしかなくなる。自分の弱さを受け入れるには、気力も体力も必要だ。若いうちに、早いうちに挫折を経験すれば、立ち直りも早くなる。
恐れずたじろがず、1日も早く挫折を味わってほしい。
長所も短所も相互関係。「この欠点さえなければ」とか、「自分のこんなところさえなければ」と、人はいろいろ思う。けれど、そこをなんとかなくそうと考え過ぎてしまうと、長所さえも削れてしまう。人間は本来「かたより」があって、でこぼこしていて、それが魅力になったり、個性になったりする。
自分の持てる力をすべて出してやった後は、悲しさや寂しさを超えて、「ダメなものはダメだったよね」といい清々しさがある。
「どうやったってダメだったよね」「でも、やれるだけやったよね」という感覚。
自分自身を思い残すことなく卒業させてあげるためにも、万全の準備とそのときの全力を尽くす。そこに、おおいに意味があるのだと思う。
夢を持つのは叶えるためじゃなく、一度どこかで破れるため。破れることがわかっていてもなお夢を持つこと、自分はこれになってみるんだという野心を持つこと、何かを乗り越えようと挑むことこそが大事なのだ。
身の丈を把握することと、モチベーションを保ち続けて挑戦し続けること、そして継続できることは実はすごく関係がある。
負けたり失敗したりしながら、そこには慣れず、うまくつき合いながら一番を目指して全力で生きていく人生は、決して悪くないと思う。
「自分はなぜ一番を目指すのか」を考えることは意外と奥深い。
がむしゃらに一番を目指す人もいるけれど、「一番になる」ことにちょっとした楽しさを見出している人も多い。苦行の末の一番というのもそれでありだけれど、クリエイティビティを保つために毎日「自分なりの面白さ」を追っていくのは、大事な気がする。
ここが限界というところには、どんどん動いてぶつかってみるのがいいけれど、「感覚」を磨くには観察しかない。観察することで、「感覚」はやがて実感となる。
人は毎日老いる。だったら、今日という日を一生懸命に生きることしかない。
大人になることと、自分の中の子どもの部分を殺すことは違うと思っている。
自分の中の子どもというのは、夢中とか無邪気のこと。子どもの無邪気さが発するエネルギーとひらめきには、ものすごいパワーが存��する。
残酷な現実は、「努力」は「夢中」に勝てず、「義務」は「無邪気」に勝てないということ。
どんな世界に生きている人でも、イノベーションのきっかけとなるような揺さぶりや小さな変化は、日々、必要だ。その機会を意識的に作り出している人は、次につながる大きな一歩を踏み出せる。
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為末元選手はやはり異色のアスリートだ。現役時代から投資の本を書いたり、実業団に所属していなかったり、ほんと異色のアスリートだ。最近は体罰などが問題になっているが、これは教育やスポーツの現場だけではなくほかの分野にも当てはまること(体罰がということではなく、上からの指示がないとできないということが)。為末さんの本を読むと元気になる。
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この本の中で印象に残った言葉は、『いつもの毎日を「続ける」ことは、他の人生を毎日「あきらめる」ことでもある。』です。例えば、amazonの創設者が起業していなかったら今のamazonの普及とオンライン書店の便利さを我々は享受していなかっただろう。著者は他の人生をあきらめ、ひたすらハードルに向き合い続けた。いつもの毎日を続けることで叶う夢もあれば、どこかで他の人生を選ぶことによって、さらに輝く人生もあり、何をあきらめて、何をあきらめないかの判断が大事。どんなことが好きで、自分が打ち込めて輝けるのかを知ることで、自分の可能性が大きく広がると思う。
著者は、「夢はたぶん叶わない」と言う。ただその夢に向けた努力や葛藤は本当にムダだったのだろうか、と問いかける。勝ちと負けはスポーツのような勝負の世界で明確に分けられるが、「一番」になるのは瞬間的な事象で、勝ち続ける人生なんてものすごく難しいことであり、一か月もたつとその余韻から引き戻され、次の目標をたてなければいけなくなる。負けイコール不幸ではなく、負けと幸福感は別次元のものだと考える。夢破れるために、キラキラと輝く人生もある、と言う。
夢は身の丈にあった手の届きそうな目標を掲げ、モチベーションを維持・継続することが望ましい。ただ高校の総体や大学のインカレを目標に努力していた周りの学生と、最初からオリンピック・世界を目標に努力していた著者の間には、到達できる高みがまったく違っていた。手の届く目標をクリアした後はさらに次の目標をたてる終わらない夢をみる力や大きな世界観も必要であると感じられた。反省もほどほどに自己肯定をしながら、進んでいけばいいとの言葉には、しょっちゅうくよくよしたり、自分を認められなくなる中で大きな励ましの言葉に聞こえる。
また自分は大した人間じゃないんですよ、という予防線をはる場合、それは期待や信頼を裏切ることを恐れ、人からの評価や目線に過度にこだわっている裏返しでもあり、自分への自信のなさでもある。自己評価が揺れて、自己肯定感が弱いと、人前で動揺したり、緊張したりする。著者はこんなものでしかない自分、ありのままの自分を認めなければいけない、と言う。
自分の人生に悲観的な人は今までの自分の人生とそこから予想できる将来ではとても成功なんてできない。自分の能力ではここまでが関の山だろう、と自分の可能性を今までの人生・今の自分の置かれている状況の枠の中に制限してしまっているように思う。
負けてしまえば、それまでの努力はすべて水の泡と思わずに、それまでの苦労や回り道はすべて自分の現在につながっていて、そこから多くを学んだと思えば、成功以外はすべて失敗ではなく、勝利や成功に向けた努力や過程をポジティブに受け入れ、評価することができる。
負けてもOK,失敗してもOKではなく、あくまで勝つこと、成功することを目指しながら努力をしていく中で自分が成長し、次のステージへとステップアップすること、どこかで夢破れることを理解しながら、どうせ叶わないなら、最初からトライしないのではなく、やれるだけやってみる。だめだったけど、自分はすごいところまで来ていたと自己肯定できる、著者の為末大さんが歩んだそんな人生に自分もトライしてみたい、と思った。
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考え方に共感できる部分が多い。
多分、大部分の人が感じているけど面と向かって言ってはくれないコトを言ってくれている本だと思う。
大切なメッセージが沢山詰まった作品、多くの人にオススメしたい。
自分は身近な大事な人にプレゼントしました(4冊)
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「走りながら考える」なんて、駄目な経営者の言い訳じゃないか、と思うかもしれないけど、本当に走っていた人の話、なので、それでいい。
失敗のやり方であり、そして右肩下がりの人生を、どう生きるか。なんていうと、とても暗い後ろ向きな本に見えるかもしれないけど、でも人生はそういうもんだろう。ずっと一番だった若かりし競技生活から、敗北と恥を知って、そのあとも失敗をしながらの、ハードルの越え方。
そして人生は必ず時間切れになる。そんな予習と復習が入り混じった本。